SOMA Laboratoryから怒涛のリリースラッシュ!
ドラムマシン Pulsar-23 と周辺製品
・Pulsar-23(6色) : セミモジュラー・タイプのオーガニズミック・ドラムマシン
・Pulsar-23 Screw(6色) : Pulsar-23の端子にネジを採用したローコスト版
・Pulsar-23 Utilities : Pulsar-23の機能を拡張するユーティリティ
・Pulsar-23 Deck Saver : プロテクトカバー
・Pulsar-23 Soft Case : ソフトケース
シンセサイザー
・ENNER (エナー) : センサーに指や手のひらで触るアナログ・シンセサイザー
・TERRA (テラ) : ポリフォニック・マイクロトーン・デジタル・シンセサイザー
シーケンサー
・ORNAMENT-8 (オーナメントエイト) : 有機的なシーケンサー
・Lyra-8 Sensor Adaptor : ORNAMENT-8 とLYRA-8 を接続するオプション
ガジェット
・COSMOS : アンビエント・ミュージックに最適なメモリーデバイス
・RUMBLE of ANCIENT TIMES (RoAT) : 8 ビット・ノイズ・シンセサイザー&シーケンサー
・QUANTUM OCEAN : 実験的なエレクトロニック・シャーマニズム・デバイス
ドラムマシン Pulsar-23 と周辺製品
PULSAR-23(パルサー・トゥエンティスリー)はセミモジュラー・タイプのオーガニズミック・ドラムマシンです。
コンパクトな筐体に23の独立したモジュールを収めたセミモジュラー構造で、有機的なリズムを演奏できます。
LR(ルーパー/レコーダー)によるリズムのプログラミング、パーカッション・サウンドとベース/メロディラインを生成できる4つのサウンドモジュール、CV コントロール可能な強力なエフェクト、アリゲーター・クリップ・ケーブルによるパッチングなど、数多くの実験的要素により、その可能性は”ドラムマシン”という領域に留まりません。
このサイズの筐体の中に119のピン(パッチポイント)、55のノブ、11のスイッチを搭載し、ユーロラックや外部のエフェクターなどを接続する方法も豊富に用意されています。ライブ・サーキット・ベンディングで、電子部品や有機物、アーティストの「肉体」をも PULSAR-23 のサウンドに介入させることができます。
スタンドアロン、外部 MIDI 信号によるコントロール、CV コントロールの3つのモードでコントロール可能ですが、明確なモードの区別は無く、これらを任意の組み合わせと割合で同時に使用できます。
※本製品には Pulsar-23 Soft Case と SOMAのロゴTシャツ2枚が付属します
Pulsar-23 Screw
高価なパルサー・ピンの代わりにスクリュー(ネジ)を使用することで、より低価格を実現したモデルです。
Pulsar-23 Utilities Pulsar Pin
ドラムマシンPULSAR-23の機能を拡張するためのシンプルな補助モジュール。スイッチ、抵抗、コンデンサーなどの受動パーツと各種アンプとウェーブシェイパー(リニア、ノンリニア、制御型、非制御型)から構成されており、パルサー以外の機材(ユーロラック・モジュラーシンセなど)にも使用できます。パッチング用の端子には高信頼性のパルサーピンを使用したプロバージョン。
Pulsar-23 Utilities Screw
Pulsar-23 Utilitiesのパッチング用端子に汎用のネジを使用したコストダウンモデル。
Pulsar-23 Deck Saver
PULSAR-23 専用デッキセーバー
Pulsar-23 Soft Case
Pulsar-23用ソフトケース
シンセサイザー ENNER (エナー)
ENNER (エナー)は、ビット、パッド、FX、ノイズ、クリック、グリッチを生成することができる非常に表現力豊かなサウンド・ツールです。また、アナログ FX を内蔵したクールなボーカル・マイクとしても機能します。想像力豊かで ENNER の演奏経験があるミュージシャンなら、このシンセだけでエキサイティングなギグを演奏できます。
楽器としての ENNER は、サウンドを生成するすべての信号が身体を通過し、身体によって管理されるという基本原理を持つユニークなアナログ・シンセサイザーです。手が回路の中心になります。指や手のひらのさまざまな部分でさまざまな圧力をかけながらさまざまな接触パッドに触れ、身体に信号を通過させることで、ミキシング、ボリューム、音色、フィードバック、その他のシンセシス・パラメータが決まります。人間の皮膚は、私たちが考えるよりもはるかに複雑な電気的特性を持っています。私たちの皮膚は、抵抗だけでなく、いくつかの容量特性や、電流による導電率の非線形依存性、電流の方向、電流が流された時間さえも備えています。これらすべてがサウンドに影響し、シンセシス・プロセスの重要な部分を担います。
ENNER のすべてのポットは金属製で、入力または出力としても機能します。ポットに触れると、パラメータを変更できるだけでなく、オーディオ信号をパッチすることもできます。
SOMAのロゴTシャツが1枚付属します
SOMAのロゴTシャツが1枚付属します
シンセサイザー TERRA (テラ)
TERRA(テラ) は、非常に独特な機能とアプローチを備えた多面的なポリフォニック、マイクロトーン、デジタル・シンセサイザーです。自然素材とフォルムを用いた、ユニークで超ミニマリストなインターフェイスとデザインが特徴です。TERRA は、楽器を構築するための新しい原理と、楽器と対話するための革新的な方法を探求しています。
革新的なキーボード・デザインは、新しい演奏テクニックをもたらし、グランドピアノの全音域をカバーし、各音符を半音あたり125ステップの精度で調律することができます。このようなシンプルなキーボードでこの音域を実現するために、私たちは4つのセンサーを追加した独自のピッチ・シフト・システムを設計しました。4つのセンサーの組み合わせを変えることで、最大3オクターブ上下、5 度、4 度、3 度、全音など、16種類のキーボード・トランスポーズが実現します。TERRA は、グランド・ピアノの全音域を非常にコンパクトなデザインで実現できるだけでなく、メロディーやコードを演奏するためのまったく新しいアプローチも提供します。
SOMAのエンブレムとロゴTシャツが2枚付属します
SOMAのエンブレムとロゴTシャツが2枚付属します
シーケンサー ORNAMENT-8 (オーナメントエイト)
ORNAMENT-8 は8つの「セル」で構成されたモジュラー・スタイルのオーガニズミック・シーケンサーです。ユニークな特徴は、それぞれが独立し同じ機能を持つ8つのディレイラインである「セル」を搭載した、完全な「モジュラー構造」であるという点です。時間的な次元を持つアナログ・コンピュータであり、セル同士をパッチングすることでシーケンスを構築し、LYRA-8、PULSAR-23、ユーロラック・システム、その他 CV に対応した外部機器をコントロールします。
ORNAMENT-8 は「ピン」と呼ばれるパッチポイントを付属のアリゲーター・クリップ・ケーブル(ワニ口クリップ・ケーブル)でパッチングすることで、シーケンスや挙動をプログラムします。例えば隣り合うセル1〜4の TRIG Out と TRIG In を順番にパッチし、セル4の TRIG Out をセル1の TRIG In へ接続することで4ステップのシーケンス・ループが完成します。SET ボタンを押すとそのセルの状態が有効になり、TIME ノブで設定した時間が経過するとTRIG Out からトリガーを出力し、次のセルをトリガーします。この動作が連鎖することで4つのセルがループして CV を出力します。RESET ボタンを押すとそのセルの状態が無効になります。
ORNAMENT-8 とLYRA-8 を接続するオプション
ガジェット
COSMOS
アンビエント・ミュージックに最適なメモリーデバイス
COSMOS (コスモス)は、音楽を通して瞑想状態に働きかけるようにデザインされた、ドリフティング・メモリ・ステーションです。コントロール、機能、そして作り出されるサウンド・スケープは、無限の空間、流動性、自発的な展開、臨場感、聴覚、静けさ、微妙な調和の体験、そして世界全体を包み込む幸福感など、瞑想によって得られる状態や体験を、パフォーマーとリスナーの両者に呼び起こすことを目的としています。
機能としては、COSMOS は大規模なサウンド・メモリの配列であり、録音された音は絶えず組み替えられ、常に変化するサウンド・スケープを自発的に生成します。それには、次の3つの手法を使用しています。基準となる大きな数との関係の数学的なシフト (各ディレイラインはそれぞれ異なる数を基準としています)、LFOによる非同期の処理、ゆっくりと変化するカオティックなシグナルによるモジュレーション。これらにより、ルーパーで得られるような煩わしく繰り返すだけのループではなく、絶えず変化し続けるサウンド、そしてそのレイヤーを作り出します。
COSMOS は、アンビエント・ミュージックに最適な、豊かで流動的で進化するサウンド・スケープを生成します。COSMOS を使えば、スタジオであらかじめ仕込んでおいたシーケンスやバッキング・トラックのような、「今この時」を表現することのできない素材を使うことなく、自然な流れの中で、瞑想的なソロ・コンサート全体を演奏することができます。
Rumble of Ancient Times (RoAT)
初期 PC 時代の巧みなプログラミングにヒントを得て設計された 8 ビットのノイズ・シンセサイザーおよびシーケンサー
RoAT は、濃密なノイズ・スケープから多様なグリッチのリズム・パターンまで、さまざまなサウンドを作成でき、コンパクトで持ち運びやすいこの楽器は、多くの要素を組み合わせることで、驚くような音楽的結果を生み出します。
シンセサイザーの 「心臓部 」には4つのサウンド・オシレーターがあり、それぞれ調整可能な波形と、オシレーターの音色や音量を変調できる個別のLFOを備えています。各オシレーターの変調信号は、FM、リング・モジュレーション、ビット単位の論理演算などを含む 1,536 種類の複雑な加算アルゴリズムを使って他の信号とミックスされます。
シンセには、独特の Lo-Fi キャラクターを持つ8ビットのレゾナント・ローパス・フィルターが搭載されています。
内蔵シーケンサーは、外部機器と同期でき、クロック出力も行えます。
RoAT は、バッテリーにより駆動し、1セット(1.5v 単4アルカリ電池x4本)で最大130時間動作します。
RoAT は、古い冷蔵庫やその他のシンプルな電子機器の「頭脳」に使われているような、非常にシンプルな8ビット・マイクロコントローラーで作られています。非常に賢いプログラミングのおかげで、多くの機能を備えた非常に高性能なシンセを駆動することもできます。
また、現代の消費者向け電子製品とはまったく対照的に、業界のリーダーたちが時代遅れだと考えているチップのコードを効率化して使い、このシンセサイザーができあがっていることを称賛するとともに強調しています。私たちは、テキストエディタが1GB 以上にもなり、電子メールのチェックのような単純な作業でも、最新の OS と強力な処理能力を必要とする時代に生きています。コア・タスクは 15 年前と何ら変わらないにも関わらず、計算能力はほんのわずかです。
そこで RoAT は、数十年前に開発および製造されたチップを何百万トンものゴミにするのではなく、革新的な使用法で新しい種類のエコロジカルな考え方を提案します。産業界が時代遅れとみなすように強要した技術は今でも使用でき、またそれは消費電力が非常に低いという利点もあるのです。これは、地球を傷つけ、貴重な資源を無駄にする計画的陳腐化ラッシュを急ぎ足で疾走するよりも、環境に優しいアプローチなのです。
RoAT は、SOMA 開発チームに加わった新しいクリエイティブ マインドである Kakos Nonos によって設計およびプログラムされました。彼の非常にユニークな電子楽器製作スタイルは、質の高い職人技、高度なプログラミング、そしてグースリ、ハーディ・ガーディ、バグパイプなどの中世のアコースティック楽器への愛情を兼ね備えています。
QUANTUM OCEAN
実験的なエレクトロニック・シャーマニズム・デバイス
QUANTUM OCEAN は自己の内省と知覚の新たな可能性を促進する、実験的なエレクトロニック・シャーマニズム・デバイスです。 QUANTUM OCEAN は、3.5mm ヘッドフォン・ジャックを介してアナログ・バイノーラル・ノイズを出力します。この装置の設計哲学を解説した本、QO-book(英文)が付属しており、QUANTUM OCEAN を最大限に活用するためのエクササイズも掲載されています。9V 電池で動作するため、どこにでも持ち運ぶことができますが、電磁干渉のない空間で最適に動作します。ボリューム・コントロールを使用して快適な音量を設定し、正確な低音再生とフラットな周波数レスポンスを備えた高品質なヘッドフォンを使用することを推奨します。
QUANTUM OCEAN の四隅には、2つのセンシティブ・パッドと2つのトランスミッティング・パッド、合計4つのパッドを搭載しています。センシティブ・パッドを使用して外部オブジェクトに QUANTUM OCEAN をチューニングします。これらは人体に存在するわずかな電気に対し敏感に反応します。指先が特定のオブジェクトや概念に焦点を合わせてパッドに触れることで、量子プロセスに影響を与えることができます。トランスミッティング・パッドは逆に機能し、QUANTUM OCEAN の心臓からわずかなインパルスを送信します。このインパルスは皮膚を通過して、この瞑想マシンの基礎となるプロセスとダイレクトに接触します。深呼吸し、心を清め、ヘッドホンを装着し、QUANTUM OCEAN に集中しましょう。
記事内に掲載されている価格は 2024年8月14日 時点での価格となります。
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