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SONYが単一指向性コンデンサーマイクロフォンの新製品C-80を発表しました!
SONYのマイクロフォンといえばC-800Gなどに代表されるスタジオの定番レコーディング機材として多くのユーザーに愛用されていますが、C-80はそうしたこれまでの技術を受け継いで、新たにC-80用マイクカプセルを開発。
他にもマイクボディなどC-800GとC-100から継承した「防鳴筐体構造」を採用し、クリアな音を実現しているということで、これはボーカルや楽器、ボイスコンテンツを自宅で収音するのに適したコンデンサーマイクロフォンの登場と呼べそうです。
市場想定価格59,400円 (税込)で、2022年12月9日発売予定(メーカー公式サイトより)
SONY https://www.sony.jp/microphone/products/C-80/
11/16(水)から開催される、InterBEE2022のROCK ON PROブースでも展示する予定ということですので、こちらも楽しみですね。
話題必至のマイクロフォンC-80を、現地で取材してきます!
自宅で収音するのに適した単一指向性コンデンサーマイクロフォン
●音の存在感を際立たせるφ25マイクカプセルの実装
高音質で定評のあるC-100用マイクカプセルを踏襲し、新たにC-80用マイクカプセルを開発。バックプレートの音響インピーダンスを低減し、高感度化を実現。
高強度、高絶縁性を有する、ポリエーテルイミド(PEI)に高精度な樹脂切削加工を施した絶縁構造材を使用。
カプセルケース、背面電極には高精度な切削加工による真鍮(ちゅう)を採用。振動膜には24金蒸着を施しています。これらを高精度に組み立て加工することで、高精度、高純度な歪みの少ない収音を実現しています。
●近接効果を抑制し、安定した録音・配信を可能にするデュアルダイアフラム構造
カプセル背面には、「音響移相回路」を採用することにより、表面から収音する音質のみならず、背面から収音する音質の調整も行い、単一指向性を実現しています。音源がマイクに近づくと、近接効果と呼ばれる低音域が強調される現象が発生します。C-80は、マイクカプセルの背面側にも振動膜を配置するデュアルダイアフラム構造により、C-100と同等レベルの近接効果抑制を実現します。ボーカル やボイス収録などの際に口元をマイクに近づけても、安定した録音・配信が可能です。
●C-800G/C-100から継承した「防鳴筐(きょう)体構造」を採用
マイクボディにはC-800GとC-100から継承した「防鳴筐(きょう)体構造」を採用し、ボディの鳴きを低減することで濁り音を排除し、クリアな音を実現します。また、屋外からの騒音 、自宅内の機器などから発生する不要な低周波ノイズを抑制する ローカットフィルター、過大な入力音による歪みを最小限に抑えるパッドスイッチ機能も搭載しています。
●その他の特徴
・信号ラインの抵抗に高精度な金属皮膜抵抗器を採用。力強く、精度の高い音質を実現
・出力端子には、接点に金メッキを施したXLR-3-12Cタイプを採用
・ローカットフィルター搭載
・パッドスイッチ機能
記事内に掲載されている価格は 2022年11月15日 時点での価格となります。
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