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SSL JAPANが米国Harrison Audio製品の取り扱い・販売を開始しました!
取り扱い開始製品は同社から初めての500シリーズモジュール3種(マイクプリ/EQ/コンプ)で、Jensen JT-MB-CPCAトランスを使用したマイクプリ「32C Pre+」、Harrison社の有名なプロポーショナルQを再現した3バンドEQ「MR3EQ」、THAT 2180 VCAを使用したコンプレッサー「COMP」となります。
いずれもウォームでアグレッシブな伝説のHarrisonサウンドを提供することができるモジュールです。
伝説のHarrisonアナログコンソールサウンド
ハリソン・コンソールは、歴史上最も高く評価され、影響力のある音楽の創造に貢献してきました。マイケル・ジャクソン、ABBA、レッド・ツェッペリン、クイーン、ドナルド・フェイゲン、その他多くのアイコニックなアーティストが、ハリソンのプロダクション・ツールを頼りに、マルチ・プラチナム・アルバムを制作してきました。Harrisonの最新の500シリーズ・モジュールは、ブルース・スウェディエン、ロジャー・ニコルズ、ラインホルド・マックなどのエンジニアが、現代でも輝き続ける普遍的な音楽を作るために信頼したサウンドと機能を提供します。
32C Pre
32C Preは数多くの名盤のレコーディングに使われた歴史に残る名機 32 シリーズコンソールのプリアンプをベースにしています。豊かなローエンドと広がりのあるミッドレンジ、スムーズなハイエンドはまさにウォームでリッチな ” THE SOUND OF Harrison” を実現しています。
さらにオリジナルの32 シリーズコンソールに搭載されている伝説的なハイパス&ローパスフィルターを搭載。フィルターには音楽的な12dB/ オクターブのスロープがあり、ハイパス・フィルターには特徴的な3dB のレゾナント・ピークがあります。HPFは25Hz – 3.1 KHz、LPFは160Hz – 20KHzです。
また32Cpre+は+20~ +70dBのスムーズなゲインを実現し、リボンマイクを含む様々なマイクを駆動できます。位相変換、48V、-20 パッド、HiZ インピーダンス・スイッチに加え、フロントパネルには1/4 インチ・ジャックとXLR のコンボ・コネクターが装備されています。
MR3eq
もともとHarrison MR3 スタジオ・コンソール用に開発されたMR3eEQ は、Harrisonの最も人気のあるEQデザインの1つとして有名で、そのパンチの効いたスムーズなサウンドとパワフルなスカルプティング能力は多くの楽曲制作に使用されてきました。このパワフルな3 バンド・パラメトリック・イコライザーは、低域と高域に6dB/オクターブのShelfバンドを搭載しており、Harrison の有名なプロポーショナルQによる2ndベル・レスポンスに切り替えることができます。MR3EQのフレキシブルな設計とパワフルなスカルプティング能力により、様々なソースを強化する多用途なツールとなり、トラッキングとミックスダウンの両方のシーンで同等の効果を発揮します。
Comp
500 Seriesモジュールは、卓越したアナログ・パフォーマンスを実現するTHAT 2180 VCA チップを使用した、クラシックな「フィード・フォワード」設計に基づいています。コンプレッサーのアタックは自動で入力信号に応じて最適なアタックタイムを提供します。
リリース・タイムは連続可変です。これらのパラメーターにより、Comp モジュールは透明なレベラーから高度にサチュレートされたバイブ・コンプレッサーへと変化し、幅広いソースに個性と興奮を加えることができます。Comp モジュールは、非常にフレキシブルなダイナミクス・プロセッサーです。ギターやボーカルに最適な透明な「レベラー」設定では、1:2のレシオと高速リリースを使用し、2~3dBのゲインリダクションを適用します。ドラムやベースには、レシオとスローリリースの組み合わせでバイブ・コンプレッサーとして使用できます。
記事内に掲載されている価格は 2024年7月17日 時点での価格となります。
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