Steinbergのバージョンアップした楽譜作成ソフトウェア「Dorico 6」を発売しました!
Doricoは「作曲者、演奏者のモチベーションを格段に高める新次元の楽譜作成ソフト」をコンセプトに、2016年にスタインバーグより、作曲家のために一からデザインされた唯一の楽譜作成ソフトウェアとして登場しました。それから9年。より扱いやすく、よりユーザーフレンドリーな機能を加えながら進化して、このVer6に。
『Dorico 6』では、編集中の⾃動チェック機能や、エングレービング機能の改良が⾏われました。さらにループ再⽣しながら編集結果を即時反映する機能やフィルビュー機能も追加され、正確で迅速な楽譜作成が可能です。
グレースピリオドについて
2025年3月27日以降にDorico Pro / Elements 5, 4, 3.5, 3 または 2 をアクティベートした方は、MySteinbergを通じて無償でそれぞれ Dorico Pro / Elements 6のライセンスをご入手いただけます。
Ver6の新機能
Ver6でどんな機能が加わったのか。ここでは主要な新機能について紹介していきます。
1:校正パネルの搭載
楽譜の編集に伴って記譜内容を自動的にチェックし、リハーサルや録音現場で疑問になりそうな箇所をハイライトします。
2:カッタウェイ機能(PRO版のみ)
ルトスワフスキ、リゲティ、ベリオ、ストラヴィンスキーらの作品で用いられたようなカッタウェイ譜の作成に対応しました。この譜面をワンクリックで表示します。
3:コード記号の改良(SE版のみこの機能はありません)
複数行でのコード記号と延⻑線の表示に対応しました。カスタマイズしたコード記号を標準の外観設定に上書きすることも可能となりました。
4:サイクル再生(リピートして確認)
スコアを入力編集中に任意の範囲をループ再生し、編集結果を確認しやすくなりました。
5:フィルビュー(視認性を最適化)
ウィンドウの幅と高さに応じて、組段を無駄なく表示できるようになりました。
Doricoシリーズのラインナップ
Dorico Proはプロの作曲家、アレンジャー、出版社、教育者向けです。
Dorico Elementsは基本機能を凝縮し、家での使用や学生に適しています。
Dorico Pro
Dorico Elements
記事内に掲載されている価格は 2025年5月2日 時点での価格となります。
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