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Steinbergが「WaveLab 11シリーズ」を発表しました!
WaveLab 11では、多くのユーザーからご要望いただいていたVST3プラグインエフェクトパラメーターのオートメーションへの対応や、マルチトラックインターリーブファイルの読み込み/編集/保存/書き出しに対応するなどワークフローを大幅に改良しました。
WaveLab 11の新機能概要
・VST3プラグインのオートメーション編集可能(Pro)
モンタージュウィンドウ上のオーディオクリップにVST3プラグインの各パラメーター用のエンベロープを表示し、オートメーションデータとして編集することが可能です。
・マルチチャンネルインターリーブファイルの取り扱いに対応(Pro:最大22.2チャンネル、Elements:最大5.1チャンネル)
2チャンネル以上のマルチチャンネルインターリーブファイルの取り扱いに対応しました。 インタリーブファイルを読み込み、編集し、インタリーブファイルとしての保存、書き出しが可能です。
・アンビソニックスファイルの取り扱いに対応
(Pro: 最大7次オーダー/64チャンネル、Elements: 1次オーダー/4チャンネルのみ)
”.wav”、”.ambix”、”.amb”のアンビソニックスフォーマットファイルに対応。 WaveLab Proは最大7次オーダーまで、WaveLab Elementsは1次オーダーのチャンネルレイアウトに対応しています。
・トラックグループ対応(Pro)
複数のトラックやステムをグループバスにまとめモンタージュアウトの前段でのエフェクト処理、ゲイン調整、パンニングが可能です。
・フルカスタマイズ可能なマルチメーター解析プラグイン「SuperVision」搭載(Pro)
Cubase Pro 11に搭載のメーター解析プラグイン「SuperVision」を、WaveLab Pro 11に搭載しました。
・標準装備メータリングツールの充実(Elements)
WaveLab Elementsは、標準装備のメータリングツール「レベルメーター」「オシロスコープ」「スペクトロスコープ」に加え、新たに「フェーズスコープ」「ビットメーター」「ウェーブスコープ」「スペクトロメーター」を装備しました(これらは上記「SuperVision」とは異なり、WaveLab Proには既存のメータリングツールです)。
・新たに5つのプラグインを搭載(Pro)
「DeReverb」「lin pro dither(powered by MAAT Audio)」「Frequency 2」「Squasher」「Imager」「Quadrafuzz 2」「MixConvert V6」「VST AmbiDecoder」(WaveLab Elementsには、上記プラグインの内「lin pro dither」の簡易版「lin one dither」を付属しています。)
・オーディオトラックにダッキング機能を装備
ポッドキャストなどのデータ作成の際に便利なダッキング機能をオーディオトラックに装備しました。会話中のバッググランドミュージックのレベルを自動で簡単に調節可能です。
・トラックインスペクターにCleanセクション、Enhanceセクションを装備
ポッドキャストなどのデータの編集で必要とされるノイズ除去やボイスエキサイター、EQなどのエフェクターをインスペクターに装備しました。即座にそれらエフェクターを呼び出して編集可能です。
記事内に掲載されている価格は 2021年9月14日 時点での価格となります。
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