
TK Audioがデジタル環境にアナログの温かみをもたらすハーモニクスジェネレーター&カラーボックス「Transformer」を発売しました。
3種類のハーモニクスステージ(TX Drive・Sat・Ge)を搭載し、ドライ/ウェットのブレンドコントロールやM/S処理、トランス結合クラスAステージにより、DAWでの作業が中心のエンジニアに最適なアナログサウンドを提供するレコーディング&ミキシングツールです。
3種類のハーモニクスステージ搭載!デジタル環境にアナログの温かみをもたらすレコーディング&ミキシングツール


TK AudioのTransformerは、複数の異なるハーモニクスステージを使用してサウンドにアナログならではの色彩感や個性を加える、レコーディング&ミキシングツールです。
本機はハーモニクスジェネレーターセクションと、パンチのあるヴィンテージトーンを持つトランス結合クラスAステージの、2つのセクションで構成されています。
●主な特徴
• 3種類のハーモニクスステージを搭載(TX Drive・Sat・Ge)
• ドライ/ウェットをブレンドコントロールで調整
• M/S機能でミッド/サイドを個別処理
• トランス結合クラスAステージ搭載
• 41ステップのディテントポテンショメーターにより正確な再現が可能

TX Drive(トランスフォーマーサチュレーション)
最初のハーモニクスステージで、トランスフォーマーサチュレーション回路です。単一のコントロールでレベルを一定に保ちながらサチュレーション量を変化させることができます。低域に約1%のハーモニクス(歪み)と穏やかな高域の倍音を生成し、30Hz付近に2dBのバンプを加えます。ドライブコントロールを回すと、低音域の音量の持ち上がり具合と高域の倍音は減少しますが、低域のハーモニクスは約1%のまま維持されます。
Gain
TX Driveの後段にあるゲインコントロールで、後続のSatおよびGeステージをよりハードにドライブしてハーモニクスを増加させることができます。最大+20dBのゲインが得られます。
Sat(パッシブサチュレーション)
第2のステージはパッシブサチュレーション回路で、多くの奇数次倍音を加えます。Evenスイッチを有効にすることで偶数倍音も加えることができます。ハーモニクス量はステージへの入力レベルによって変化します。
Ge(ゲルマニウムステージ)
第3のステージはアクティブなゲルマニウム回路で、奇数次よりも多くの偶数倍音を加えます。ハーモニクスの組み合わせと柔らかい高域特性により、心地よいヴィンテージサウンドを持ちます。
Output Trim
SatおよびGeステージの後段にあるアウトプットトリムで、ブレンドコントロールに入力する前のレベルを微調整します(-20dBから0dB)。
Blend
ブレンドコントロールでハーモニクスステージのシグナルとドライシグナルをブレンドすることができます。41ステップのディテントポテンショメーターにより正確な再現が可能です。
M/S機能
M/S機能により、ミッドチャンネルとサイドチャンネルを異なるハーモニクス回路で個別に処理することができます。例えば、ミッドチャンネルにTX Driveを使用して低域ハーモニクスを加え、サイドチャンネルにSatやGeステージを使用するといった組み合わせが可能です。なお、クラスAステージはM/SエンコーダーとデコーダーとM/Sの後段に配置されているため、M/Sモードでの使用はできません。
Class-A(クラスAステージ)
ブレンドコントロールとM/S機能の後段には、選択可能なトランス結合クラスAステージがあります。1970年代初期の英国クラスAサウンドに関連する、ファットでパンチのあるサウンドとミッドキャラクター、シルキーな高域を加えます。HFブーストスイッチを有効にすることで、わずかなエアー感をサウンドに加えることもできます。
記事内に掲載されている価格は 2026年3月9日 時点での価格となります。
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