Vienna InstrumentsがSynchron Stageで収録されたチェンバー・ストリングス音源「SYNCHRON ELITE STRINGS」を発表しました。
『SYNCHRON ELITE STRINGS』は、豊富なアーティキュレーション、自然なトランジション、そして高品位なサウンドを誇る、チェンバーストリングス音源です。編成は1stヴァイオリン6名、2ndヴァイオリン5名、ヴィオラ4名、チェロ4名、コントラバス3名と、同種の音源からは比較的大きな構成で、『SYNCHRON-IZED CHAMBER STRINGS』と比べても低音パートが増強された構成であることが特徴です。
低域の増強により、昨今の映画音楽などで聴かれるような、より現代的でアグレッシブなアプローチをとることができるようになっています。また『SYNCHRON STRINGS PRO』で導入されたアプローチである実際の演奏からサンプリングする手法も取られました。実際の演奏から何千ものアーティキュレーションをレコーディングして組み合わせることで、世界最高峰のウィーン演奏家たちの芸術性をそのまま収めることに成功しています。
スモールアンサンブル構成の音源は、大きな編成のものと比べて俊敏なレガートを得意とし、素早いパッセージにも対応します。また線がくっきりしたような、明瞭で汎用性の高いサウンドのため、オーケストラ楽曲の他にもポップスなどの広いジャンルの楽曲に最適です。
この発売を記念し、27%OFFのイントロプライスで税込¥44,660(通常価格税込¥61,160)となります!
期間は4月28日まで!このチャンスをお見逃しなく!
世界最高峰のウィーン演奏家たちの芸術性をそのまま収録!
豊富なアーティキュレーション
世界最高峰のミュージシャンが生み出す魔法の源泉は、ノートの始まりとリリースにあります。本製品ではレガート、ポルタメントを含む全てのロングノートに、4種類のアタック(ソフト、レギュラー、ファスト、マルカート/スフォルツァンド)と2種類のリリース(レギュラー、ソフト)バリエーションを収録しており、演奏家たちの繊細なニュアンスを表現します。
また同じくすべてのロングノートにはレギュラー、モルト(より強い)、センツァ(ノンビブラート)の3種類が用意されており、オートメーションによってシームレスに移行することができます。さらにSynchronライブラリとしては初となる「Performance Detache」パッチを収録しました。
使い勝手は他のレガートパッチと同様でありながら、各音階の移行は弓のストロークの切り替えによって行われるため、1音1音が自然に区切られるように発音されます。メロディーフレーズをより輪郭を強調したい場合などに最適なパッチです。
ショートノートでは『SYNCHRON STRINGS PRO』と同様に、レギュラー/ショート・スタッカート、スピッカートそれぞれに対してボールド(大胆)とアジャイル(俊敏)の2タイプを収録。その他のショートノートとしては、1秒間のデタシェ、ピチカート、スナップピチカート、コル・レーニョ、バットゥートといったものを収録しています。
マルチ・マイクポジション
Synchron Stage Vienna 「Stage A」の広大なサウンドをレコーディングするために、Vienna Symphonic Libraryのエンジニアは位相を最大限配慮した上で、9つのポジションにマイクを設置しました。レコーディングされた各ポジションのマイクをSynchron Player上でミックスすることができ、必要な距離感や音像を自在に作り出すことができます。
各セクションは伝統的なシートポジションで個別にレコーディングされているため、そのままの状態で自然な音場が再現されるようになっています。
また別売のエクステンデッド・ライブラリを追加することで、ステレオ・フォーマットに加えて5.1 サラウンド、9.1 Auro 3D(またはDolby Atmosなどのハイト・サラウンド・フォーマット)用のマイクチャンネルが使用できます。サラウンド制作はもちろんの事、ステレオ再生用としても各チャンネルをミックスすることで、ルームアンビエンスを含んだ広大なサウンドを得ることができます。
主な特徴
・ウィーン演奏家の芸術的な表現
・豊富なアーティキュレーション
・本物のノートトランジション
・自然なサウンドの俊敏なノートトランジションを実現する、アジャイルレガート
・熟練の演奏家の魔法を再現する、4種類のアタックと2種類のリリース
・ワールドクラスのスタジオ「Synchron Stage Vienna」でマルチマイク収録
記事内に掲載されている価格は 2021年4月12日 時点での価格となります。
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