Wavesから発売されたSaphiraはWavesの新シリーズCobaltラインの第一弾。アナログ歪みの倍音成分を付加し自在に操ることができるプラグインです。
Cobalt Saphira 概要
ハーモニクス=倍音を操る
Cobalt Saphiraは、アナログ機器の持つ濃厚なハーモニクス=倍音の歪みを生成し、トラックに音楽的な奥行きと”つながり”を加えることのできる、先進的なハーモニック・シェイピング・ツールです。
まったく新しいレベルのコントロール
Saphiraは、かつて無いほどのレベルで、倍音の持つ様々な要素を緻密にコントロールすることができます。
偶数倍音(Edge)と奇数倍音(Warmth)を独立して調整
EQ: 4バンドEQによりそれぞれの倍音の周波数成分を個別にブースト/カット可能
Harmonics Mode: グラフィカルに表示される7つの異なる倍音構成を選択可能
Tape: 5つのテープスピードでワウ/フラッター・モジュレーションによる音楽的な奥行きを追加
YouTube MOVIE: ミックスに深みと一体感を
Wavesプロダクト・マネージャーによるCobalt Saphira解説と使い方Tips。
トラックに一体感を生み出す、新たな手法
コンプレッサーによる効果の一つに、トラック同士の”一体感を得る”というものがあります。良質なコンプが生み出すこの”つながり”の多くは、付加された倍音によるものです。Cobalt Saphiraは、コンプレッションすることなく、倍音のみを直接コントロールすることができます。トラック同士の一体感を高め、音楽的でまとまりのあるミックスを作りだすために大いに役立つことでしょう。
ハイクオリティな奥行きを
トラックのバランスを取り、明瞭さを作ることはミックスの基本です。さらに奥行きを作りだすことが、プロフェッショナルの仕事と言えるかもしれません。Cobalt Saphiraは誰しもが求めるクオリティの高い奥行きをミックスにもたらします。
Saphiraはグループやサブミックスなどのバス・トラックでの使用、マスタリングにも最適です。濃密な倍音感とエンハンス効果は、好みに応じてクリエイティブかつ正確に調整することができます。多彩なアナログ・フィールとサウンドを備えたこのパレットで、トラックを自在に彩ることができるでしょう。
COBALT – デジタルだけが到達できるアナログ
SaphiraはWavesが送る新しいプラグインシリーズ、Cobaltの第一弾プラグインです。
様々なアナログモデリングプラグインが各社からリリースされていますが、ユーザーが一番欲しい『アナログっぽさ』の正体はアナログ歪みによる豊かな倍音のはず。Wavesがこれまで培って来たアナログモデリング技術の一番美味しい部分だけを研ぎ澄ませたSaphiraは大注目のプラグインとなりそうです。
メーカーサイトで試聴できます!
https://wavesjapan.jp/plugins/cobalt-saphira
記事内に掲載されている価格は 2015年8月19日 時点での価格となります。
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