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APPLEが発表した最新Mac Book Pro。13インチと15インチの2サイズで、67%明るくなったRetinaディスプレイ、最大130%速くなったグラフィックスなどグラフィックスの強化。そして最大3.8GHzのTurbo Boostや最大100%速いフラッシュストレージなど、基本性能のアップグレードが主なところですが、これまでに無かった入力/検索方式 Touch Barの採用に注目してみましょう。
https://youtu.be/4BkskUE8_hA
MacBook ProがこれまでのFunction Keyを廃し、新たに採用したTouch Barは、簡単に言うとiPhoneなどと同じガラス製の細型タッチパネル。使っているアプリごとに最適な入力モードに変わるため、タッチパッドとキーボード入力だけでは補えなかった操作を簡単に行うことができます。また画像検索時には、スライドビューで並んだ候補を指先でスワイプして探し出せるなど、iPhoneやiPadで慣れ親しんだフィジカルな直感操作が可能になっています。
このTouch Barは、もちろんこれから3rd Party製アプリにも対応していきます(対応状況や内容はアプリごとによる)。
https://youtu.be/gkp__bUoNaw?t=1h15m59s
APPLE KeynoteプレゼンでもDJアプリをつかったTouch Barのプレゼンが行われました。
ここからは予想の範疇になりますが、KOMPLETE 11やOmnisphere 2のような大容量音源のサウンドライブラリの検索をグラフィカルにスワイプして行えたり、DAWやソフトシンセの入力素子の一つとして使えたり。Touch Barは音楽制作に大きな利便性を与えてくれるのではないでしょうか。
Touch BarにこれだけのメリットがあるのならばMac Proユーザーも放ってはおかないでしょう。Touch Bar非搭載のレガシーMacのために別売りでTouch Barのリリースもお願いしたいものです。
記事内に掲載されている価格は 2016年10月28日 時点での価格となります。
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