Apogeeの新たなフラッグシップI/O。Symphony I/O Mk IIがついに発売!
1985年創立のApogeeは最初の製品 SONY PCM3324用アクティブLow-Passフィルター『944 Filter』 でグラミーTech Awardを受賞。それまでの冷たいデジタルサウンドを一変させより音楽的な今の音につながる礎を築きました。また同時にAwardを受賞した最初のADコンバーターであるAD500は、当時稀だった単体機としてもADコンバーターの有用性を世界に示しました。このように今の音楽的に優れるデジタルサウンドを作り出す技術をリードし続けて来たApogeeが全ての技術を投入したフラッグシップがこのSymphony I/O Mk II です。
(※Waves SoundGridは2016年秋頃に対応予定)
前モデルは数少ないPro Tools HD 対応I/FとしてHDユーザーの可能性を広げることに貢献しましたが、最新作MK IIはそれに加えWaves SoundGridに対応。音の出入り口としての役割に加え、Digigridサーバー搭載モデルを併用すればWavesを始めとした対応プラグインのDSP処理やネットワークオーディオの中枢としての機能を果たします。
Thunderboltモデル
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Symphony I/O Mk II 概要
Apogee製品がこれほどの地位を確立したファクターの一つであるDA/ADの機能をさらに向上し、Dual Sum A/DやPSC、Grooveに搭載されたハイレゾヘッドホンアンプなどの新技術を惜しみなく投入することで音質をさらに向上。
対応フォーマットはThunderbolt、Pro Tools HD接続に加え今秋にはWaves SoundGridにも対応。Wavesを始め対応サードパーティ製プラグインをDSPでリアルタム処理することも可能となり、オーディオI/Fの域を大きく超えたパワーはワークフローまで一新することでしょう。
ほか様々な機能をタッチディスプレイによって直感的に操作。ストレスレスなスタジオワークを可能にします。
Feature
Sound
Expandability
Operability
Sound
AD/DAの抜きん出たクオリティで世界にその名を轟かせるApogeeの最新AD/DAがSymphony I/O Mk IIには搭載されています。
A/Dには新技術”Dual Sum A/Dステージ”技術を採用。各アナログチャンネルで2つのコンバージョン・ステージを合成することで、同社最高のダイナミックレンジ実現しました。
D/Aに至っては全モデルで不動の地位を築いた”ESS Sabre32 32-bit Hyperstream DAC”を採用。入力信号データからのクロック不一致を除去する”Time Domain Jitter Eliminator”技術と共に超低歪みで広大なダイナミックレンジを可能としています。
またD/Aにはもう一つの新技術”Perfect Symmetry Circuitry (PSC)”が採用されています。これは全出力でバランス出力を保持するためのApogee独自の高電流出力・低インピーダンス回路で、インピーダンスマッチングが難しいビンテージ機器とも極限まで音質劣化の少ない状態で接続が可能です。
このAD/DAに加え、30年以上に渡り蓄積されたデジタル設計技術から生まれた設計により、Symphony I/O Mk IIは全てのモジュールが理想的に繋がり、極めて音楽的に優れたサウンドを録再生しています。
続いて、スタジオワークに欠かせないヘッドホンによる作業について。ハイエンドオーディオI/Fといえどヘッドホン作業時には別途ヘッドホンアンプを買い足し使用するエンジニアも多かったことでしょう。しかしSymphony I/O Mk IIにはApgee初のハイレゾヘッドホンアンプ Grooveにも搭載された、Constant Current Drive技術が採用された超高性能DAC/ヘッドホンアンプが搭載されています。単体機同等のヘッドホンサウンドクオリティは、従来のエンジニアによる様々なチェック作業はもちろん、今やヘッドホンでミックスまで行うクリエイターやアーティストにとっても大きなアドバンテージとなることでしょう。
筐体のヒートフローも完璧。そもそもこ効率の良い設計のためこのスペックとしては発熱しにくいのですが、Symphony I/O Mk IIは自動温度調整機能も装備。背面空冷ファンの制御はもちろんシャーシの設計も熱対策がほどこされ、さらに前面のメッシュからも放熱を行うなど、本体を守り暴走を押さえています。
Expandability
Symphony I/O Mk IIは以下3つのフォーマットに対応。特にWaves SoundGrid Networkの搭載は大きな意味を持つでしょう。
前モデルと比較するとSymphony64 I/OとUSB2.0が廃止されています。なにもUSBまで…と思う気持ちもありますが、これからの制作環境の動向を予測した上での選択だと思われます。
Waves SoundGrid Networkに関しては、Wavesを始めとしたサードパーティーも含む対応プラグインをDSPでリアルタイム処理でき、フレキシブルなスタジオワークを可能にするネットワークオーディオへの対応も意味します。サウンドスタジオからポスプロスタジオまで幅広いスタジオ業務でのSymphony I/O Mk IIの活躍が楽しみです。
Symphony I/O Mk IIのIn/Outは前モデル同様、制作スタイルによってユーザーが入出力数をチョイスできるモジュラー式I/O方式。2×6、8×8、16×16、8×8+マイクプリ の4種類のベーシックなモデルを購入し、さらにそこに拡張カードによりIn/Out数を最大32まで増設することが可能。制作スタイルの変化やスタジオ規模の成長にも合わせて拡張できる、将来性も持ち合わせた優れた仕組みです。
オプションでもあるマイクプリは回路を動的に最適化。超低歪みで85dBのゲインレンジを持ち、専用機を超える高性能で優れた帯域特性のマイクプリアンプです。インサートはマイクプリとA/Dコンバータの間にあるため、アナログ段階でアウトボードのインサートが可能です。
Operability
黒くなった筐体のカラーリングと共に目に飛び込んでくるのが高精細TFTディスプレイを搭載したタッチディスプレイ。ここではSymphony I/O Mk IIの全ての機能を直感的に操作することができます。もちろんパソコンの画面を見る必要はありません。64チャンネル(32IN – 32OUT)のメーターやシグナルレベル等のステイタスを美しく分かりやすく表示します。今後の機能拡張による操作系のバージョンアップやカスタマイズの際にもこのタッチディスプレイならば簡単に行うことができそうですね。ユーザーにとっても開発者にとっても優しい機能です。
Symphony I/O Mk IIのルーティングやリコールも含めた全機能をコントロールするMaestro。このソフトウェアの利便性が他に替えられず長年Apogeeユーザーを続けているユーザーもいるほど。フレキシブルでクイックなワークフローを叶えます。
Symphony I/O Mk II トレードアップ例
★HDモデルは2016年5月中旬発売予定!
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