これまでRock oN ショーレポートなどで幾度と無く取材をし、国内での発売を首を長くしてまっていたNEKTARがようやく日本上陸!
フラッグシップとなるPANORAMA P6/P4は、様々なDAWのチャンネルストリップやトランスポーズが本体の多彩なコントローラーにアサインされ、本体からショートカットコマンドも入力可能など、他にはないDAWとの極めて高い親和性が魅力。
そのコントロール部分のみを取り出したPANORAMA P1はデスクトップで作業の効率化を助けます。
そしてコントロール素子を必要最小限にし、PANORAMAで培った技術を格安で実現するMIDIコントローラーがIMPACT LX61+/49+です。
この機能にして高いコストパフォーマンスを誇るNEKTAR MIDIコントローラーをご紹介しましょう!
Panorama P4 / P6 /P1
比類なきプレミアムキーボードコントローラー (Panorama P4 / P6)
壮観なルックス、そして Logic Pro、Cubase、Bitwig Studio や Reason 等との根底からの融合 – Panorama はこれまでにない機能と創造性をもたらします。高品質な鍵盤とパッドはダイナミックさと繊細さの絶妙なバランスを兼ね備え、たしかな演奏感と思い描いたままの表現を実現します。合計93ものリアルタイムコントロールは同時使用が可能で、Logic Pro、Cubase、Bitwig Studio、Reason のためのキーボードコントローラーとしては類を見ないほどに圧倒的かつ圧巻の仕上がりとなっています。
絶妙なバランスを誇る鍵盤 (Panorama P4 / P6)
Panorama の鍵盤機構にはウェイトが用いられ、演奏時にスプリングの張力が最適になるよう設計されており、重すぎず軽すぎない絶妙なバランスに仕上げられています。アクションやタッチこそ違いますが、最も重い箇所は一般的なアコースティックピアノに近いウェイトとなっています。強弱を最も表現し易いキーボードコントローラーを目指して設計された Panorama は広いダイナミックレンジを有し、繊細なタッチからハードな演奏まで、これまでにないプレイアビリティを実現します。
演奏スタイルに合わせて5つのベロシティカーブを選ぶことも可能で、アフタータッチ(モノ)、ピッチベンドホイール、モジュレーションホイール、フットスイッチ、エクスプレッションペダル端子など、演奏表現に必要な機能群も万全です。
明快なカラーディスプレイ
3.5インチのカラーTFTディスプレイが必要な情報を鮮明に表示します。たとえDAWの操作であっても、インターナルモードによるMIDI割り当てのプログラミングであっても、この画面が詳細な情報を表示し、効率的で快適なワークフローをもたらします。Panorama にはこれまでのコントローラーでの苦行とも言える複雑さや煩雑さは存在しません。常に直感的、かつシンプルです。
Panorama P4 / P6 多彩なコントロール
Panorama はこれまでのフル機能と謳ったMIDIキーボードコントローラーの中でも最も多くのコントロールを装備しています。16基のエンコーダー、9本の45mmフェーダー、100mmのALPS製モーターフェーダー、10個のLED付きボタン、12の感圧対応パッド、フットスイッチとエクスプレッション端子、キーボードアフタータッチ、ピッチベンド、モジュレーションホイール等を装備し、最大で93のパラメーターを同時に操作出来ます。これらのコントロールの設定は20個までをプリセットとして本体に保存可能です。プリセットには鍵盤、パッドそしてファンクションキー設定も含まれます – 合計で1500を超えるコントロールアサインをいつでも、すぐに呼び出すことが可能です。
Panorama P1 コントロール
Panorama P1 は、ほどよいサイズのボディーに多彩を極めた機能を装備したデスクトップ型のMIDIコントローラーです。およそ17インチラップトップほどのサイズにありあまるほどのコントロールを備え、複雑になることなく明解な操作を提供します。
16基のエンコーダー、9本の45mmフェーダー、8個のLED付きボタン、そしてフットスイッチ端子等によって、様々なパラメーターを同時に操作することができます。
これらのコントロールセッティングは20個までをプリセットとして本体に保存可能で、いつでも、すぐに呼び出すことが可能です。
MIDIコントロール – 多彩かつシンプルなオプション設定
Panorama でのプリセットやファンクションキーの割り当ては至って簡単。コントロールエディットメニューが、素早い設定をサポートします – まさにシンプルに、コントロールを選択し、目的のMIDIコマンドを割り当てるだけです。コントロール値のスケール(操作範囲)、リバース、特定のMIDIチャンネル設定も個別に行えます。
プロコンソールのコントロールを装備(Panorama P4 / P6)
ALPS製の100mmモーターフェーダーはタッチセンス対応で、高級DAWコントローラーにも採用されているものです。このフェーダーは Logic、Cubase、Nuendo、Bitwig、Reaper、Reason のミキサーチャンネルコントロールに使用します。トラックボリュームをフェーダーの動きで視覚的に捉えることが可能になり、タッチコントロールによって瞬時にオートメーションの上書きも可能です。そしてフェーダーの右隣りに備わるふたつのLED付きボタンでは、ソロとミュートの操作が行えます – プロフェッショナルコンソール同様のトラックコントロールを手にすることができるのです。
ある時はトランスポートコントロール、そしてある時はファンクションスイッチ
Panorama には11の拡張機能を備えるトランスポートボタンが用意されています。再生、停止、録音、早送り、巻戻しはもちろんのこと、サイクル(ループ)のオン・オフ、LとRポジションに移動、アンドゥ、クリック(メトロノーム)のオン・オフ、そして録音モードの設定も可能です。さらに、シフトキーを使用することで、この11のボタンにMIDIコマンドやコンピューターキーボードのショートカットコマンド(QWERTYマクロ)*を割り当てて、特定の操作に使用することが出来ます。
ソフトウェアのショートカットコマンド*
QWERTYマクロ…あったら便利ですか? その快適さを知ったら、もう戻れないでしょう。ご存知の通り、各ソフトウェアには膨大な機能が装備されており、その多くはQWERTYキーを使用したショートカットが用意されています。繰り返し使うショートカットをボタンで操作することができたなら、演奏、操作、そして創作にどれほど集中できるようになるかをご想像ください。そうです、Panorama ならそれができます。最大で8つまでのキーストロークをボタンひとつで操作可能です。エディットモードに切り替えたり、表示を拡大したり、ツールの選択をボタン操作ひとつで行えます。
もう一度、想像してみてください。トラックを作成し、音色を選び、そのまま鍵盤演奏をし、巻き戻して別のトラックを重ねる – これらの操作をコンピューター本体に触れず、Panorama 上で行うことが可能です。
*QWERTYマクロはシステムの仕様上、Mac OS X 10.11 以降ではご利用いただけません。
Logic Pro、Cubase、Bitwig Studio、MainStage、Reaper、Reason の操作がこれまでになく快適
Logic Pro、Cubase、Nuendo、Bitwig Studio、Reaper、Reason をご利用ならば、Panorama は間違いなく夢に描いたキーボードコントローラーです。モードやメニューの切り替えにより、様々な操作を深いレベルまで Panorama で行えます。Panorama には4つのモードが用意されています – “ミキサー”、”インストゥルメント”、”トランスポート” モードはDAWと深く結びつき、”インターナル” は汎用のMIDIコントローラーとして機能します。
Logic Pro、Cubase、Nuendo、Bitwig Studio、Reaper、Reason との融合はマウスやキーボード操作の回数を減らし、作業効率を上げ、豊かな創造性を引き出します。
REWIREホストもスレーブもリアルタイム操作
Reason を Cubase、Nuendo、Logic Pro、Reaper とRewire接続した際、Panorama はその本領を発揮します – Panorama 上で、どのDAWを操作するのかを選ぶことができるのです。コンピューターの画面でどちらのDAWが前面になっているか確認する必要はありません。画面のカラーコーディングがどちらの環境が操作対象になっているのかを示します。もちろん、作業に合わせて操作対象を切り替えることも可能です。ふたつのDAWで作業を行う際、Panorama を2台用意する必要はありません。ただ、選ぶだけです。
感圧対応のパッド(Panorama P4 / P6)
Panorama P4 / P6 にはドラムやパーカッションの演奏に適したパッドが装備されています。この12のパッドはベロシティ対応で、7つのベロシティカーブが用意されています。鍵盤にはないタッチで演奏を行うことが可能なこのパッドは、ノートの割り当て設定もとても簡単です。”ラーン・ノート”機能で、パッドを叩き、鍵盤 (ノート) を押したら設定完了です。
Panorama のパッドには、”ベロシティ・スプレッド” 機能が装備されています。この機能によって、12のパッドが同じノートで異なるベロシティに割り振られます。一般的なパッドコントローラーベースでの制作時において強弱のニュアンスを適切につけたい場合によく用いられる手法も Panorama なら可能です。
また、Panorama のパッドには、”スケール・ファンクション” も備わっています。30以上のスケールが用意され、パッドのピッチ間隔やトランスポーズを変更し、特定の楽器演奏に使用することができます。鍵盤とは異った奏法も Panorama なら不可能ではありません。
ReDrum、Dr. Oct Rex、Kong といった Reason デバイスとの使用の場合、Panorama のパッドはインストゥルメントモードにおいて自動的に割り当てが行われます。
ポートと接続(Panorama P4 / P6)
Panorama のリアパネルには以下の接続端子とスイッチが配置されています。
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Impact LX49+ / LX61+
シンプルさと多彩なコントロールでさらなる創造性の扉を開く Impact LX+
Impact LX49+ と LX61+ は、インテリジェントで表現豊かな演奏、操作を実現するUSB MIDIコントローラーです。その利便性はこれまでの数々のプレミアムコントローラーでも達することのできなかった領域を突破することに成功しています。DAWと自動で接続するコントローラーを夢に見たことはありませんか? Impact LX+ がその思い描いた夢を現実にします。
Nektar によるカスタムデザインのDAWインテグレーションによって、Impact LX+ は Cubase、Nuendo、Digital Performer、Bitwig、FL Studio、GarageBand、Logic、Reaper、Reason、Sonar および Studio One との融和が図られています。Impact LX+ により、さらに創作に集中することができるしょう!
コントロールセンター
Impact LX+ は9本の30mmフェーダー、9個のMIDIボタン、8基のロータリーエンコーダーを装備します。どのコントロールへもお好みのMIDI CCメッセージを設定し、他のMIDIに対応するハードウェアやソフトウェアを操作することが可能です。”Nektar DAW インテグレーション” を使えば、ご利用のDAWの操作もより直接的になり、ワークフローは快適なものとなるでしょう。あらかじめ用意された割り当ては度重なるテストによって入念にプログラミングされ、柔軟性と効率性を両立しています。
コントロールの設定は最大5つまでをユーザープリセットとして Impact LX+ 本体に保存可能で、瞬時に呼び出して使用することができます。Nullスイッチをオンにすればそこでのパラメーター値は保持され、プリセット変更後の不意なパラメーター値のジャンプを防ぐこともできます。
Nektar DAW インテグレーション
Impact LX+ は多くのメジャーDAWとのソフトウェア・インテグレーションをサポートします。レコーディングや演奏、操作など、一般的なワークフローで必要な機能の多くを Impact LX+ で実行することができます。まさにこれこそが Impact LX+ の最大の魅力で、インストールが完了すればすぐに作曲に没頭できることができるでしょう。Impact LX+ のDAWインテグレーションは、Cubase、Digital Performer、FL Studio、GarageBand、Logic、Nuendo、Reaper、Reason、Sonar および Studio One に対応しています。本体のボタンやコントロールにはDAWインテグレーションに対応したラベルが印字されていますので、割り当てを覚える必要はありません – Impact LX+ に触れれば、ツールとしての使いやすさだけではなく、そよ風のような快さまでをも感じ取っていただけるかもしれません。
ミキサーコントロール
Impact LX+ の8本のフェーダーはDAWのミキサーの8チャンネル分とリンクします。バンクアップ/ダウンボタンを使用することで、リンクチャンネルを切り替えることもできます(対応DAWのみ)。例えば24トラックの楽曲の場合、最初のバンクで1-8、次のバンクで9-16、さらに次のバンクで17-24チャンネルのフェーダー操作が行えます。一番右、9本目のフェーダーは、DAW上で選択されているカレントチャンネルとリンクします。バンク設定が1で、チャンネル20が選択されている状態であれば、フェーダー1-8はチャンネル1-8を、フェーダー9ではチャンネル20を操作します。
フェーダー下のボタンは、チャンネルのミュートまたはソロを操作します。9番目のフェーダーは選択されているチャンネル以外にマスターボリューム(フェーダー)の操作に使用することも可能です。
快適なワークフローのために、Impact LX+ でDAW上のミキサー画面の表示/非表示を操作することも可能となっています。
インストゥルメントプリセット
DAW上のソフトウェア音源を扱うためのインストゥルメント (Instrument) ボタンも用意されています。DAWのインストゥルメントトラックが選択されている場合、このボタンを押すことでソフトウェア音源(インストゥルメント)のパラメーターを操作することができます。ほとんどの場合において、パラメーターの割り当ては Nektar 側で自動的に行われ、すぐに操作できるようになっています。この際、Impact LX+ 本体パネル上の青色のラベルが大まかな音源パラメーターを示します。
接続性と Apple iOS への対応
Impact LX+ の背面パネルには以下の接続端子とスイッチが配置されています:
Impact LX+ は低電消費のUSBデバイスで、クラスコンプライアントのMIDIドライバーで動作します (Windows 7 以降、Mac OS X 10.7 以降に対応)。
また、別売の USB camera connection kit を介した接続で、Apple iPad 用のMIDIキーボードとしても機能します。この際、iPad からの電源供給で動作します。
Bitwig 8-Track と国内正規輸入品限定!で、UVI Digital Synsations フルバージョンが付属!
記事内に掲載されている価格は 2017年1月10日 時点での価格となります。
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