Rock oN Show Report : IBC 2013

Avid

1st Day IBC会場レポートの１本目はもちろんS6を発表したAvidブース! ブースからはみ出るほどのお客様、現地での注目度の高さも伺えた注目のセッション動画をお届けします!

さぁ、IBC会場レポート１本目、気合いが入ります！！もちろん衝撃のS6発表となったAVID Boothへ直行し、遂に念願の御対面を果たしました。
そしてもちろん第一回セッション動画録って来ましたよ！初日の初回セッションがS6ということからもプロダクトへの力の入れ方が伺えますね！！もちろん、ブースからはみ出るほどのお客様、現地での注目度の高さも感じることが出来ました。そして海外ならではの拍手で迎えられたプレゼンテーション。セッションの模様は間もなく本記事内でお伝えしますのでお楽しみに!

★Booth Sessionの動画はこちら！＞

このセッションでは、昨日のBoot Campとは違いS6の先進性にあふれる機能を中心に丁寧な説明が行われました。Boot Campがメーカー目線だとすれば、こちらのセッションはユーザー目線での解説。違ったS6の優れた部分も見えてきます。

・巨大Touch Screenによる未来的UI

やはり注目すべきはMaster Touch Moduleに搭載されている巨大なTouch Screen。EQ,Dynamics,Surround Panner,Track Matrix,Plugin-parameterと様々な機能をiPadなどのTablet端末のようにダイレクトにタッチして操作が可能。しかもタッチしたパラメータは左右のKnobにアサインされるので、微調整をしたいときにはフィジカルなノブで、ざっくりとあわせ込む際にはTouch Screenでといった使い分けも自在に。

このTouch Screenで操作を行いたいTrack Selectは、上部のメータ、もしくは、下部のトラックメームをTouchでスライドすることでLocateが可能。全てのUIがTouch Screenに最適化されスズースに動作している様は圧巻です。

・充実のビジュアル・フィードバック＝視覚情報の充実

もう一つのユーザー目線でのメリットは充実したビジュアル・フィードバック。何と言ってもメータ表示と共に波形表示を行うDisplay Moduleは注目の的でしょう。高解像度のDeisplay Moduleにはメータ、波形表示、トラックネーム、クリップネーム！、Inputネーム、グループネーム、オートメーションステータス、パンステータスなどの多彩な表示を可能とします。表示もメータのみ、波形を上下いっぱいにした表示、上下にメータと波形の表示と複数種類用意され、作業の無いようにあわせてお気に入りの表示を選ぶことも出来ます。

それ以外にもVisual Feedbackとしてはsystem 5から引続き採用されるのフェーダー横の32セグメントのメータ（GR付き！）や、各Knobの設定表示部分に採用されている高詳細のOLEDなどもその一環。一目で、ステータスが確認できるということは、複数のパラメータを各所に柔軟なアサイン可能なSoftkeyの思想を強く持ったS6には必須の機能といえます。なぜなら、同じ物理的なKnobがいくつもの機能をもち、今どのような機能がアサインされているのかが瞬時に判断される必要が有る為です。S6の先進的な設計思想をユーザフレンドリーに仕上げる為に必要な機能であったといえるでしょう。