RockoN Show Report : NAB 2013 / musikmesse(ミュージックメッセ) 2013

Musikmesse 2013リポーターもフランクフルトに到着！関係者の協力を得てなんと開催前の開場内の様子をキャッチ！

明日からMusikMesse2013いよいよ初日です！すでに多くのカッティングエッジなプロダクト情報が出され、エキサイティングな4日間へ突入試奏ですね。まずは、フランクフルトの空気感を写真でお楽しみください。

Musikmesse 2013へ向かう私たち「ドイツ組」Rock oNスタッフがいよいよ開催地のドイツはフランクフルトに向け飛び立ちます！

成田空港の午前中は、欧州等へ向かう便が目白押し。フランクフルトはその中でも一番近距離なので最後の方の出発となります。私たちの一日前にNAB 2013へ向かった「ラスベガス組」は悪天候でトラブル続きだったようですが、ドイツへ向かう便はスムーズにテイクオフしました。

約12時間半ほどのフライト時間を経て、無事フランクフルトに到着したのは現地時間の午後5時頃！サマータイムに変わったところで1時間遅くなっています。フランクフルト空港はドイツ最大級の規模を誇る空港ということでさすがに広いです！

今年は例年以上に冷え込みが厳しかったというフランクフルト。4月になってもまだまだ寒いという事前情報がありましたが、空港を出ると最高気温11℃と意外に春を感じさせる体感気温でした（とはいえこの日の最低気温は-0.2℃。滞在中は気を抜けません！）。

いざタクシーで移動！欧州のタクシーは耐久性の高さからメルセデスベンツが多く利用されています。すごくダンピングの聞いた落ち着いた乗り心地です。乗車中に気がついたのが「標識」！直線 120km、カーブ 80km、直線 120kmとクイックに制限速度が変わっていきます。日本と違って緻密に速度をコントロールしているんですね。日本でもこのような、道路の状況に合わせた細やかで現実的なスピード制限を導入すれば交通事故が減るかもしれません。

フランクフルトの中心地に到着。19時になってもしっかり日差しが残っています。

さすがは国際金融センターに指定されヨーロッパの経済を動かす街。ビジネス街には世界的な大銀行のビルが連なります。この写真は欧州中央銀行前。本日130円程度まで円安が進んだユーロ！これからの動向が気になります。

さてお腹も空いたところで繁華街へ向かいましょう。ここから東のエリアに移動します！

DIE KUH DIE LACHT（Burger bar）

一部の皆さんお待ちかねのグルメレポート(最近やってませんでしたね)　フランクフルトで最初の食事はなぜかハンバーガー。「ハンバーグ」の語源はドイツの「ハンブルグ地方」なので、まあ元祖といえば元祖になるのでしょうか？ま、細かいところは抜きにして、やっぱりお肉が美味しい！それからポテトとブレッドも素晴らしいです！

お腹を満たしガッツリと満足したところで本日はここで就寝。明日のフランクフルト観光に備えるとしましょう。

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まだ冬の気配が残る欧州。朝から小雨が降っていますが、それもまたロマンチックな気持ちにさせてくれる美しい街並みです。さあいざ観光へ！

ゲーテハウス（Goethehaus）

詩劇「ファウスト」などで有名なゲーテは、18世紀を代表する文豪であり、詩人、劇作家、小説家、自然科学者、政治家、法律家など類希な才能で世界的に知られる偉人です。そのゲーテの生家がここフランクフルトにあります。

フランクフルトの中心地、レーマーベルク（広場）の近くに位置するこの「ゲーテハウス（ゲーテの家）」は現在「ゲーテ博物館」と隣接し、誰でも気軽に見学することができます。

市民の力で戦後完全に再建されたこの家。調度品は疎開して保護されていたために貴重な当時の物がしっかり残っています。併設されたゲーテ博物館では写真のコンサートホールで定期的にコンサートも開催されています。

ではここから、18世紀にタイムトリップ！

ゲーテハウスは4階建ての建築でとても広い。家具や調度品も見たことがないほど立派なものがそこかしこに置かれています。それもそのはず、ゲーテは当時の皇帝顧問官を父に、フランクフルト市長の娘を母に持つ、れっきとした名家のお生まれだったということです。

3階にはゲーテ誕生の部屋、4階には『若きウェルテルの悩み』などを執筆した部屋があり、彼が愛用した机や調度品が当時のまま残されています。

教育熱心だった父親の奨めでゲーテは幼いころからピアノやダンス、それに乗馬や絵画などを学んでいたそうです。そこで培われた感性がその後の文才を築いたのかもしれませんね。

 

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 開催前日のMusikmesse会場内へ！

18世紀のフランクフルトに思いを馳せた後、今回のMusikmese 2013ショーレポートのお手伝いをしていただく株式会社ゴングの奥平 氏と合流！なんと氏は今回展示会関係者でもあるということで、開催前で準備中の会場の様子を見せてくれました。

会場の入り口正面には日本の国旗が立っています。何だか嬉しくなります。

ホール周辺には、巨大なトレーラーがいっぱい停車され、什器の搬入が行われています。さすがは世界最大規模の会場、数十台のトラックが余裕で積み降ろしができます。

関係者ゲートを抜け、空港なみに長く続く動く歩道に乗ってさらに奥へ。全部で11もあるホール間の移動は結構たいへんなんです。

ProLight ＆ Sound

そしていよいよ展示会場へ！まずはMusikmesseと併設されているProLight＆Soundから。こちらは照明や舞台装置、設備系の音響機材の展示会となっています。ライティングゾーンは非常に華やかです。もちろん開催前日ということでお客さんは誰もいません。ここにいるのは慌ただしく搬入/設置作業をしている関係者のみです！

巨大なLEDマトリックスキューブを発見。

ArKaos社ブースでは、なんと実物の車を展示！ということは、話題の３Dプロジェクションマッピングを展示する予定？近くのArKaosスタッフに聞いたら、「最新のプロジェクションマッピングシステムを紹介するよ」とのことです。おっと、なにやら大きな箱が横に…。

Musikmesse

さて、ライティングゾーンから移動してホール5へ。ここは音楽ソフトやmidi機器、電子楽器が集まるホール。おなじみのブランドのブースが軒並みを揃えています。

Pro Tools 11の発表で話題を読んでいるAvidのブース。巨大なスペースが広がっています。明日からの展示やデモンストレーションが楽しみですね。NAB 2013で出なかった情報も登場するのでしょうか。

会場が広すぎてお伝えしきれないのと、撮影できないところがあったのでほんの一部だけの紹介となりましたが、設営中の会場内の様子をお伝えしました。Musikmesse本番が楽しみですね！

フランクフルトの街並み

2009年に完成した、ビルにスパイラルのような穴が開いているMYツアイルのビルディング。中は若者向けの最新ショッピングモールです。

マイン側の夕暮れ。もう少し暖かくなると、夕暮れを楽しむ人が増えそう。

Zum Gemalten Haus

2日目の夕食はもちろんドイツ料理をチョイス。Zum Gemalten Hausは素敵な肉料理と自家製リンゴ酒で有名なお店です。

フランクフルトといえば、やっぱりソーセージですよね（安易ですが）！ドド〜ンと出てきたソーセージ&骨付きあばら肉&キャベツの酢漬けは、2人前で27ユーロ。

本日のメンバーは3人だったのですが、注文前の「絶対2人前でいける気がする…」の予想丸当りの山盛り大サービスで、めちゃくちゃ気持ちが盛り上がってきます ♪♪

ソーセージやお肉は、塩がメインのシンプルな味付けなのに、ものすごく濃厚。肉ってこんなに美味だったっけ？としみじみ噛み締めつつ、これがまた、りんご酒とよく合うんです。

フランクフルトはりんご酒の産地だそうなのですが、日本でも有名なフランスのシードルよりもあっさりして、飲みやすい。アルコール分も約2.8％とライトな感覚。グイグイいっちゃってもそれほど危険じゃないかも。りんごは健康に良いですしね（笑）ちなみに、お酒がダメな方には、おいしいリンゴジュースもあるのでご安心を。

りんご酒の後はドイツビールもいただき、お会計は3人で36ユーロってナイスです。こんなお店が東京にあったら、通っちゃいます。

ほろ酔い気分ですが、明日のMusikmesse本番に備えて今日はこのくらいでホテルに戻りましょう。

ここはクリアでモダンな地下鉄。Musikmesse期間中は「RMV」と記載のある乗り物は無料利用が可能です。Messe展示場を都市全体で盛り上げているんですね。

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明日から始まるMusicmesse の今年のテーマー何になるか…。期待が膨らみます。EUで開催されているこの展示会ならでは、多様性とその成長の歴史が、未来へのイメージと被ります。

シンセサイザーの原点回帰、アウトボードの利便性、さらに掘り下げられるソフトウエアの力、そして高品位多チャンネルが一気に押し寄せているオーディオ I/F、それを支える入力マイクや出力モニター。

それぞれの分野に、隙間無く新しいプロダクト誕生するようですね！では明日の会場でお会いしましょう。