チェコのアートミュージカルインストゥルメンツ集団『Bastl Instruments』から木製モジュラーシンセ 10 eurorack modulesが登場!個性的すぎる展示に皆興味津々でした!「Bastl」とは主に電子関連のDIYについて使われるチェコのスラングとの事。イケてますね。
Bastl Instrumentsといえば、TRINITYモジュラーシリーズなどクレイジーなデジタル製品群で有名ですが、今回はクレイジーかつ作り手の温もりが伝わるようなシンセの登場です。
個性的すぎる展示。いろいろな所に目が行きますが今回の主役は真ん中のモジュラーシンセです。
10 eurorack modulesという名の通り10個のモジュールが収められています。木枠や木製のラックはアナログシンセ界では定番ですが、なんとこのモジュールはパネルまでもが木製というクレイジーなこだわりよう。あまりにも美しくて見ていてうっとりします。
モジュール構成を見てみましょう。
• ABC – quad vca + cv invertors + mixing
• grandaPa – granular sampler
• Knit Rider – 6 voice trigger / gate sequencer
• littleNerd – trigger / gate processor
• multiple – passive handwired multiple
• Noise Square – noise and square source
• Quattro Figaro – quad vca + cv invertors + mixing
• Skis – dual decay + vca
• Spaghetti – inverter, buffered multiple, unity mix
• Tea Kick – more than just a bass drum
名前や機能が個性的ですが、必要十分にして良く練られた構成になっています。特に気になるのはgrandaPaというモジュール。なんとグラニュラーシンセシスが使えるサンプラーです。
同社はmonophonic granular samplerという驚きの小型グラニュラーサンプラーを発売してるので近い構造と思われます。グラニュラー系の音源がユーロラックに収まっているなんてすごいですよね!
謎の木の実が機械仕掛けのスプーンに叩かれて、なんとも言えない音を出していました。ちなみにこの場所はNOISE KITCHENという名前だそうです。う〜ん個性的!!
HPもとても素敵なので是非チェックしてみください。
Bastl Instruments
Writer:ACISD渋谷
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