新たに3種のプラグインを一挙発表!! そして待望のNative 64bit対応を果たすV9ではiLokを使用しないライセンスプロテクト方式への移行を表明、激動のWAVESブース!
まず注目は長年続いたiLokによるライセンスプロテクトを廃し、新たなメディアプロテクト方式へと移行する「V9」。V9のリリースは3月から始まるとのことですが、ライセンスプロテクト方式が変わるのはV9以降からのみということでV8を使用されている方はそのままiLokを使用いただく事が可能です。
V9でのライセンスプロテクト移行をわかりやすく言うなら、iLok自体がUSBメモリやHDDなどのメディアに置き換わっただけである、という事になるでしょう。そのセキュリティやWAVES License CenterによるCloud管理の詳細情報やAAX対応状況などは明日のWAVESインタビューにて取材して参りますので今しばらくお待ち下さい!
●全DAWユーザー待望のWAVESバーチャルアナログサミングプラグイン「NLS」
NLSとはノンリニアサミングの略。昨年ヒットしたSlate DigitalのVCCのようにコンソールの銘機たちによるバーチャルアナログサミングをプラグイン上でノンリニアに実現してくれる、まさしく夢のようなプラグイン。SSL4000GやEMI TG12345 MK4、Neve 5116といったモデルをDAW上で再現出来るというだけでも贅沢な話ですが、Grammy Tech Awardにも輝く同社のモデリング技術だけに、オリジナル回路の挙動、パーツ単位に至るまで正確に再現してきそうですね。
Native版は$250、$TDM版は350にて3月のリリースを予定。このプラグインは待ちきれない!!
●ステレオフェイズを比較し、正確に補正が可能な「InPhase」とメータープラグイン「WLM」も同時発表!
ラウドネスメータープラグイン「WLM」は既に発売中ですが、新たに位相調整プラグイン「InPhase」が登場! 特にInPhaseは位相のズレを補正する事が可能ですのでミックスのワークフローにも大きな影響を与えるプラグインと言えるでしょう。
使用方法によって位相のズレやすいプラグインエフェクトなどもありますから、今後は状況に応じて積極的に活用するユーザーも出てくるのではないでしょうか。WLMはnativeのみで価格は$300にて発売中、InPhaseはnative版$99、TDM版は$150にて2月の発売を予定しています。
さぁ明日はV9のライセンス管理に関する詳細や皆様お待ちのAAX対応状況に関してもインタビューで伺って参ります。WAVESレポート第二弾お楽しみに!
現地のレポート・スタッフ他、このサイトをご覧いただいている皆さんが楽しめるようなコメントをお待ちしております! (スタッフへの励ましのお言葉もお待ちしています!)
64bit対応してiLokなくなるなら買うと思う
TEST