Rock oN Company 2012 NAMM ショー・レポート!

studio logic

ENGINED By Waldorfの冠、Qを彷彿とさせるサウンドのSledge、そして88鍵盤において7.7kgというトップクラスの軽量性を実現したnumacompact、studio logic社の名を皆さん覚えておいて下さい!!



会場移動する際、通路側に置かれた美しいイエローキーボードの姿に誰もが思わず目を止め、ヘッドフォンで聞き入ってしまうstudio logicブース。伝説の限定イエローカラー「Q」を思い出すなぁと本体を覗き込んだら左上に「ENGINED By Waldorf」の文字が!!  そう、この「sledge」はstudio logicがWaldorfコアを内蔵して世に送り出すアナログモデリングシンセなのです!
●UIこそ違えど、サウンドはまぎれも無いWaldorfサウンドを持つ「sledge」

以前私もWaldorf社の「Q」を所有していたのですが、触った瞬間にハッとするほど出音の質感、フィルターやエフェクトの切れ具合は正真正銘Waldorfのものですね。思った以上に実機を目の前にするとモデリングシンセにしてはツマミが非常に大きく、リアルアナログシンセを彷彿とさせるデザインもまた好感が持てますね。

今はまだプロトタイプということでほとんどプリセットすら入っていなかったのですが、3つのオシレーターをレイヤーし、2つを少しデチューンした後12/24dbフィルターの切れを楽しんでるだけでもWaldorf Engineのパワーは遺憾なく発揮されています。ノブや筐体など本体の質感を是非ムービーでご覧下さい。

価格は$1499、4月の発売を予定。イエローカラーのシンセ自体最近めっきり見ませんが本格的なアナログモデリングシンセであり、そしてWaldorfエンジン搭載でイエローカラーというのは運命を感じます。サウンド、筐体、シンセ好きは皆さん悶えますね。



●LIVEキーボーディストの夢を叶えた7.7kgのライトウェイテッド88鍵盤「numacompact」


全キーボーディストの皆さん、もうLIVEの度にキャスター付のケースを転がすことも、キーボードを真っ二つに折り畳んでケースにしまう事もありません。7.7kgという型破りな軽量スリムボディにしっかり抵抗感のあるライトウェイテッド鍵盤を搭載したnumaシリーズの最新作。音源は最低限のキーボード音色のみですが2音色レイヤーが可能。エフェクトも王道の4系統+リバーブのみではありますが、USB-MIDI端子を搭載しておりソフトウェア音源コントロールなどにも十分活用出来ます。
numacompactは4月発売予定で$650を予定。個人的な欲を言えばベロシティカーブが3段階設定だったり、音源や筐体、タッチなどもう少し価格をあげても構わないのでデジタルピアノとしてのクオリティを全体的に底上げしたモデルも期待したいですね。
何にせよUSB-MIDI接続の自宅スタジオマスターキーボードとして、ある日はリハスタの練習用キーボードとしてフットワーク軽く活躍してくれるデジタルピアノ「numacompact」。sledgeとともに国内市場に是非参入してほしいですね。

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