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20
Nov.2010
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audio-technicaから登場の新世代リボンマイク『AT4080 & AT4081』の実力はいかに?!試聴レビュー!&人気御礼でOyaide「PA-02」マイクケーブルプレゼント!

フラットで素直なサウンドが特徴のコンデンサーマイクAT4050/4040が評価を得ているaudio-technica社からリボンマイク『AT4080/4081』が発売されました。audio-technicaが現代に甦らせたribbon Mic AT4080の実力はいかに??パパ洋介が徹底的に試聴&チェックを行いました。

●What is Ribbon Mic ?

近年ではRoyerやSontronicsといったメーカーがリボンマイクをリリースして話題になっていますが、そもそもリボンマイクとは?という方のために簡単に解説を。

マイクの種類としては大分類としてはダイナミックマイクの仲間になります。磁石の間でコイルを振動させるのがダイナミックマイクで、磁石の間で薄い金属膜を振動させるのがリボンマイク。リボンマイクの音色の特徴は「柔らかい音」とよく形容され、音の立ち上がりに対してリニアに追従するため距離感や立体感に優れたサウンドを持ち味とします。そして、高出力なコンデンサマイク等と比較するとゆったりとした柔らかい音となります。また、リボンマイクはその構造上ゲインが小さいという特徴もあります。

AT4080
at4080r

AT4080はリボンマイクの弱点でもあるゲインをバッファアンプを使用することで回避した、俗に言うActive Ribbonとなっています。

そのサウンドはリボンマイクらしい柔らかく厚みのあるサウンドで、懐かしさや暖かさを表現するのに適したサウンドと感じました。安いリボンマイクにありがちなモコモコのこもったサウンドではなく、しっかりとした芯を持ちつつ前面に出てくるサウンドで、ソロ楽器やボーカル向きだと感じます。テクニカらしい実に自然なサウンドで、このメーカーの良さである”音に対するまじめさ”が伝わります。

何かを誇張してイメージを作るのではなく、あくまでも素地を活かし自然にうまみを引き出すこのマイク。レコーディング時の選択肢に加えられるクオリティーと独自のサウンドを持ちます。Active Ribbonでしょ。。。と斜に構える前に、是非一度お試し下さい。

AT4081
at4081r

AT4080の兄弟機と思って試したのですが、これは全く別のマイクです。リボンマイクのもつ音の柔らかさをフューチャーした素晴らしい1本でした。AT4080がソロ楽器向けだとしたら、AT4081はまさに楽器向けのマイクです。あくまでもナチュラルに空気感を持ってそこでなっているサウンドをキャプチャーします。

このサウンドを聴いたときにピアノで試したい!と感じました。レコーディング現場ではSteinwayのピアノが多いのですが、このピアノは非常に打楽器的な金属音を持ちます。それが、アタックの切れや抜けにつながりアンサンブルの中で存在を示すのですが柔らかい響きは苦手なのです。。。ピアノは楽器の変更が難しいためにマイキングであれこれと調整すると思いますが、AT4081があれば別のアプローチが出来ると感じます。

ペアでマイクを検討されている方は、是非とも候補に挙げていただきたいマイクです。リボンならではの柔らかいサウンドを堪能下さい。他とは違うサウンドを求める方、真空管とも違うリボンのサウンドは魅力に溢れています。空気感や奥行き感等、立体的なサウンドを構築したいと思われている方に是非とも使っていただきたいマイクです。

  • AT4080 ¥105,000
  • AT4081 ¥71,400

★店頭試聴&お試しレンタルも可能です!是非ご相談ください。
(TEL 03-3477-1756/担当佐々木)

記事内に掲載されている価格は 2010年11月20日 時点での価格となります。

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