ビンテージ傾向が強いスタジオマイク業界の中で、常に先進的なマイクを開発するLEWITT。これまでチューブとFETを1本で賄うLCT940や、オールインワンUSBマイクのDGT650など、独自の路線で高く評価された同社から、革命的なマイクが登場しました!
新発売のLCT 640 TSは、デュアル・ダイヤフラムにより、5種類の指向性を切り替えて使用可能。さらにこれ1本でM/S録音を可能とし、専用プラグインにより、録音後に指向性を変化させることができる、夢のようなマイクです!これで録音後に部屋のアンビエンスを増減させることも可能になりました。これぞ、「その瞬間を逃さない」マイクといえるでしょう。
LCT 640 TS
マルチ・パターンで卓越した音質のラージ・ダイアフラム・コンデンサー・マイク。一見、Lewittのラインナップに新たに加わったコンデンサー・マイクに見えるLCT640TSはレコーディングの後に指向性の変更を可能とした革新的、そしてレコーディングの概念をも変える可能性を秘めたマイクです。
LCT640TSに前後にセットされた2枚のダイアフラムがピックアップした音を独立して出力し、レコーディング可能です。そしてレコーディングの後に無指向性から双指向性にシームレスに切り替え、そしてマイクのディレクションをも180°変更可能な特別なマイクです。本機能により、レコーディング後に必要するサウンドに応じアンビエント量を増やしたり、独創的なステレオ録音手法や、向い合ってのデュエットのレコーディングなどが可能になります。
加えて、収音するソースに対して、マイクのサイドを向けて設置すればLCT640TSのみでMid Side ( MS ) ステレオレコーディングが可能です。フロント側がLとしてリア側がライトとして動作します。そして両シグナルをサミングしますとミッドチャンネルとなります。この手法を最も簡単に得る方法はDAWにてステレオトラックとして入力し、ステレオ幅をコントロールしてください。
加えて新開発の”Polarizer”。プラグインをバンドル。本プラグインにてミックスの段階でマイクの指向性をシームレスにコントロール可能です。”Polarizer”は主要フォーマット(VST、AU、AAX)、Mac & Windows 対応です。指向性のコントロールはマニュアルでDAW、ミキシング・コンソールでも可能です。Lewitt FET ラージダイアフラムのフラッグシップ LCT640の基本性能を踏襲しながらも、タイムマシンのように指向性を操ることが可能なマイク。それがLCT640TSです。
Movie
代理店メディア・インテグレーションで行われたライブREC&Reviewの特集記事の中から、録音後に指向性を切り替えながら再生するという離れ業の動画をご紹介。
これ以外の動画や、アーティスト 青谷 明日香さん、エンジニア 五十嵐 建二さんによるレビューはこちら>>
特長
記事内に掲載されている価格は 2016年9月26日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ