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大作映画における劇伴作曲で必要とされる曲数は平均するとトータル40~50曲を超えます。厳しいプロの現場で求められる楽曲クオリティ。定められた締め切りの中での膨大な作業。。。ここで焦点になるのが、現在の作曲ツール「DAW」をいかに効率良くスマートに使いこなすかです。
今回、膨大な劇場作品を手がけてきた作曲家 瀬川英史氏が、「徹底カスタマイズ」をキーワードに、数々のPro Tools、Sibeliusのオリジナルアイデア/ノウハウを披露します。瀬川氏が長年の試行錯誤から到達した数々の手法は、きっとみなさんの制作環境改善に大きなヒントを与えてくれるでしょう!
また、ロサンゼルス在住の瀬川氏ならではの経験から、エンターテイメント産業の本場におけるプロジェクト管理手法など、これからのワークフローにまつわるトレンドも紹介されます。
・ご自身の音楽制作環境 改善に対し、高いモチベーションを持つクリエーター
・Pro Toolsをさらに使いこなしたい方
・Sibeliusをさらに使いこなしたい方
・アメリカの制作現場における最新トレンドを知りたい方
1. Introduction
・瀬川氏の近況紹介
・自宅システムについて
・現在のアメリカ業界内のトレンドについて
2. Pro Tools編
楽曲制作現場において、既に使いこなされている感のあるPro Toolsですが、効率化を実現する手法がまだまだあります。瀬川氏が日常的に使用するカスタマイズ手法を公開します。
・ショートカット徹底カスタマイズ
・マーカー機能をさらに活用する手法
・busアサインを活用したステム書き出し手法とマスター・クロックの関係
・“Supersession”からのビデオインポート手法
・マイナス小節の便利な使い方
〜 休憩 〜
3. Sibelius編
Sibeliusを効率化するには、とにかくカスタマイズすることが前提です。ここでも、瀬川氏が日常的に使用する手法を公開します。
・“Quadro”アプリ導入で実現する大胆なショートカット技術
・テンプレートの現場的使用法、レイアウト、仕上げに関するTips
・Sibeliusプラグインの実践的な使い方
4. プロジェクト管理編
膨大な人数が携わる映画制作の現場。クラウド環境の利用など、プロジェクト管理のさまざま手法が試みられています。エンターテイメント産業の本場、ロサンゼルスにおけるワークフロー管理のトレンドはどういうものなのか? 瀬川氏が実際に現地で経験する事例を紹介します。
・Google Sheetを使ったプロジェクト管理手法
・iTunesプレイリスト、Evernoteと連携する時間情報管理
・CSVフォーマット経由で実現するデュレーション値の自動的算出方法
5. 最後に
6. 質疑応答
日時 | 2018年1月12日(金) 17:30 開場/18:00 開演 |
場所 | Avid Space Tokyo 東京都港区赤坂2-11-7 ATT新館 4F アビッドテクノロジー株式会社 内 地図 >> |
定員 | 50名(先着順) ※定員を超えたお申し込みは、キャンセル待ちとなります。 |
参加費用 | 無料 |
講師 | 瀬川英史 氏 |
主催 | Rock oN |
協賛 | アビッドテクノロジー/リガサウンド |
作曲家:瀬川英史氏に訊く、Pro Toolsを使った映画音楽の作曲術 By ICON
瀬川英史 氏
岩手県盛岡市生まれ。 1986年CM音楽の作曲家として活動開始、現在までに2500本以上のCM音楽を手掛ける。アメリカ、フランス、イギリス、インド、ブルガリア等海外録音の経験も多数。2012年、サウンドトラックを担当したフランス短編映画「Le Dernier Jour de l’Hiver」がフランス国立映画祭イエール·レ·パルミエで最高音楽賞受賞。2017年は映画「銀魂」「斉木楠雄のΨ難」ドラマ「オトナ高校」等
記事内に掲載されている価格は 2017年12月25日 時点での価格となります。
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