音源部がさらに進化したminilogue xdが登場!
KORGブースは新製品が目白押しでした。まずは話題の新世代のアナログ・シンセサイザーminilogue xdが展示!
minilogueがシルバーの筐体にオシロスコープが搭載されていた先進的なデザインだったのに対し、xdではボディーが黒になってよりクールになった印象ですね。 オシロスコープは今回も健在です。
minilogue xdの音源部には2つのアナログVCOに加え、フラッグシップモデルprologueと同等のノイズ、VPM、ユーザー・スロットという3つの異なるデジタル・マルチ・エンジンを搭載しています。アナログとは違うサウンドの特色を活かして音色のバリエーションを拡大しているので、よりハイブリッドな音作りの可能性を拡げることが可能です。
それ以外にも32bit浮動小数点処理のデジタル・エフェクトも追加されていたり、16個のステップボタンを装備して、モーション・シーケンスにも対応したポリフォニック・ステップ・シーケンサーも搭載してますので、より多彩な音楽制作ができそう。
2019年2月下旬発売予定で価格は¥69,000(税抜)です。これは楽しみですね。
Volcaシリーズの新製品volca modular / volca drumが展示!
こちらも先日発表された新製品で、volcaシリーズの新ラインナップとしてvolca modularが展示されてました。
volca modularはセミ・モジュラー・タイプのシンセサイザーで、コンパクトな8つのモジュール、50のパッチ・ポイントを装備しています。
Buchlaに代表されるような「ウェスト・コースト・スタイル」を目指して作られたということで、FM変調などによる倍音の多いオシレーターをベースにランダムかつ複雑なコントロール信号やローパス・ゲート回路によって音色/音量に変化を与えるのが特徴です。モーション・シーケンス対応のシーケンサーを搭載していることも魅力的です。
写真のようにvolcaシリーズのモジュラーシステムに組み込むことで、音作りの強力な味方になってくれそうです。
同じく新製品のvolca drumは新開発のデジタル音源を搭載した強力なパーカッション・シンセです。
6パート/2レイヤー構成で、、DSPによるアナログ・モデリングによってサイン波、のこぎり波、HPFノイズなど5タイプから選べるオシレーター波形をベースにドラム・サウンドを作り出します。その音をビットリダクションできたり、ウェーブ・フォルダーやオーバードライブによる倍音や歪みを加えたりして多彩なサウンドを生み出せるのが楽しいですね。
内蔵シーケンサーは16ステップ仕様で、モーション・シーケンスにも対応。シンプルなようで奥が深い音作りが楽しめそうです!
どちらも2月中旬発売予定で、価格はvolca modularが¥23,000(税抜)、「volca drum」が¥20,000(税抜)です。
記事内に掲載されている価格は 2019年1月26日 時点での価格となります。
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