クリエイターの感性と、それを刺激するテクノロジーの融合。
Rock oNの人気企画「CREATOR X PRODUCT」の2020年クリスマス特別編をお届けします!クリエイターの皆さんに「誰かにあげたいプロダクト」と「自分へのご褒美に欲しいプロダクト」をそれぞれ教えてくださいと無茶振りを敢行!もちろんRock oN企画なので音楽/映像機材からセレクトしてもらうので、なかなか難しい質問に。
しかしいざ蓋を開けてみると「誰かにあげたい」=「あげたいと思うほど気に入っている、または気になっているもの」、そして「自分へのご褒美」=「自分のクリエイティビティを刺激してくれるもの」という図式が図らずも見事に成立し、非常に興味深い内容となりました!
さぁ、いよいよ到来したクリスマスシーズンをクリエイティブに楽しみましょう!
★index
■モリシー(Awesome City Club)
■鈴木Daichi秀行
■岡田健太郎
■tofubeats
■青木征洋
■江夏正晃
■三船雅也
■mergrim
■横山克
■Kenichiro Nishihara
■SASUKE
■瀬川英史
■杉山勇司
Profile
Awesome City Clubの活動とともにアレンジャー、エンジニアとしても活躍中。2014年にはNACANOのアルバム『GASTRONOMY』のプロデュースとミックス、長棟航平監督の短編映画『みなと、かこ、げんざい』の劇中音楽を担当。2016年には東京女子流、LOVERSSOUL、西恵利香などのレコーディングに参加。近年は、須田景凪、Mega Shinnosuke、DAOKO、mihoro* レルエなどのサポートミュージシャンとしても活躍中。
家で過ごすことが多くなって、自宅で完結する仕事も増える中、
OZONE9はめちゃめちゃ重宝するのではないでしょうか。
さらっと2mixを先方に出すときにも便利ですが、Vintage LimiterやVintage EQなど制作でも便利なプラグインがたくさんあって手放せません。
僕も今年は(毎年ですが)大変お世話になりました。
あとはマッチEQ。リファレンスやお気に入りのミックスのものを保存しては
すぐに使えるのが便利です。
作品を作っている全ての人に送りたい一品です。
今年の配信ライブのミキサーで知り合いが使っていたり、先日のAwesome City Clubのワンマンライブでも、配信のミックスで使われていました。
今年発売の製品ではないですが、今年すごい勢いで出回ってる製品だなーと思ってます。去年からずーっと欲しいと思い続けて時が過ぎましたが、
今サンタさんに頼むならこれでしょう。
早く自宅でG Buss Compressorと、あのフェーダーを動かしたいです。
Profile
バンド「Coney Island JellyFish」のメンバーとしてSonyMusicよりメジャーデビュー。近年はサウンドプロデューサーとしてバンドからシンガーソングライター、アイドルまで得意な幅広い音楽性を生かし活動する傍ら新たな才能を求め新人発掘、育成などにも力を入れ、自社スタジオ【Studio Cubic】を活動拠点として自身の音楽レーベル【Studio Cubic Records】から発売された「Non Stop Rabbit」のアルバムはオリコンデイリー1位となった。
キャラクター変化の少ないクリアな音質のマスターリミッターです。とても自然にピークを抑えてくれるのでどんなソースにも向いています。ソースに合わせた4つのプロファイルと3つのSOFTLIPがあらかじめプリセットされていて楽曲の内容に合わせた最適な設定に素早く辿り着けます。特にハードウェアとの組み合わせで常にレベル監視と微調整が出来るのがとても便利です。ラウドネス値も常時監視出来るので配信時代のマストアイテムだと思います。値段もお手頃なのが良いですね。コントローラーは思ったよりコンパクトでデスクに置いても邪魔にならない所も良いです。
低音、サブハーモニックを調整するプラグインは現代の音楽に欠かせないツールになっていると思います。特にサブスクリプションがメインになってくると低音の重要性はとても高くどんな視聴環境でも再現できる事が大事なってきます。RootOneはパラメーターも解りやすくとてもナチュラルにローエンドの調整が出来ます。倍音を制する者はミックスを制する と言われるほど倍音コントロールは大切ですね。こういうプラグインはいくつあっても困りません。
apiがとても好きでビンテージの312も愛用しているのですが、新しくなった312がとても気になっています。現代のレコーディング手法に合わせた仕様になっていてインプットを突っ込み気味で入れて3:1 出力トランスタップで下げたりメーターが付いていて視認性と安心感があったり使い勝手が良くなる事で入力ソースやジャンルの幅も広がりそうです。ルックスもビンテージ感があってかわいいですね。あぁ・・とっても欲しい。
配信ライブが増えて来たことで配信に対応したシステムの必要性も高くなって来ました。小規模のバンド、アコースティックライブなど用にコンパクトで手軽に収録出来るシステムを探しているとTASCAM Model 12に辿り着きました。必要な機能が全て備わっており、求めている入力数や規模感に合わせて選べるバリエーションも良いですね。場所を選ばずセッティング出来るサイズ感なのでライブ会場だけでなく、会議室やオフィスなどどこにでもセッティングしてすぐに配信出来てしまうのは今のニーズにとてもマッチしていると思います。
Profile
尚美ミュージックカレッジ卒業後、レコーディングスタジオを2社経験し、2018年ミクシィ サウンドグループにジョイン。収録やイベントのサウンドディレクション、機材の発注や管理等も担当。現在はサウンドライツグループにて、音にまつわる権利の調整業務などを行っている。2020年にはオフィス移転とともに新設されたSound Studioを設計段階から担当した。
デジタル完結の作業が中心の昨今「ボリュームも気持ちも”アガる”製品が登場したな!」と思いました。この見た目、ノブ、良いです。
やはり自宅での作業は気持ちのコントロールが大切・・・ですよね?笑
赤く大きいこのノブで、デスクに華を添えましょう!
他製品でも評判の良いHeritageの新作であり、機能と価格も良いラインを突いてきたなと思います。
モニコンとしては同社で上位機種のRAM System 2000もありますが、自宅での使用やプレゼントにはBaby RAMもぴったりです。
私も愛用しています。細かい音を作り込むというより、全体のバランスを確認したりするのに向いてます。装着感も良く、長時間使用しても疲れないのがGoodです。
付属品も充実していて、持ち運びしやすく、使用機器を選ばないのも良いですね。珍しくマイク付きのケーブルまで付属しているので、テレワークにも良いかも?!
音楽制作だけではなくリスニングや動画制作なんかにもおすすめできます。お家時間をさらに楽しめるヘッドホンとして選びました。
今年は自宅にいる時間が長く、たまには違う系統の音を聞きたくなることもしばしば・・・そんな時にこの愛らしい見た目のスピーカーに出会ってしまいました。
か、可愛い・・・
デスクに気軽に設置でき、音も良い、最高です。Genelec製品は共通して、スピーカーの角度も調整できるので、8010は設置場所を選ばず、気軽に移動できる点も良いですね。
息抜きに音楽を聴いたり、映画も見るにも良いかもなぁ・・・久しぶりにサンタへ手紙を書いてみます!
Profile
1990年生まれ、音楽プロデューサー。2020年はアルバム「TBEP」、シカゴハウスのカヴァー「I CAN’T DO IT ALONE」「RUN REMIXES」などをリリース。自社レーベルHIHATTも運営中。
ちょっとプレゼントとしては高価ですが音楽を志している人間なら持っていて確実に損しないオーディオインターフェースがRMEですね。本気でDTMをやっている人と付き合っている彼氏・彼女はコレをあげるといいと思います。2台目に良いやつを…っていうチョイスにもぴったりですね。かくいう私も外に行って制作する時(今年はそういう機会が本当になかった…)は前モデルですがコレを使っています。バスパワーなのに余裕のある動作やヘッドホンアンプのバッチリ感にハードケースと気持ち良い商品です。見た目よりズッシリ重くてガッチリしてるのも良いですよね。
もう3~4年前くらい?からiloud micro monitorをサブデスクのスピーカーとして使っており、音楽関係の友人へのプレゼントにもだいたいコレをあげまくり、自分でも2セット持っていて1セットは持ち歩ける袋にいつも入れてる入れ込みようだったのですが、あんまりにもやりすぎな気がして後輩に譲渡、かわりにコレを買ってみたらちょうど良い感じでした。フォン・RCA・ブルートゥースと豊富な入力も便利で、なにより全部一気に出力できるのがありがたい。制作に使うほどのものでもないですが自宅でちょっと音楽とか聞こっかな、って人にあげたい一品です。
プライベートスタジオのラックにいろいろスタックし始めて自分にあった機材なんかが少しづつわかってきた今日この頃。コロナもあって向き合う時間も増えた結果、いろいろ売り払ってランチボックスを本格導入し始めました。電源の数も足りないしもう全部これ(R10)にまとめたい!てなわけでwes audioのBeta 76も売り払いましてFETコンプをこちらに入れ替えようかなと考えております。他になんか良い76系の500モジュールあったら各位教えてください。due-preも気になってます。
昨年いきなり我がスタジオに開発者のコリン氏が来訪し度肝を抜かれてから早1年、すっかりMcDSPユーザーになりつつある私ですが、やはりその日にも彼が持ってきていたこのAPBシリーズが気になります。今使ってるNativeシリーズの延長線上にあるハードウェアプロセッシング、めっちゃ気になりますがAbletonユーザーなので試すまでもなくって感じです。最終的にはコレとプロツールスだけでいろいろできまっせ、的な感じになってたらなんかプロっぽくて格好良くないですか?そういうノリでやってるから今だにプロツールスもろくにオペレーションできないのですが… まずはツールスの環境を整えないとですね。
Profile
作編曲家、ギタリスト、エンジニア。代表作に「Street Fighter V」「ASTRAL CHAIN」「Final Fantasy XV Multiplayer: Comrades」等。
自身が主催しアーティストとしても参加するG5 Project、G.O.D.では世界中から若手の超凄腕ギタリストを集め、「G5 2013」はオリコンアルバムデイリーチャート8位にランクイン。
東京大学工学部卒で日本人唯一のiZotope Artistであり、Billboardの全世界チャート6位にランクインした「The Real Folk Blues」のチャリティーカバーではミキシングを務める。
配信のお供からビデオ通話のクオリティアップまで広く使えてリーズナブルなデバイスです。
カメラが複数あればPicture in pictureも簡単に出来てStillも使える上にオーディオインプットもあるためカメラにショットガンマイクをマウントしてしまえばハンズフリーで配信や通話の品質を挙げられるのも嬉しいポイントです。
HDMIソースのキャプチャーであれば安価な選択肢が色々ありますが、解像度やフレームレート等の安心感をとるのであればこちらがベストな選択肢だと感じます。
コンデンサーマイクをギターキャビネットに立てるとどうしてもハイのチリチリした感じが気になってしまうため結局Royer LabsのR-121とTelefunkenのM81あたりで解決してしまうのですが、このOriginはその辺りに嫌な感じが無いため歪んだギターでも気持ち良く録ることが出来ます。
12kHzあたりでローパスを入れてあげればライブでもレコーディングでも使えると思いました。あと何より見た目が可愛いですよね。
Originのポイントを書いている途中にちょうどこのマイクの情報が飛び込んできたのですが、とても気になる内容だったので挙げてしまいます。
同社のVL37は極めてオープンなトップエンドを持っているのですが、僕がリボンマイクに求めるロールオフとは異なる方向性だったため選択肢からは外れていました。
このAL95は周波数レスポンスのグラフを見る限り20kHzあたりまではある程度下がっていっているため、音もちょうどよいところに落ち着いてくれているのではという期待が高まります。
Profile
音楽家、DJ、エンジニア。marimoRECORDSのプロデューサーとして多くのアーティストのプロデュースをするかたわら、エレクトロユニットFILTER KYODAIとしても活動中。
同時にCM音楽、映画のサントラ、自動車のサウンドデザインなども多数手掛ける。2020年10月世界初ハイレゾ・アンビソニックアルバム「PIANO Pieces」をリリース。自他ともに認めるシンセ好き。関西学院大学の非常勤講師も勤め、著書に「DAWではじめる自宅マスタリング」(リットーミュージック)などがある。
これを2つプレゼントされたら、スタジオでMIDIケーブルに足を引っかけて、転ぶことはなくなるよ。Bluetoothワイヤレスだから、レイテンシーが気になるって?バカ言っちゃいけない、たったの3㎜secだぜ。超絶速弾きしても大丈夫。Bluetoothだから設定がめんどくさいって? なんてことはない、ただ挿すだけ。
あ、そうそう、使い慣れたMIDIキーボートにこいつを挿すだけで、スマホの最新シンセアプリも気持ちよく弾けちゃうよ!でもお高いんでしょ~って?定価6,500円!!
サンタさーん!これをハードシンセやMIDIキーボードはめんどくさいと思ってる人の枕元の靴下に入れてあげて!
いまや各社バンドルを買えば、いろーんなシンセが山ほど入ってる。そ、こ、で、どんなソフトシンセのバンドルを買おうかと悩んでいる若者にはこいつをプレゼントしたい。
なぜかって?とにかく使える。どんなジャンルでも、どんな曲にも使えるシンセが山ほど入ってる。
しかも日本ではまだユーザーがそんなに多くないので、友達とサウンドがかぶらない。あ、おすすめはSUBBOONBASS2、RAW、BLUE2、GO2。まずはこれらから触ってほしい!。
あ、そうそう、せっかくだからシンセの勉強も兼ねて触るといいよ。画面が複雑そう~って思うけど、慣れれば平気。音もいいし、ほんと、いい時代だ・・・。
Sequencial Prophet-5がまさかのRevision4になって帰ってきた。メモリできるポリフォニックシンセの元祖ですよ。知らない若い子はGoogle先生に聞いてみてください!
血眼でビンテージを探す必要がなくなったんですよ!これは一家に一台と言いたいところ。しかし!お値段は決して優しくない。年末ジャンボのジャンボじゃなくていいので1等組違い賞が当たれば間違いなく自分にプレゼントします。2020年おうちにいたシンセ好きはみーんな驚いたニュースですよ。ここだけの話、ベロシティーとアフタータッチを追加したDAVEさんに感謝したいです。ありがとうございます。あ、ジャンボ当選ならProphet10です。
たぶん年末ジャンボは当たらないので、現実的に自分にプレゼントするならこれだ!このつまみを見てアガるやつは間違いなくNEVE好きだ!
しかもこのノブデカい!1073のゲインノブを初めて触ったあの時の初心を忘れてはならない!なんならこのつまみを電子レンジのつまみに変えてもいい。
というのは冗談だが、それくらいこのノブはノブフェチにはたまらない。サンタさん、Prophet-5がダメならこれをください。大切に使います。
Profile
三船雅也(vo/g)を中心に、東京を拠点とし活動しているフォーク・ロック・バンド。2014 年『ロットバルトバロンの氷河期』を発表。2019年4th AL『けものたちの名前』を発表し、<Music Magazine>をはじめ多くの音楽メディアから賞賛を得た。2018年コミュニティー”PALACE” を立ち上げ、独自のバンドマネージメントを展開。後藤正文主宰 “APPLE VINEGAR MUSIC AWARD 2020"にて大賞を受賞。2020年10月28日にニューアルバム『極彩色の祝祭』をリリース、全国ツアーを行っている。
https://www.rothbartbaron.com
最近スタジオでバンドメンバーと触っているんですが、今までのFM音源から古臭さを無くした新しいハイブリットな感覚があります。アンビエントから色々なものまでを作れる可能性を秘めた、この新しいシンセはまだまだ奥が深く、もっと触っていたいなと思いました。直感的な操作がクリエイティブにとってどれだけインスピレーションを与えてくれるか。それをこの小さなボディーに秘められたサウンドエンジンが新しい感覚へと連れてってくれるのは、非常に楽しいなと思ってます。2020年代のFM感覚、ぜひみんなに配ってしまいたい。
RMEとZen Tour Synergy Core 2つとも愛用しているのですが、やはり音の解像度、リバーブの切れ目まではっきりと見える、この感覚は僕たちがクリエイトしたものをコンピューターから取り込み、外へ生み出す、音を担う機材はとても重要です。より多くの音を聞き分けて何がベストか、何がいいテイクなのか、そして何が音として人を感動させるのか?そこに集中するためにこの機材は最初の1歩としてみんなにプレゼントしたいなと言う気持ちがあります。この解像度を知っているか知らないかでその後のクリエイティブは大きく変化してしまいます。この最新モデルは僕も欲しいくらいです笑
個人的な興味としてモジュラーシンセサイザーの複雑な信号の構成、ドレミファなどの鍵盤の音階から離れられた自由な音楽作りにこれからどんどん没入していきたいと思っています、その中でこのpolygogoはまた新しいシンセサイザーの可能性を開けてくれるモジュールだと思います。正直これを誰か俺にプレゼントしてくれたらものすごくクリエイティブが発揮されてこれを生かした楽曲をめちゃめちゃ作ると思うのでチャンスですよ皆さん、お待ちしています。コロナが終わったらドイツに行ってモジュールを買い漁りたいですね。
Modal Electronicsのヨーロッパ独特の冷めた音像が非常に特徴的で、この新しい感覚を引き連れて楽曲を作りたいなという気持ちが非常にあります。直にまだ触れた事はないんですけど、毎回インターネット上でこのサウンドを聴いて震え上がっています。いろいろなものをミックスして作り上げる新しいシンセサイズの可能性をこの1台で見出せたらなぁと強く思います。その新しい機材に対するワクワク感こそが新しいアイデアであったりクリエイティブだと思う、少なくとも僕はそういうキャラクターです。触るのが楽しみな逸品。
Profile
mergrimはベルリン在住アーティスト、光森貴久によるユニット。moph records主宰、mergrimでは2枚のアルバムをリリース。アレンジャー、リミキサーとしてdowny, spangle call lilli line, DJ SODEYAMA等のトラックを手がけている。2019年にはTakahisaMitsumori名義で初の12inchもリリース。
2017年に渡独後、実験的な機材を使ったパフォーマンススタイルで、Hoppetosseなどにも出演。また、ラグビーワールドカップの開会式音楽、ミラノ、ロンドンのSonyのインスタレーション、そして様々なCMなど映像の音も手掛けている。
NovationのBass Station IIをAphex Twinがリミックスしたモノシンセ。
アナログシンセに必要な要素が揃っていつつ、Aphexモードや、Richard DevineやR Benyのプリセットも入っているので、買ってフィルターとモジュレーションホイールを触れば変態サウンドが手に入れ放題 笑
軽いしパフォーマンス性もありそうだしバンドでのプラスアルファとかにも使えそうですね。
個人的には元のBass Station IIよりデザインが好きです。単純明快なノブやツマミがアナログシンセシスを学びたい人にうってつけなので、シンセ入門したい方に贈りたいですね。
Buchla Music Easelといえば1973年に発売された伝説のシンセ。
数年前までは復刻モデルでも100万円近くで購入するか、専門的な知識を手に入れ、パーツを購入し自分で組み立てるという選択肢しかなかったのですが、こちらはキーボード部をとり、現代的な改良を加えたバージョン。
かなりリーズナブル(といっても高いですが…)な価格かつ、midi,USB,CVと互換性もバッチリだから使い勝手も良さそう!
BUCHLAデビューしたいです、サンタさん。。
Profile
アニメやドラマ、映画などの映像作品の音楽を担当するほか、ももいろクローバーZをはじめとしたアイドルへの楽曲提供も手がける。世界各地でのレコーディングや、自ら制作するサンプリング素材でのサウンド構築など、常に固有の音楽を探し求めている。
主な作品に『ちはやふる』シリーズ(16、18/監督:小泉徳宏)、『空の青さを知る人よ』(19/監督:長井龍雪)、『AI崩壊』(20/監督:入江悠)、アニメ『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』(15)、『四月は君の嘘』(14)、連続テレビ小説『わろてんか』(17)、ドラマ『Nのために』(15)など。
ご褒美というよりは超硬派なセレクトをしてしまいました。うちのスタジオのメインモニタであるATC、これを導入してから音作りが本当に楽になりました。
音楽の解像度はとても高い。どんな細かやな音も、リバーブのテイルも、しっかり判別できます。低域もどのくらい出ているかしっかり把握できます。しっかり音量を出してあげると部屋も揺れます。楽しさと制作の緻密さが両立できるところが、このモニタの最高に良いところですね。楽しくて、ずっとステイホームしちゃいそうです。
超現実的なセレクトでスミマセン… このサイズだったら、頑張ったら旅先に持っていけるかな… 手軽にチューニングできるし、もっといい音で旅先で音楽が作れるようになるのかな… 夢が膨らみます。
いや実はもう1セットは持っています。でも、旅用バッグに詰め込んでおきたいんです。今年は旅が難しい年でしたが、旅行の準備はいつでも万全にしておきたい。そんな想いもあり、選んでしまいました。
なお個人的好みによりWhite限定です。
Profile
96年よりファッションを中心に幅広い分野の音楽プロデュースを手掛け、東京コレクション・パリコレクションといったショーをはじめ、GinzaSix等の店舗内サウンドディレクションを手掛けている。
自身のアーティスト活動としては2018年にはデビュー10周年を迎え、ベストミックス&リミックスアルバム『Kaleidoscope Suite』をリリースし、JAZZを中心としたDJスタイルやバンドセットで国内外のイベントやフェスに数多く出演している。
303の高騰後に青春期を過ごした自分にとって、303ってこういう値段で正解でしょ?!という価格で登場したことでめちゃめちゃ納得させられた機材。誰が触っても一通り遊べるゲーム性と、中毒性のあるサウンドがいつまでたってもクラシックな存在であり続けられる理由なのだと思います。一台持っていたとしてもプレゼントでもらったらそれはそれで嬉しい。近年のBehringerのリイシュー(?)は反則すれすれのラインナップでどうしても注目してしまいます。
機材への憧れって、マガモの親を見たときの「刷り込み」にも近く、少なからずルックスにもある気がしていて、こういうパーフェクトなデザインのリイシューこそ真に欲しくなってしまう気がします。プラグインのデザインも同様にデザインが違うと音も違って聞こえてしまう、それは逆に罠かもしれないです。ただ実機くらいはデザインにめちゃめちゃ凝って所有欲を満たす存在でもよいのでは?40代の自分としては文字通り一生物になる気がして、高級機を買うことに最近躊躇がなくなりました。。
Profile
2018年若干15歳でメジャーデビュー、Spotify「Early Noise Artist2019」に選出されるなど話題に。新しい地図への楽曲提供、Buffalo Daughter、m-floなど様々なアーティストのRemix、企業とのコラボレーションやCM音楽制作など幅広く活動する17歳のトラックメイカー。2020年はMadeon来日公演のオープニングアクトを務め、「Part.2」「目覚めるだけ」「Times」の3作をリリース、スペースシャワーTVが最も注目する新人アーティストを決定する「SPACE SHOWER RETSUDEN NEW FORCE」に選出されるなど活躍の場を拡げている。
今年のビッグニュースといえばMASCHINE+の発売でしょう!あのMASCHINEが遂にスタンドアローン版を出したという所だけでも気になりますが、機能も凄い!
セットアップが簡単、シーケンサーの見やすさ、操作の覚えやすさ、クオリティの高い音が内蔵、それとなんといっても難しく考えずに作業出来ること。
PCも必要ないので、シンセを弄る感覚で作業を進めて行くことができます。追加サウンドが欲しければ本体に直接ダウンロードしてすぐに使えます。まさに初心者〜そろそろ新しい機材を取り入れたい方まで誰でもMASCHINEにのめり込むことができる、そんなプロダクトだと思いました。是非贈りたいプロダクトです。
●自分にプレゼントしたい!
今年衝撃を受けた発表でした!80年代を中心に多くのアーティストに愛用されたあの伝説のシンセProphet-5!
復刻が出るなど様々な噂の中、なんと‼︎本家のSeqentialが出すんです。
Dave Smith に「すべての Prophet-5 の中で最高の Prophet-5 」と言われたら、いつか手に入れようと思っていた僕は絶対に見逃せない!あの外観も音もそのまま、Rev4へ進化したProphetをこの手で触ってみたい!部屋に置きたい!
そのくらい自分の音楽人生に置いて、絶対に持っておきたいプロダクトなんです。
値段的に手が届かないので僕的には「プレゼントされたい」です笑
Profile
劇伴作曲家の人です。 NHK朝ドラ「エール」「浦安鉄筋家族」「親バカ青春白書」「極主夫道」映画「今日から俺は‼︎」「新解釈 三國志」等を書いてます。
毎日使わないんだけど、あれば使うな〜みたいな物をもらうと嬉しいですよね。elektronのこのシリーズはまずデザインがカワイイし、マニュアルを読まなくても僕も店頭で試奏してそこそこ使えたので難しくないと思います。elektronのどの製品にも共通してる事なのですが、制作過程が楽しいってかどうかにはツマミやボタンの位置がすごく関係するんですが、これは本当によく出来てると思います。サンプラー付きのリズムマシンは皆結構持ってると思うので、あえてこのCyclesを選びました。
実はもう自分にプレゼントしちゃいました(笑)。元々前モデルのPRO2の購入は〜ず〜っと考えてたんです。かなりずっと悩んでたな。昔からKorgのmono/polyもそうですけど、モノシンセの方が触っていて楽しいんですよね。LFOの数が3つ、ループ可能なエンベロープが4つ、これくらいあるとモジュラーシンセ的な発想が可能なので、サウンドデザインしていく際にモジュレーションのやりくりに頭を悩ませる必要がないんです。それとこのフィルターの効きがすごく良いので劇伴で使うパーカッション系のサウンド を作るときにも助かっています。
Profile
1964年生まれ。近田春夫&ビブラストーン、東京スカパラダイスオーケストラなどを担当。その後レコーディング・エンジニア、サウンド・プロデューサーとして多数のアーティストを手がける。主な担当アーティストは、ソフト・バレエ、ナーヴ・カッツェ、東京スカパラダイスオーケストラ、Schaft、藤原ヒロシ、X JAPAN、L’Arc~en~Ciel、LUNA SEA、櫻井敦司、dropz、睡蓮、YOSHIKI、河村隆一など。また、書籍『レコーディング/ミキシングの全知識』 ( リットーミュージック)を執筆。2017年には同書の中国語簡体字翻訳版(湖南文艺出版社刊)、2020年に繁体字版が出版された。
インターフェースをHD I/Oからアップデートしたいと考えていたところ、MTRX Studioの実機を試す機会がありました。思わずキャリブレーションをチェックしてしまうほどの出音の違いに驚きました。特に定位感が格段に向上していて、ミックスする際に微細な違いを聞き分ける助けになると思います。インプットの規模などでProTools|Carbonと悩むところですが、HDXと組み合わせるならMTRX Studioだと思い、この製品を選びました。
マスタリングをする際に使うデジタルドメインのエフェクトを探していたのですが、Weiss Engineering社の製品がプラグインにコード移植されたと聞いて試してみました。以前から発売されていたディエッサーやマキシマイザーなどのクオリティもさることながら、今年日本発売が開始されたWeiss EQ1が特に気に入りました。リニアフェイズEQの出音は、これまで体験したものと一線を画すと思います。クリスマスまで待てなかったので、すでに自分にプレゼントしてしまいました。
記事内に掲載されている価格は 2020年12月24日 時点での価格となります。
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