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Rolandブースでは、配信・イベント向けビデオスイッチャーの最新アップデートを展示。
Streaming Video Switcher V-160HDとV-80HDに新しい連動機能が搭載され、ヤマハDMシリーズとの連携が強化されました。前回のInterbee2024 ヤマハブースで参考展示されていた内容が製品化されました。

V-160HD Ver. 3.5では、ヤマハのデジタルミキシングコンソール DM-3 シリーズとの連携機能を搭載。LAN ケーブル 1 本で接続完了し、DM3 のフェーダー、ミュートボタンから V-160HD 内蔵オーディオミキサーのレベル、ミュートON/OFFのリモート操作が可能なほか、V-160HDのユーザーボタンから DM3 のシーンを呼び出し可能。V-160HD のマクロ機能を使用し、V-160HD と DM3 のシーンを同時に呼び出すことも可能になりました。

V-80HDは、スイッチャーと周辺機器とのシームレスな連携により、現場オペレーションの省力化を実現するスポーツ中継ソリューション。リモートカメラ、リプレイヤー、スポーツコーダーなど、さまざまな周辺機器をスイッチャーからリモート操作可能。SRT、RTMP 対応エンコーダーを使用して、クラウドのストリーミングサーバーや会場に設置されたデコーダーへ映像・音声を IP 伝送することができます。

無償テロップソフト「グラフィックスター」
Windowsパソコンで動作する無償のテロップソフト「グラフィックスター」はローランドのスイッチャーと組み合わせてのみ動作する目玉機能。V-160HD、V-80HDに加え、V-120HDなど複数の機種で利用できるとのこと。
名前出しのテロップや動画再生にも対応し、野球の BSO(ボール・ストライク・アウト)表示をソフト内で制御できる機能も搭載しています。通常、テロッパーの導入には何百万もかかるケースがある中で、スイッチャーと一緒であれば無料で利用可能という点が大きなメリット。
このグラフィックスターがアップデートされ、コンテンツが追加されたほか、周辺機器として広く使われているストリームデッキにも対応し、操作性がさらに向上しています。
Roland
https://proav.roland.com/jp/
記事内に掲載されている価格は 2025年11月20日 時点での価格となります。
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