バーチャルアナログシンセサイザーとダンスミュージックの歴史を作り上げたNord Leadの最新型!これまで世界中のファンに愛された明快な操作子と明るく艶かしいサウンドコンセプトはそのままに、フォルマントウェーブテーブルという新しい方式を含めたオシレーターの強化や、トランジスタとダイオードそれぞれの音色をエミュレートするフィルターの強化。さらにユーザー念願のCrush、Talk and Distortion、Reverb、Delayというエフェクトの搭載。まさに今求められるサウンドを備えた究極の実戦型シンセに仕上がりました!
オシレーター・セクション
Nord Lead 4は1ボイスあたり2オシレーターのサブトラクティブ・シンセサイザーです。
一般的なノコギリ波、矩形波、サイン波、三角波、パルス波、パルス・ウィズス・モジュレーション(PWM)といった波形の他に、豊富なウェーブテーブル波形を搭載(オシレーター1のみ)。
このウェーブテーブル・シンセシスはピッチとは独立したレゾナント・ピークを含んだフォルマント波形など、ユニークな波形が満載されています。
Nord Lead 4は最大4レイヤーまで音色を重ねて使用できます。また、キーボードを左右の領域に分割し、それぞれ別の音色をアサインできるスプリット・モードも内蔵しています。
また、自由度の高いホールド機能を使用すれば、あるパート(スロット)の音色をホールドさせている間に、それをバックに別の音色で新たなプレイを展開させることも自由自在です。
ハード&ソフト・シンク
オシレーター波形にイレギュラーな歪みを生み出すハード・シンク。そのダーティでリッチな倍音を含んだサウンドは、往年の名機のシグネチャー・サウンドの1つでした。Nord Lead 4では、このハード・シンクの他に、ややスムーズなキャラクター(それでもまだまだワイルドです)のソフト・シンクという、2タイプのオシレーター・シンクを使用できます。
このオシレーター・シンクに、Nord Lead 4独自のピッチ・モジュレーション機能を組み合わせれば、これまで以上に複雑でナスティなシンク・サウンドも思いのままです。
フィルター・セクション
Nord Lead 4のフィルター・セクションは、一般的な12、24dBのローパス・フィルターに加え、さらに切れ味の鋭い48dBローパス・フィルターも内蔵しました。もちろん、ハイパス、バンドパス・フィルターも内蔵し、フィルター用ADSRエンベロープやキーボード・トラッキング機能も搭載しています。
また往年のアナログの名機に搭載されていたトランジスタやダイオードを梯子状に結線した「ラダー・フィルター」を忠実に再現したモードを2タイプ内蔵しています。この2つのモードは、単にラダー・フィルターの特性を再現しただけでなく、フィルター回路内部の歪みやレゾナンスの特性なども忠実に再現し、ユニゾン・モードを併用すれば、これまでになかった極太サウンドのリードやベース・サウンドを生み出せます。
フィルター・ドライブ
フィルター・ドライブは、ボイスごとにかかるタイプのドライブで、エフェクト・セクションに入る前の段階でサウンドに歪みをプラスし、独特のサウンドに仕上げることができます。
エフェクト・セクション
トーク・エフェクト:口腔の動きをシミュレートした、いわゆるトークボックスのようなエフェクト
クラッシュ:サンプルレートを大胆に落として独特の歪み感を生み出すエフェクトです。
コム・フィルター:コーラス/フランジャー的なサウンドを生み出せるエフェクトで、LFOでモジュレーションをかけることも可能
コンプレッサー:スレッショルドのみのシンプルな構成ながら、サウンドに独特の質感をプラスでき、モジュレーション機能を使用すればサイドチェイン的に使用できる
ディレイ:ディレイ・タイムをコントロールするディレイ・テンポ・パラメーターは、マスター・クロックに同期可能で、テンポに合ったディレイ音を作り出せます。また、ディレイ・エフェクトはディレイ・テンポをリアルタイムに変更するとディレイ音のピッチが変化するアナログ・モードも選択できます。
リバーブ:3タイプのリバーブを内蔵し、ドライ/ウェット・コントロールはもちろんのこと、ブライトネス・コントロールにより、リバーブ成分の高域を自在に調整できます。
その他 魅惑の機能
インパルス・モーフィング機能
インパルス・モーフィング機能は、インパルス・モーフ・ボタンを使用し、複数のパラメーターの設定値を瞬間的に変化させることができるパフォーマンス機能です。LFOの周期を一気に2倍にしたり、オシレーター波形を切り替えたり、グライド(ポルタメント)をオンにしたり、レゾナンスを一気に上げたり、リバーブを一瞬でカットしたり……これらすべてのコントロールをボタン1つで一瞬のうちに行えるのです。ウォブル・ベースや複雑なゲーティングによるパッドなども完璧にシンクでき、しかも設定は非常に簡単です。シンプルながらもアイディア次第で幅広く応用可能なインパルス・モーフィング機能で、パフォーマンス時のクリエイティビティはさらに跳ね上がります。
モジュレーション・ホイール、ベロシティによるモーフィング機能
Nord伝統のモーフィング機能と言えば、モジュレーション・ホイールやベロシティで音色パラメーターをコントロール可能な、このモーフィング機能です。こちらはノブ・タイプの連続可変型のパラメーターをモジュレーション・ホイールやコントロール・ペダル、ベロシティでコントロールできます。例えば、アルペジオのオクターブ・レンジの変更や、クラッシュ・エフェクトのサンプルレートの変更をモジュレーション・ホイールなどで行えるのです。
コード・メモリー機能
コードの構成音をメモリーし、指1本で演奏できるコード・メモリー機能を内蔵しました。
アルペジエイター
アップ、ダウンやランダムなど、4オクターブのレンジで分散和音を演奏できるアルペジエイター機能です。マスター・クロック機能を使用すれば、LFOやディレイとの同期も行え、新搭載のポリ・モードでは和音のアルペジエイターのクロックで断続的に演奏させることも可能で、ゲーティングをしたパッド・サウンドに最適です。さらにパターン機能も内蔵し、インパルス・モーフィング機能と組み合わせれば複雑なリズムによるコードのトリガリングを使用したパフォーマンスも思いのままです。また、パフォーマンス・モードでは最大4系統のスロットで別々のアルペジオを同時に使用することも可能です。
ラックタイプもReady
ファンが待ちこがれていたラックモデル「Nord Lead 4 R」も製品化されています。とても美しいキャンディレッドカラーのウッドサイドパネルで装った筐体はシンセ好きのハートを射止めます。キーボードと木製ベンダーやモジュレージョンホイールなどの一部機能を除いたNord Lead 4の基本機能を全て受け継ぐこのモデル。ライブよりも制作メインの方にはこちらの方が好まれそうです。
アナログモデリングシンセを文字通りリードし続けてきたNord Lead。その最新作の本機は「深い階層に潜ることなく本体のツマミとボタンでほぼ全てのパラメーターが操作できる」というNORD製品の特徴を一切変えることなく、これまで以上に自由に、そして現代的なドライブ / 汚し系のサウンドメイクを目指しました。
これからもシンセサイザー界を牽引する機種としてNord Lead 4から目が離せませんよ!
NORD
NORD LEAD 4
¥ 218,400
NORD
NORD LEAD 4R
¥ 193,200
記事内に掲載されている価格は 2013年9月20日 時点での価格となります。
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