世界に誇る日本のピアノ産業を支える代表的ブランドの一つKAWAIからVirtual Piano Controler『VPC1』が遂に発売されました!
KAWAIが「Virtual Piano Controler」とカテゴライズするのには訳があります。VPC1は同社の持つピアノ技術の粋を結集したリアルなピアノタッチ鍵盤や、各ピアノ音源メーカーとのコラボレーションによって生まれた音源ごとにヴェロシティカーブを最適化するなど、単にコントローラーと呼ぶことのできない高い演奏性を持つ画期的なMIDIピアノ鍵盤なのです。
※VPCエディターソフトウェアは 2013年10月1日現在 Windowsのみの対応となりますが、タッチカーブプリセットの呼び出しはエディターソフトを使わず本体のみで行うためMacでもご利用いただくことが可能です。
※ピアノ音源タッチカーブのプリセットの呼び出しについての特集記事>
卓越した鍵盤タッチ
■ 支点の違い、カウンターウェイト…etc。グランドピアノと同等の引き心地を完全再現
VPC1の鍵盤本体は象牙調のIvory Touch Key。鍵盤機構はリアルなピアノタッチを実現するため、RM3ハンマーアクションが採用がされています。
ここで着目したいのが黒鍵と白鍵で異なる支点位置の違いです。黒鍵の奥をおさえたときの自然な引き心地はこれまでの所謂『MIDIキーボード』では得られなかった感動と言えるでしょう。
そして『弱く弾いたときは軽く』押し込まれるカウンターウェイトの採用は鍵盤を押した瞬間に驚きとなって返ってきます。VPC1の上質なタッチは本当の意味で『MIDIキーボード』と『グランドピアノタッチ』の境目を無くしてしまいます。
■ MIDIキーボード初の3センサー採用、止音位置、クリック感によるコントロールまでも完全再現
一般的なON/OFFの2センサーではなく、3センサー検出により音が途切れない同音連打を実現。しかもグランドピアノと同じく音が止まる鍵盤の位置までも再現することで滑らかなレガート奏法を実現します。またグランドピアノ弱いタッチで弾いた時に感じる『クリック感』までも再現する事で弱打演奏のコントロールも容易です!
水分子だけを吸収する鍵盤表面仕上げやアイボリータッチも高級感に華を添えます。
これほどの違いが出るのか!! 著名プラグイン専用のベロシティカーブでソフトウェア性能を最大限に発揮!
VPC1の大きな特徴であるVPC Editor。複数のタッチカーブを保存出来るだけでなく、タッチカーブラーン機能でカーブを自動生成し、なおかつ各鍵のベロシティやペダルのアサインまでもが調整可能。どこまでも追い込めます。
(VPC Editorは 2013年10月1日現在 Windowsのみでの対応)
しかしVPC1の魅力は、IVORY ⅡやPIANOTEQなどに最適化されたベロシティカーブが用意されている点です。
この違いは弾いてみた方しか分からないと思うのですが、IVORY Ⅱの開発スタッフらが実際にこれまで最適だと思っていたマスター鍵盤からVPC1で作成したベロシティカーブを元にVPC1で演奏を行ったところ、そのサウンドと鍵盤の一体感、ダイナミックレンジの違いに驚いたという話もあります。
メーカーと共同で組み上げた最高のベロシティカーブと妥協の無いソフトウェアインストゥルメントから生み出されるサウンドはもはや一つの『楽器』となって受け止められるはずです。
国内だけでなく海外でも鍵盤タッチで絶大な支持を誇るカワイ木製鍵盤(ステージピアノMPシリーズが『MUSE』のメインキーボードとして愛用されている事なども有名ですね。)。
これまでKAWAIの木製ハンマーアクション鍵盤と言えば安くても30万円以上のモデルしか存在せず、このタッチを制作現場で使えたら…という要望を店頭デモ多くいただいていました。その声に応えるように驚きの価格設定で発売されたVPC1。
コントロールノブなどは要らないから最高のマスターキーボードが欲しいと思っていた全ての方に送りたい至高の88鍵盤、ここに誕生です!
[eStoreClipper2A mdin=’30148′ blocklocate=’ICPB’ img=’LINK’] [/eStoreClipper2A]記事内に掲載されている価格は 2013年12月10日 時点での価格となります。
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