製品レビュー、試聴からサポート情報、キャンペーンまで製品別にフォーカス。活用のヒントがここに集結。
Native Instruments Webサイトでstem専用webページが公開されています。
stemはMusikmesse 2015の開幕直前に発表されたDJのための音楽フォーマット。拡張子.mp4に5つのステレオトラックを格納したマルチトラックオーディオファイルフォーマットです。(※詳細は記事後半でご紹介します)
今回公開されたstemの詳細を伝えるwebページはこれまでのようなイメージ広告ではなく、さらに具体的な概要や実際の使い方の詳細が動画や文章で綴られています。
・FOR DJS
・FOR PRODUCERS
・FOR LABELS
・FOR DEVELOPERS
Webページにはそれぞれのための説明が用意されていて、いよいよstemの実用化が始まることを予感させます。
・stemファイルの作り方まで公開!
https://youtu.be/NB9F7edMzM4
この記事を作成現在は日本語化されていませんが、それも時間の問題でしょう。詳細情報が入り次第またみなさんにお伝えします。どうぞお楽しみに!
[LinkButton shop=” type=’2′]http://www.stems-music.com/stems-is-for-djs/index.html[/LinkButton]https://youtu.be/P0feFSzCn1Q
stemとは?
STEMSは、うち1つは通常の2ミックス。残り4つが制作者が任意でアサインした各楽器のマルチトラックを一つにしたものになります。
例
1. ドラムセット一式
2. ベース
3. ボーカル
4 その他上もの.
5. 2mix
このようになります。
TRAKTOR DJ上でこの4つのマルチパートを置き、リアルタイムで抜き差しや個別のエフェクトプレイをすることができます。
STEMS化された音楽データは、まずはネット配信で販売/配布されていきます。上の画像をごらんください。MODESELKTOR率いるMONKEY TOWN RECORDSを始めとする人気レーベルや、beatport、JUNO downloadなどメジャー配信サイトがSTEMSのパートナーシップに名乗りをあげています。
そしてNI社は今年中にSTEMSを作成するためのコンバートソフトウェアを世界中に配布予定だそうです。私たちも自分の曲でSTEMSを作り、それを世界中でシェアしたり、ステージで演奏する日が近づいてきています。
STEMSはオープンフォーマットとして広く配布されます。NI製品に限らず、サードパーティーからもSTEM対応のハードウェアやソフトウェアが出てくることに期待しているとのこと。
記事内に掲載されている価格は 2015年6月22日 時点での価格となります。
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