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各所で話題沸騰のiPadが、いよいよ日本で発売開始されました。あの衝撃的な発表から、発売を今か今かと待っていたのは私だけではないと思います!¥48,800からという驚きの価格で手に入るiPad、私たちの制作環境にも役立つアプリが続々登場しています!
iPhoneではIK Multimedia「GrooveMaker」、Sonoma Wire Works「FourTrack」などの作曲系アプリが公開されてきましたし、iPhoneをCubaseのリモートコントローラーにするSteinberg「Cubase iC」や、2月下旬にv1.2へバージョンアップされるSpectrasonics「Omnisphere」もiPhoneをコントローラーとして使用できるLive Modeを搭載します。(その様子はRock oN 2010 NAMMショー・リポートでご覧ください)
RockoNで今までお伝えしたiPadアプリを発売日にあわせて一気にご紹介!
まずはKORGの人気ハードウェアリズムマシンElectribeの音源とシーケンサーをiPad専用ソフトウェアに移植した、大注目のiELECTRIBE!既にELECTRIBEに慣れ親しんだ方から、初めてELECTRIBEに触れる人まで、指先一本でサウンドを支配できる感覚の虜になること間違いなし!ハードを持ち歩くのに苦労していたELECTRIBEユーザーさん、このアプリを手に入れない理由はありませんよ!!しかも6月末まではイントロプライス!
続いて、iPadをMIDIコントローラーに変える、Tobias Erichsen and Thomas Tautzの”midipad”。iPadの大型タッチディスプレイを利用したこのソフトは、操作スタイルによってフェーダー、ロータリーエンコーダー、ドラムパッド、DJコントローラーへと姿を変えます。誰もが期待した理想をかなえた、最新のコントローラーです!
コントローラーだけにとどまらず、トラックメイクアプリももちろん登場!iPhone/iPod Touchアプリでダウンロード数No.1に輝いた実力を持つ「GrooveMaker」からは「GrooveMaker for iPad」が登場。GrooveMakerの直感的な、グルーヴの組み合わせによるトラックメイクが、iPadの大きなタッチパネルを使うことによって、より扱いやすく、より本格的に楽しめます。それぞれのダンスミュージックに特化したグルーヴが収録されているGrooveMaker for iPadは、各¥1,200ですが、FREE版もあります!
Digital Performer 7.11のアップデータでは、コントロールサーフェースやMIDIコントローラーとの親和性が向上しましたが、その他の目玉機能が、昨日Saitara Softwareからリリースされた”AC-7″への対応です。Saitara Softwar AC-7はiPadをMIDIコントローラーとして使用できるiPadアプリです。iPadの大きなタッチパネルと、ソフトウェアの機能から、音楽制作機材としては大きな期待を持てます!
242.8 mm × 189.7 mmという大型マルチタッチスクリーンと、マルチメディア・ガジェットとしての機能を利用して、今後もぞくぞく音楽アプリが登場すること間違いなし、今後もその展開に目が離せません!
オマケ:
変わったところでは、iPadを使った電子楽譜、電算システム社「SonataNote」なんていうアプリもあります。おなじみの楽曲が多数収録されていますが無料です。このアイディアって、暗いステージの上で役立ちそうですよね。こういうかゆいところに手が届く[あったらちょっと便利かもアプリ]があることもiPadの魅力です。
記事内に掲載されている価格は 2010年5月28日 時点での価格となります。
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