ついに予約開始!かつてないパフォーマンス楽器Zoom ARQは2016年6月末頃発売です!
ARQはAero RhythmTrakの略。シンセ、シーケンサー、コントローラーを備えた電子楽器で、ダンスミュージックに特化したサウンドを放ちます。Bluetoohワイヤレスで本体から切り離して使えるリング状のコントローラーは、ステージ前や観客席内で大胆なパフォーマンスを可能にします!
またARQはサウンド面も抜かりがありません。468ものドラムサウンドに加えて、シンセサイザーは70種の波形と3オシレーターを内蔵。(ノイズジェネレーターも搭載) ほぼ全てのパラメーターにアサインが可能なエンベロープやLFOも備えシンセオタクも納得でしょう。エフェクトも5種類のエフェクトが標準搭載。この辺りの詰めの真面目さが良い意味でZOOMさんっぽいです。
ARQ
EDM(Electronic Dance Music)サウンドを中心とした多彩な音源を搭載するベースステーション(AR-96)と、着脱可能なMIDIコントローラー(AR-96c)。ARQ Aero RhythmTrakは、2つのパワフルなユニットから構成されています。
Base Station
ARQベースステーションには、468種類のPCM波形と70種類のシンセ波形を内蔵したパワフルなサウンドエンジンを搭載し、最大5系統のDSPエフェクトを同時使用可能。楽曲を再生しながらリアルタイムに音色を変化させることが可能です。
ステレオライン出力と専用ボリューム付きヘッドフォン端子に加え、ループ素材を録音できるステレオライン入力も装備。
WAV形式のループ素材を取り込めるSDカードスロットを備え、シーケンスデータや音色キットのバックアップ保存、本体のファームウェア・アップデートにも対応。パソコン接続用のUSBポートも用意されています。
Ring Controller
着脱式のリング型コントローラーは、ベースステーションだけでなくMac/iOS機器とBluetoothでワイヤレス接続して、多機能なMIDIコントローラーとして使用できます。
ベロシティセンスおよびアフタータッチに対応した96個の自照式ドラムパッドを搭載し、リアルタイム演奏やステップ入力が快適に行えます。パッド演奏を行うインストモードでは、キック/スネア/ハイハットなど最大32個の異なる音色を割り当ててリズム演奏が行える「PADレイアウト」と、1つの音色に音階を付けてキーボードのようにメロディを演奏できる「KEYレイアウト」を使い分けることができます。
コントローラーを手に持って演奏する際は、握った位置を自動検出する独自のグリップポジション機能により、パッドの誤動作を防ぎます。さらに、3軸加速度センサーを内蔵し、コントローラーの傾きや回転させる動作でエフェクトパラメーターをリアルタイムに制御できます。シーケンサーのREC/PLAY/STOPや、各エフェクトのON/OFF操作も可能。
内蔵リチウムイオン電池で動作し、ベースステーションに設置すると自動的に充電を開始します。
開発者へのミニインタビュー
NAMM 2016会場で、偶然にもARQの開発担当 工藤 俊介 氏にお話を伺うことができました。
“ARQは大きく分けて本体リズムマシンと取り外し可能なワイヤレスリングコントローラーの2つから構成されます。このリング部分は加速度センサーに加え、96の感圧センサーを備えており、傾きでのエフェクトコントロールや、リングのセンサー部をタップするなどのパフォーマンスが可能です。”
このリングコントロールのアイデアとデザインは運転中に音楽を聴きながらハンドルを叩く様子に着想を得たとのこと。EDMなどにおいてオーディエンスを巻き込んだパフォーマンスができないかという欲求も要素だったと語る同氏。
製品デザインのコンセプトとしては「いかに早く楽曲の頭から終わりまでPCを介さずARQのみで表現できるか」であり、外部音源などをCAPTUREして、SDカードへ保存。すぐさまループパフォーマンスを生み出せるARQは完結型ハードウェアの理想形と言えます。
[eStoreClipper1A mdin=’40104′ img=’LINK’] [/eStoreClipper1A]記事内に掲載されている価格は 2016年6月21日 時点での価格となります。
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