iZotopeが提案する新しいレコーディングスタイル。無指向性マイクを搭載したマルチトラックレコーダーSpireが遂に発売!Spireはプレイヤーに新しい音楽の楽しみ方を提供します。
INDEX
Why ~なぜSpireが誕生したのか
レコーディングをもっと簡単で身近なものとすること、それがSpire誕生のコンセプトです。
オーディオインターフェース、コンピューター、DAWなどのワークステーションは一般的に見ればとてもテクニカルで難しいものです。どうすれば誰もが簡単にいい音で録れるか、それを形にすることから始まりました。
レコーディング未経験のミュージシャンがどこにどんな向きでSpireを置いても高いクオリティで収録が出来る無指向性マイク。ハードウェアは完全にワイヤレスで、バッテリーも充電式。Gainステージも音源に合わせて自動調節。Spireは昔誰もがカセットデッキでボタンを押したあの感覚を驚くほど高品位なサウンドで実現します。
収録したサウンドはiOS Appへ転送し、意のままに編集やセッションへ。Spireはレコーディングスタイルそのものをシンプルで直感的なものへと変える存在です。
Spireを持ち出せばこのムービーのように地球上のあらゆる場所がレコーディングスタジオになります。
Technology ~業界をリードする技術
ハードウェアの品質はレコーディングクオリティに直結し、録音のクオリティは後から取り戻す事は出来ません。
Spire搭載の無指向性マイクロフォンはドイツN社の代表的なモデルを始め各社製品とエンジニアを交えたブラインドテストを経て選定。マイク入力端子でのプリアンプ開発はクリアでトランジェント特性に優れるGraceDesign社開発のプリアンプを搭載することで、ソースのアタック成分を逃しません。
さらにレコーディング成否を左右するGain設定もSoundCheckボタンを押して試奏するだけでSpireは自動的に設定してくれます。そしてタッチLEDを使った直感的な本体操作性、本体DSPを利用したアプリケーションの軽快な動作や機能性などもSpireだけが持つ優位性の一つです。
では実際にSpireの音を聴いてみましょう。
そしてこちらはNAMM 2018でのiZotopeレポートのムービー。Spireで収音しながらエフェクト/ミックスをiAppでリアルタイムに操作しています。ぜひモニター環境を整えてご鑑賞ください。
Spec
入力 | 完全なバランスを目指し、カスタムメイドされた内蔵マイク×1 XLR/TS コンボジャック×2 |
出力 | 3.5mmステレオミニジャック×2 |
マイクプリアンプ | クリアでナチュラルなグレースデザイン製48 Vファントム電源搭載マイク入力×2 |
WI-FI | 802.11 b/g/n 2.4 GHz |
サンプルレート/ビット深度 | 48 kHz/24-bit |
内蔵メモリ | 録音データ6時間分 |
バッテリー | 最大で4時間連続使用可能なリチウムイオン充電池 |
外形寸法 | 11.07 x 8.74 x 12.29 cm |
全重量 | 0.62 kg |
動作互換性 | iPhone 6 以降 iPad 5th gen / Air 以降 iPad Mini 2 以降 iPad Pro iOS 10 以降 |
Community ~SNSとセッションの連携
音楽を作る事はもっと自由であるべきです。Spireは自室でPCと向き合う作業からミュージシャンの感性を解き放ちます。
Spireで収録したサウンドは、試聴用にM4Aか非圧縮Wavフォーマットでメール転送出来るのは勿論、LineやTwitter、Facebookでのシェア、SoundCloudへのアップもダイレクトに可能です。
さらにSpire上のSongデータをユーザーと共有する事で、離れた場所から一つの楽曲を構築する事も可能です。Spireの楽曲データもしくはトラック別のオーディオデータとしてDropboxなどのクラウドアプリケーションへ保存し、別の場所から取り出す事が可能です。
例え相手がSpireが持ってなくとも、音楽制作環境を持ったユーザーであれば、オーディオデータとして編集したデータを返送し、Spireに再度オーディオデータとして取り込む事も可能です。Lineでセッション参加を募り、ギタートラックを重ねてもらうなど、音楽を作る事はもっと自由で楽しいものとなるはずです。
Vision ~アップデートと進化
Spireは進化を続けられるように設計されています。ユーザーが手にした以降もアップデートにより今後様々な新機能が追加される予定です。
ユーザーのリクエストやフィードバックによって、今後例えばエフェクトにRXの簡易版のようなレストレーションツールが追加されるかもしれません。例えばOzoneが持つアシスタントのような簡易プリセットが搭載されるかもしれません。もしもそうなれば、レコーダーとしての優位性は他を圧倒するでしょう。
Rock oNとしても異なるiOS App間での連携により、様々な楽器音色をSpireセッション上に取り込みたいとのリクエストを出しています。
さぁ、iZotopeと共に理想のレコーダーへSpireを進化させましょう!
https://youtu.be/zv0Qx21QU3g
iZotopeをもっと知ろう
記事内に掲載されている価格は 2018年10月31日 時点での価格となります。
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