DJ Techtools社は、Lividを始めとするMIDIコントローラーのマッピングプログラムやパーツ製造のOEMを請負いながら、世界中の自作系マニアから人気のオリジナリティ溢れるMIDIコントローラーキットなどの発売を行っています。
今回ご紹介するMidi Fighter 3Dは、ソフトサンプラーやソフトシンセはもちろん、TRAKTOR DJやVJソフトなどに幅広く活用が可能。見た目以上に機能に大きなインパクトを持つ、表現の可能性を広げるUSB MIDIコントローラーです。
Midi Fighter 3Dの筐体にズラリと並ぶ16個のボタンはなんとアーケードゲーム機に実際に使用されているボタン。「世界最高の耐久性」を誇る三和電子製のこのボタンは、いまだ人気の長寿ゲーム『Street Fighterシリーズ』の公認ボタンということです。
このボタンは4つのバンクボタンでバンクを切り換えることができ、16×4で合計64のアサインが可能です。
ボタン毎にLEDがついておりボタンを押すとマルチカラーでカラフルに点灯するのも、視認性の良さのみならず楽しさをアップさせてくれる重要な仕掛けとなっています。
また本体両脇には片側3個づつ合計6個のボタンがまるで隠れているかのように装備されています。
Midi Fighter 3Dの「3D」という名前の由来ともなるこの機能はいわゆる 傾きセンサー。縦、横、奥と3つのセンサーが搭載され、それぞれ3つの数値を出力します。
例えばこの傾きセンサーのパラメーターをシンセのフィルターにアサインして「カットオフ」「レゾナンス」「モジュレーション」を本体を傾けることによって操るということも可能です。
Midi Fighter 3Dは一般的なMIDI情報を全てのボタンやセンサーにアサインできます。このソフトウェアは簡単アサインでとても使いやすく設計されていますが、さすがマッピングソフトをOEMしているだけあって、LEDボタンの光り方やボタンの同時押しなど、想像を越えるフレキシブルな設定が可能です。
メーカー公式Webサイトの中には、Midi Fighter 3dユーザーの有名アーティストやDJが作ったマッピングデータが公開されているので、それを使ってみるのもおもしろいかもしれません。
これまで「自作派」「改造派」というマニアックな層に熱烈に支持されてきたDJ Techtools社が、遊び心や多機能性はそのままに、一般ユーザーにも積極的に使えるコントローラーとしてリリースされたのがこのMidi Fighter 3Dです。これまでのコントローラーに物足りなさを感じてしまった方はぜひお試しください。見た目の出オチでは終わらない、これまでにない表現方法を約束します。
★アーケードボタンならではの連打操作が観られるPV!
★モーションセンサーはこう使おう!ドープなPV!
★2台使いもいいですね!
記事内に掲載されている価格は 2013年6月10日 時点での価格となります。
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