FOSTEX社の新型モニタースピーカー「PX-5」を発売開始しました!
最新エレクトロダンスミュージック(EDM)やクラブ系を意識して設計されたPX-5は、中型サイズながら低域再生を50Hzまで伸ばしているのが特徴的です。
「デジタルFIRフィルター」の採用により、ツイーターによる中高域とウーファーの中低域の自然なクロスオーバーを達成。フルレンジスピーカーに匹敵する正確な位相特性を持った2Wayバスレフスピーカーがここに完成しました。
PX-5はツイーターに高性能な「UFLC振動板」が採用されているため、ピークやディップの発生、音圧低下を防ぎ、安定した高域を再生します。
ウーハーには入力レベルの大小に関わらず、素直な中低域が出力できるユニットを搭載。また共振によるレスポンス低下をなくすため、ダイアフラムをクリムゾン樹脂に浸し、エッジには定評のあるブチルゴムを採用。さらに強力なマグネットを搭載することで、ロングボイスコイルと相まって豊かで反応の良い低音を再生できます。
これらの出力は高品位デジタルアンプで駆動し、このクラスのモニタースピーカーでは類を見ない正確なサウンドを再現しています。
PX-5には「デジタルFIRフィルター」が採用され、これによりツイーターとウーハーの理想的なクロスオーバーを実現しています。
一般的な2Wayスピーカーはアナログフィルターで、ツイーター(高域)の出力をハイパス、ウーハー(低域)の出力をローパスして、それを組み合わせて「低域〜高域」をバランス良く鳴らしています。この場合、理想的なカーブを持つアナログフィルターを設計することは難しいのですが、デジタルフィルターをなら理想的なクロスオーバーを得ることができます。
デジタルFIRフィルターは再生レンジだけでなく、位相の面でもメリットがあります。その結果、PX-5は定位感の優れたモニターとしての資質をも持ち合わせているのです。
レコーディングスタジオでの導入実績も高い信頼のあるFOSTEX製スピーカーの新モデル「PX-5」は、宅録での使用にもってこいのモニタースピーカーです。ぜひ導入してみてください。
【Special Contents:モニタースピーカー導入計画】
モニタースピーカーの仕組みを知りたい方は、ROCK ON PROの「モニタースピーカー導入計画」の記事をぜひご覧になってください。スピーカーのスペック、形状による音の傾向、果てはアンプの種類まで、さまざまな知識を得ることができますよ。
記事内に掲載されている価格は 2013年5月30日 時点での価格となります。
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