生まれ変わった UAD-2搭載 Thunderbolt 3 オーディオインターフェイス
エリートクラスコンバーター採用、Unison マイクプリアンプ搭載、新たなHEXA (6)コアDSPプロセッシング、そしてサラウンドモニタリング機能。強力なパワーアップをしてApollo オーディオI/Oが生まれ変わりました。しかも今回は新たにアナログ6in/6outの最小モデルがラインナップされ、より選択肢が広がっています。
Apollo Xは音楽プロデューサー、プロジェクトスタジオやポストプロダクションスタジオに現在考えうる最高のA/D D/A変換、HEXAコアによるUADプロセッシング、そしてサラウンドモニタリング* を活用した録音、オバーダビング、ミキシングを提供可能にするThunderbolt 3接続のオーディオインターフェイスで、もちろんMac/Windowsの両環境でお使いいただけます。(*Apollo Xのサラウンドサポートは、2018年Q4を予定しています。)
60年に渡るUniversal Audio社が誇るクラフトマンシップにより開発されたこのインターフェイスは、Unison機能搭載マイクプリアンプによるNeve、API、Manley、Helios、SSLなどの素晴らしいプリアンプエミュレーション、さらにはHEXAコアDSP(今までのDSPパワーを50%アップ)によるリアルタイムなUADプラグインで他のモデルとは明らかに一線を画します。
エリートクラスのオーディオコンバーターを搭載したことに加え、Apollo Xは業務用の +24dB機器にも対応するレベルを選択でき、統合されたモニターコントローラーやビルトインされたトークバックマイクも搭載しています。
エリートクラスのA/D D/A コンバージョン
チャートを賑わす何1000もの曲や数100ものグラミー賞受賞のアルバムで、Apolloインターフェイスは数多く使われ素晴らしい作品づくりに貢献しています。先代のApolloインターフェイスでも高い評価を得たオーディオコンバージョンをさらに進化さるため、UAのエンジニアたちは多くの最新のA/D D/A コンバーターを慎重に吟味した結果、究極ともいえるエリートクラスの24ビット/192 kHzコンバーターを採用し、新たに設計したアナログ回路と組み合わせることで驚くほど純度の高いシグナルパスを実現しました。
129 dBのダイナミックレンジと-118 dBのTHD+Nといった、Apollo Xのオープンでナチュラルなサウンドクォリティーは、市場に存在するどのハイエンドコンバーター(あらゆる価格帯で比較したとしても)にも負けないでしょう。もちろんUADプロセッシングを扱えるという点でも、他社と比較にならないメリットです。
リアルタイムUAD HEXAコアプロセッシング
今回Apollo x8では、新たにHEXAコアによるプロセッシングを採用しました。Neve、Manley、APIといったチャンネルストリップを使ったリアルタイムレコーディングや、多くのUADプラグインをDAW上に立ち上げてミックスをしたとしても、6基のDSPチップなので先代のApolloより50%以上の処理能力を獲得しています。
チューブならではの暖かみのPultec EQをギターにかけたり、LA-2Aの音楽的なチューブリミッターをボーカルにかけたり、さらに“本物の”1176やFairchild 670チューブコンプレッサーをドラムにかけたりと、リッチで立体的なアナログサウンドによってレコーディングが飛躍的に前進するでしょう。
Unisonテクノロジー:Neve、API、Manleyプリアンプの真のサウンドを再現
ミュージシャン、エンジニア、プロデューサー、そしてサウンドデザイナーにとって完璧ともいえる、4基のUnisonマイクプリアンプがApollo x8には搭載されています。Neve、API、Manley、SSLそしてUniversal Audio** が誇るマイクプリアンプの完璧なエミュレーションによるレコーディングが可能です。Universal Audio社独自のUnisonテクノロジーによって、チューブ、またはソリッドステートマイクプリアンプの特性、つまり実機のハードウェアが持つ入力インピーダンス、ゲインステージに於ける“スウィートスポット”、そしてパーツレベルでの回路のふるまいを再現して、そのトーンをそのまま使うことができるのです。
Unisonテクノロジーの秘密をひと言で表すならば、「ハードウェアとソフトウェアの統合」。つまりApolloに搭載されたマイクプリとリアルタイムUADプロセッシングが有機的に連動することで実現しています。
クラシックなアナログプロセッシングのセットをオンボードに
もちろんApolloの特長といえばUADプロセッシングで、UADプラグインの豊富なライブラリーをほぼレーテンシーなしで扱えることでしょう。Apollo XにはRealtime Analog Classics Plusプラグインバンドルが付属しているので、Teletronix LA-2A、1176LN、FairchildコンプレッサーやUnison機能によるUA 610-B Tube Preamp & EQ、そしてMarshallとAmpegによるギター/ベースアンプといった素晴らしいギアを使ったレコーディングとミキシングを可能にします。
UADプラグインの世界へアクセス
付属のRealtime Analog Classics Plusプラグインのその先には、Apollo x8はUADプラグインのフルライブラリーが待っています。それらは誰もが知っているブランドのビンテージEQ、コンプレッサー、リバーブ、テープマシン、チャンネルストリップなどなど。これらがApollo x8上で、ほぼゼロレーテンシーで扱え、使用しているオーディオソフトウェアのバッファーサイズや使っているコンピューターのCPUには依存しません。
SSL、Neve、Studer、Manley、API、Ampex、Lexicon、Fender**といったブランドがUAD専用に開発を認証していたプラグイン群は、世界中で使われているアイコンともいえるアナログ機器ばかりで、それらがたった1Uのラックスペースに詰まっていると考えてもみてください。さらにこの素晴らしいDSPベースのプラグインはDAWの中でミキシングにも使えるのです。これは他社のオーディオインターフェイスにはできない大きなアドバンテージです。
サラウンドサウンドのモニタリング*と+24 dBuオペレーション
最大7.1チャンネルフォーマットまでをサポートする総合的なサラウンドモニタリングにより、Apollo Xはビデオゲームやテレビ番組、そしてWebでオーディオや音楽を制作するエンジニアやプロデューサーに多大な利益をもたらします。さらにApollo x8は+24 dBuオペレーションも選択できるので、業務用のコンソールやその他のハイエンドプロオーディオ機器などとさらなる接続性を実現しました。(Apollo x6は最大5.1チャンネルまで)
Thunderboltによるネットワークスタジオシステムの構築
Apollo x8は18 x 24の入出力を搭載(アナログ8 x 8)し、2つのThunderbolt 3ポートを実装しています。これはAppleの変換アダプター(別売り)を使うことでThunderbolt 1と2にも互換性を持っています。これによりThunderbolt搭載のApollo TwinやApolloラックモデルを最大4台まで、またUAD-2デバイスなら最大6台までと容易に接続できます。この結果、高速で高い帯域幅を持つI/OとDSPパワーでスタジオが高性能化します。
機能比較表
Apollo 8 QUAD | Apollo FireWire | Apollo Twin MkII | Apollo Twin USB | Arrow | |
---|---|---|---|---|---|
User Profile | Recording musicians and project studio owners | Recording musicians and project studio owners | Recording musicians, project studio owners, bedroom producers | Touring producers and musicians, podcasters, recording hobbyists | |
Compatibility | Mac / Windows | Mac / Windows | Mac / Windows | Windows Only | Mac / Windows |
Connectivity | Thunderbolt 1 or 2 | FireWire 800 | Thunderbolt 1 or 2 | USB 3 | Bus Power via Thunderbolt 3 |
Host Ports | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 |
Realtime UAD Processing | Yes | Yes | Yes | Yes | Yes |
SHARC DSP | QUAD (4) | QUAD (4) | SOLO (1) DUO (2) QUAD (4)SOLO (1) DUO (2) QUAD (4) | DUO (2) | SOLO (1) |
Unison Mic Preamps | 4 | 4 | 2 | 2 | 2 |
Unison Hi-Z Inputs | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 |
Total I/O | 18 x 24 | 18 x 24 | 10 x 6 | 10 x 6 | 2 x 2 |
Digital I/O | 8 ADAT (optical TOSLINK); 2 S/PDIF | 8 ADAT (optical TOSLINK); 2 S/PDIF | 8 ADAT IN (optical TOSLINK)8 ADAT IN (optical TOSLINK) | 8 ADAT IN (optical TOSLINK)8 ADAT IN (optical TOSLINK) | - |
Monitor Outputs | 2 TRS | 2 TRS | 2 TRS | 2 TRS | 2 TRS |
Headphone Outputs | 2 Stereo | 2 Stereo | 1 Stereo | 1 Stereo | 1 Stereo |
Monitor Modes | Stereo | Stereo | Stereo | Stereo | Stereo |
Alt Speakers | Up to 2 Stereo | No | No | No | No |
Built-in Talkback Mic | No | No | Yes | No | No |
Included UAD plug-ins | 16 | 16 | 14 | 14 | 14 |
記事内に掲載されている価格は 2018年9月7日 時点での価格となります。
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