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IK Multimediaのフィジカルモデリングによるバーチャルドラム音源、MODO DRUMパッケージ版が9月13日発売することが発表されました!
このMODO DRUMは、フィジカルモデリングを採用した初めてのベース音源として人気を呼んだMODO BASSと同じように、ドラムの各パーツの素材、サイズはもちろん、プレイスタイルや部屋鳴りに至るまで、ドラムキットの鳴りを構成する様々な要素を操作し、サウンド作りをすることが可能です。
なお特価設定された数量限定の「初回版」から発売となり、クロスグレード版も用意してます。
※クロスグレード版は、IKオンラインストアでの通常価格が€99.99以上の製品(ソフトウェアまたはハードウェア)を既に所有し、ご自身のアカウントに登録済のお客様限定の商品です。
(ハードウェア製品付属のSampleTank 3 SE、AmpliTube Metalなどは除きます)
現在予約受付中です!
パッケージ版を待ちきれない方は、ダウンロード版なら即納可能!
MODO DRUM 概要
まったく新しい、フィジカルモデリングによるドラム音源!
ドラムキットの基本的な「鳴り」は、各楽器の物理的な構成要素によって決まります。単に楽器のサイズ、素材、ドラムヘッドなどの物理的な要素だけでなく、演奏スタイル、ドラムのヘッドとボディ間の相互作用、ドラムキットを構成する楽器間の共鳴、そして部屋鳴りも含めて最終的なサウンドとなるのです。
MODO DRUMはモーダルシンセシステクノロジーを採用し、物理モデルに基づきリアルタイムにサウンドがシンセシスされます。根幹となる物理モデルは、パドヴァ大学(1222年創立)と、ギターアンプ、ヴィンテージアウトボードなどのモデリングで技術を蓄積したIK Multimediaとの協業により、11年の歳月をかけて開発されました。ヘッド、シェル、スティック、ビーターの種別、直径、深さにはじまり、共振、共鳴、左右のスティックが叩く位置、ばらつきの範囲からキックの奏法まで、あらゆる要素とその相互作用が解析、モデリングされています。
この革新的なサウンド生成テクノロジーによって、従来のサンプリング音源の限界を打ち破り、リアルかつ自然で、自由自在にカスタマイズ可能です。
様々なスタイルやジャンル、年代を象徴する10種類のドラムキットモデルが用意されていて、これらのドラムキットから選択するところからスタートします。ドラムキットをカスタマイズし、さらにドラマーがどの様に演奏するかをコントロールできます。
ドラムキットが演奏される場所も重要で、レコーディングスタジオ、さらにはガレージや大聖堂まで、さまざまな場所にドラムキットを設置でき、演奏場所の「箱鳴り」を再現します。最終的にはドラムキットを構成する各楽器のバランスを内蔵されたミキサーで調整し、エフェクト処理をした上で完成です。
主な特長
10種類のドラムキットをもとに、無限の選択肢を!
1960年代の超有名バンドを彷彿とさせるキット、ジャズ向けのキット、メタル用のキット、ブビンガ材によるキット、ジョン・ボーナムがライブで使ったことで有名なキット、1980年台の多くの名盤で使われたバーチ材シェルのキットなど、見た目からサウンドが想像できそうなキット10種類を用意。キットを選ぶと、それぞれに最適なミックス、ルームも含めたプリセットがロードされます。なお主要なキットピース、シンバル、タンバリン、カウベル、クラップはGM配列にマッピングされています。
ヘッド、シェルからスナッピーまで、選択、調整、組み合わせが可能
各キットピースを選んでELEMENTセクションを開くと、ドラマーやドラムテクニシャンが、求めるサウンドに応じてピースを組み、チューニングするように、各エレメントを選択、調整することができます。各エレメントの設定およびエレメントを組み合わせたキットは、プリセットとして保存可能です。
ドラム本体だけでなく、ドラマーのふるまいまで再現可能
スネア、タムなどの各エレメントにて、左右それぞれのスティックが叩く位置、範囲も指定可能なので、叩く位置のばらつきが大きいリラックスしたプレイ、ほぼ同じ位置を叩く正確なプレイなど、求めるフィールに応じて使い分けることができます。
スティックも左右それぞれにてティアドロップ型(ナイロン/ウッド)、チップレスの選択、ボリュームを設定できます。キックのフットペダルではビーターの材質(フェルト/プラスティック)を選べる他、奏法(ヒールアップ/ヒールダウン)まで選択可能。同音連打時に毎回異なるサウンドで演奏するラウンドロビンも設定できるので、人間的なプレイが可能です。
部屋鳴りも、ドラムサウンドの大切な要素
ROOMセクションには9種類の部屋が用意されています。中規模、大規模のスタジオ、ブース、クラブ、倉庫から教会まで、コンヴォリューションを採用することにより、各キットピースと空間が相互に共鳴しあった自然な響きを生み出します。
DAWスタイルのミキサーを装備
MIXERセクションでは各マイクまたは音源のパラアウトを操作する感覚でミックスを行うことが可能です。各エレメントのレベル、パン、ソロ、ミュート、位相反転や複数のエレメントをまとめてバスに送ったり、4つのインサート、2つのセンドに送ってエフェクトをかけることもできます。
19種のエフェクトを装備
IK Multimediaが誇るT-RackSやAmpliTube譲りのスタジオプロセッサーが19種類(リバーブ、ゲート、コンプレッサー、クリッパー、クラッシャー、ディストーション、フェイザー、コーラス、フランジャーなど)収録されているので、ROOMセクションの部屋鳴り音と組み合わせて、MODO DRUM内で求めるサウンドを完成可能です。
即戦力となる1,400種類のグルーブを収録
MODO DRUMには1,400以上のMIDIパターンが収録されており、専用ブラウザで閲覧、選択を簡単に行えます。スマートフィルター機能を使えばジャンルや長さ、拍子などで絞り込んでMIDIパターンを検索することが可能です。MIDIパターンは MODO DRUM上でトリガーしたり、DAW上へドラッグ&ドロップして取り込んだりできます。
MODO BASSもそうですが、このMODO DRUMも従来のサンプリング音源では飽き足らない、リアリティ溢れるドラムサウンドを実現できる点が画期的です。さらにこのMODO DRUMは色々な素材やプレイスタイルを研究することで、ドラムサウンドの奥深さを追求する面白さが詰め込まれています!
このMODO DRUMで、ぜひ自分の理想とするドラムサウンドを作り込んでみてはいかがでしょうか!
Writer.Miyazaki
記事内に掲載されている価格は 2019年9月9日 時点での価格となります。
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