IK Multimediaが無料のSampleTank 4 CSで利用可能な拡張音源「Spaceport ‘77」を、セール価格 2,390円 (通常価格9,590円)で提供する「May the Fourth プロモーション」を開始しました。
Spaceport ’77は、Oberheim OB-1とYamaha CP-30を慎重にサンプリングしたSampleTank 4用拡張音源で、製品版のSampleTank 4がなくても、IKアカウントを持っているユーザーがダウンロードできるSampleTank 4 CSで利用することができます。
期間は5月11日まで!この機会をお見逃しなく!
Spaceport ’77
2019年11月に初のSampleTank 4対応拡張音源としてリリースされたSpaceport ‘77コレクションは、Oberheim OB-1とYamaha CP-30の2機種を慎重にサンプリングした拡張音源です。CP-30のエレクトリック・ピアノ、クラビコード、ハープシコードの音色と、アナログ・オシレーターとフィルターを備えたOB-1のサウンドは相性抜群です。2機種の音色をレイヤーすることで、バリエーション豊かなパッドやスウィープ・サウンドを作ることもできます。
2機種のクラシック・アナログ・キーボードによる100種のインストゥルメント・プリセットと、3.9 GBのサンプル・ライブラリーが収録されています。SampleTank 4既存の現代的なシンセ・サウンドやクラシックなエレクトリック・ピアノ・サウンドを、この拡張音源で補完することができます。SampleTank 4に搭載されている強力なサウンド・シェイピング機能やエフェクト群を使用することでさらに音に磨きをかけることができますので、レトロフューチャーなサウンドからハイエンドな映画音楽にも対応可能です。
●OB-1
Oberheim OB-1は1978年に発売された、初期のモノフォニック・アナログ・シンセサイザーです。OB-1のサウンドはまず初めに、2基のディスクリート・オシレーター、サブオシレーター、そしてノイズ・ジェネレーターによって生成されます。ディスクリート・ローパス・フィルターには-12dB/オクターブと-24dB/オクターブが用意されており、クラシックなOberheimタイプの2ポール・フィルターだけでなく、伝説的なMinimoogタイプの4 ポール・フィルター、SampleTank 4収録の他のフィルターで音色作りが楽しめます。使用している著名な作曲家としてVince Clarkeが挙げられるほか、Tangerine Dream、Rush、The Gridといったバンドにも愛用されています。
●CP-30
Yamaha CP-30は1976年に発売されたエレクトリック・ピアノで、サウンドの生成にはアナログ・シンセシスを使用しています。通常のシンセサイザーのADSRエンベロープとは異なり、アタックとディケイを同時に調整するディケイ・コントロール・ノブを搭載しています。2つのトーン・ジェネレーター・システムが搭載されており、それぞれの微調整やディケイをコントロールすることで、バラエティー豊かなサウンドを構築できます、現代的なシンセサイザー・テクニックを使用して個性的なサウンドを作成することもできます。著名な使用者としてHerbie Hancock、Fleetwood Mac、The Carsなどが挙げられます。
SampleTank 4 CS
SampleTank 4 Custom Shopは、今年3月に発表された無償ながらフルバージョン同様の機能が使えるMac/PC対応のソフトウェア音源です。
総計4GB、50種類のインストゥルメント、200種類のMIDIグルーブが収録されています。16パート・マルチティンバーの音源部、直感的につかえる音色ブラウザ、T-RackS、AmpliTube譲りのエフェクト70種、操作性の良いミックス画面など、SampleTank 4の基本仕様はそのままに、日常の作曲、スケッチに必要十分な音色、MIDIグルーブが含まれています。
主な仕様
・総計4GB以上、50種のインストゥルメント
・拡張音源ライブラリーも読み込み可能
・200種類のMIDIグルーブ
・スタンドアローン、AAX/AU/VSTプラグインで利用可能
SampleTank 4 Custom Shopは、IK Multimediaアカウントをお持ちであれば、IK Multimedia公式HPより無償で提供されます。
詳細はこちら
記事内に掲載されている価格は 2020年5月8日 時点での価格となります。
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