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13
May.2021
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Antelope Discrete 8 Synergy Core – PD安田が推すポイント!

みなさんこんにちは、最近は急に気温の上下が激しく毎日着る服に悩む安田です。

さて、そんな初夏の兆しを超えて、真夏並みに今激アツのインターフェース「Discrete 8 Synergy Core」の推しのポイントバッチリ紹介していきたいと思います。

Antelope Audio
Discrete 8 Synergy Core ★在庫1点限り!
¥158,000
本体価格:¥143,636
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ここが「Discrete 8 Synergy Core」の推しポイント!

Antelopeには同じシリーズのDiscrete 4や、最近出たZen Goなどありますが、特にこのモデルとの差別となる部分に集中してレビューしていきます。それでは見ていきましょう!

Discrete 8 Synergy Coreの豊富な入出力!

まず始めにDiscrete 8 Synergy Coreのすごいところ!まさにタイトル通りなのですが、8chマイクプリに加えて、2系統のADATとさらにS/PDIFとあり、マイクプリが足りない方はADATで足すという作戦で48KHzにて最大24ch使用することも可能です。ただし、Antelope FXはメインの8ch分のみにかける仕様になっております。

(なおこのメインの8chにはマイクプリに限らず、ADATなどソースを変更することもできますので、うまくシステムを組み合わせて使用いただくのがベストです!)

Discrete8の内部ミキサー画面(32ch)。好きなチャンネルに聴きたいソースを割り当てることができる。

そしてDiscreteならでは専用のコントロールパネルが画像のように用意されております。以前から記事を見られた方はご存知かと思いますが、任意の8chまたは32chの内部ミキサーが用意されており、モニターやヘッドフォンはそれぞれの聴きたいソースのフェーダーを上げることで、各々の出力で個別に聴きたいものを絞ったりできます。

Discrete8のデジタルアウトのルーティング画面。ADAT、SPDI/F出力から様々のソースを出力することができる。

ここまでは主にアナログとADATの入力部分になりますが、ADATの出力も細かに任意のソースを選んぶ事も可能です。画像は「Digital Out」というパネルを開いており、見ての通りソースをそれぞれ決めることができます。

なので、8chでDAWにレコーディングしながら、ADATでそのまま出力し、バックアップを取るなどといった使い道もあるかと思います。Antelopeのコントロールパネルは使い方をマスターすると考え方によっては面白いルーティングを作ることができるかなと思います。いいですね。

最近はあまりDAWのアウトがそのままインターフェースに反映されるものも少なくなってきたかと思います。従ってDAWの出力はインターフェースの内部を必ず経由しており、アウトの設定もDAW側とインターフェース側でしっかりどうつながっているのか考えながら、構築を楽しんでいただければと思います。

コントロールパネルの右下にAuraVerbボタン。リバーブの設定パネルにアクセスすることができる。

そしてそして、コントロールパネルのルーティングに関するトピックとして、外せないのが「リバーブ機能です」コントロールパネルの右下にAuraVerbというボタンがあり、そこをクリックするとリバーブへのセンドリターンのミキサー画面が登場して参ります。

リバーブをかけたいソースに対してセンドのつまみを上げていき、さらには返しのモニター、ヘッドフォン1/2、モニター2と任意のアウトプットにリバーブを混ぜたりできます。

例えばボーカリストはヘッドフォン2番を使い、そこにはしっかりリバーブを返してあげて、録る方はリバーブの具合をいい感じに調整するなどここも実使用に対して、考えられた機能ではないかなと思います。

ちなみにデフォルトのリバーブの感じは、PREDELAYをただあげていくだけでも結構いい感じで、バックとの混ざり具合もナチュラルに溶け込んでくれます。なかなかこのリバーブ機能は使い勝手いいかもしれません。手に入れた方は是非に使い込んでいただけると幸いです!

AuraVerbのミキサー画面。下のフェーダーでモニター1,2、ヘッドホンなど任意のアウトプットにリターン量を調節できる。

FPGA + DSP駆使によりリアルタイムでAntelope FXがフル稼動!

続きましてAntelope Discrete 8 Synergy Coreの特徴でもあるエフェクトについても紹介していきます。せっかくなので今回は割と他社のプラグインでも人気のあるPultecのEQと1176のコンプが目につき、普段から使い慣れているので、この2つを掻い摘んでAntelopeのプラグインの感触を確かめていきます。

まずDiscrete 8 Synergy Coreでは、8chの任意のチャンネルに内部でエフェクトのインサートが可能です。しかも、前述のEQとCompの組み合わせだと、ちゃんと8chフルでインサート可能なので、ドラムRECなどなど困ることはないのではないかと思います。

Discrete8の内部ミキサー画面(8ch)。AFXの欄からエフェクトをインサートができるようになっている。

そこで、実際に録音したドラムの素材を中心にこれらのプラグインを触っていきたいと思いますが、意外にびっくりしたのが、歪みは少なめで且つタイトではなく、少し柔らかめなカーブ感のある掛かり方かなと思いました。特に1176は他社に比べ硬さはなく、実機のように突っ込んだ時のパワー感は発揮しますが、それでもナチュラルさはありつつ、過度にかけても飽和しにくいなというのが率直な意見です。これは意外でした。

EQに関しては、もう少し尖った掛かり方が欲しいなとは思いつつ、まさにこの配置の感触はしっかりと演出できる質感になっております。そもそもマイクプリの段階でかけるプラグインなので、ある意味、レコーディングにおいては下手に痩せてしまうよりは、底上げをしてくれるような掛かりなので、結構全チャンネル積極的に使ってもいいのではないかと思います。

なおdbx160はそれなりにタイトになり、それでもパツパツなタイトではないので、アーティスト目線としては本機よりも使いやすそうです。

エフェクトラック画面。エミュレーション元の実機に近いUIになっている。

あまりうまく表現はできませんが、いい意味で過度な演出はなく、Antelope FXとして他にはない滑らかな掛かり方というのが結構ポイントで、これはその他のAntelopeが作るプラグインも共通して、かなり推せる要素かと思います。

一応ですが、8ch内にプレイバックもこのエフェクトを通してモニターができたり、それを内部ルーティングして掛けたサウンドを戻して再度レコーディングすることもできますので、マスタリング的なプリセットを用意すれば、また違ったミックスを作れるのではないでしょうか。是非に色々工夫していただけたらなと思います。

ギターエフェクト系も充実しておりますので、これは前の記事を参照してみてください。

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レコーディングの要求を満たすサウンド

Antelopeといえばやはりクロックが有名ではありますが、やはりその安心感もあってか高域の解像度(個人的にはパンチ感が)がしっかりと再現されているかと思います。

とはいえ昨今インターフェースもサウンドにおいては好みの要素が強く、良い悪いという判断はできませんので、機能面が中心にあり想定しうる運用があって、そこでマッチして音質も申し分なければ、ズバリDiscrete 8 Synergy Coreが適しているのではないかなと思います。

仕様上ではダイナミックレンジ最大130dbとあるのですが、こちらも結構基準としては申し分ないですね。

そんな信頼できるサウンドを持ちつつDiscrete 8 Synergy CoreにはREAMPの端子もあり、Anteloep FXでかましたギターアンプサウンド聴きつつ、だけどそれはドライサウンドで録音をし、さらにはそのままアンプに流すといった使い方が可能です。

マイクプリは素直で万能型だと思います。モデリングマイクのEdgeシリーズと組み合わせれれば色付けやキャラ付けも幅広く作り込むことを前提に作られている印象があります。20万円近い価格ではありますが、総合的に見て非常にコストパフォーマンスに優れて機種だと思います。

Antelope Audio
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記事内に掲載されている価格は 2021年5月13日 時点での価格となります。

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