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HEDDが世界初のフルレンジAir Motion Transformer内蔵の、開放型オーバーイヤーヘッドフォン「HEDDPhone」を発売しました!
これまでType 07やType 20といったHEDD AUDIOのモニタースピーカーに搭載されていたAir Motion Transformer(AMT)とは、一般的なボイスコイル型、静磁型(平面振動板型)、あるいは静電システム型と比べてはるかに速く空気を送り出すことができる電気力学的トランスデューサーです。折り畳まれたダイアフラムによって他の方式よりも4倍速く空気を送り出すことができます。これは伝統的な1:1のピストン式動作を凌駕します。
AMTは、クラウス・ハインツ氏によってプロのオーディオ世界にもたらされた魅惑的なツイーターデザインです。ドイツ系アメリカ人の物理学者オスカー・ハイルの発明をベースにしたAMTは、高周波領域での圧倒的な分解能を実現します。
渋谷店にて店頭展示中!
Rock oN渋谷店にはHEDDPhoneのデモ機もあります!
Rock oNスタッフからは「広がりのある音でありながら、しっかりと鳴る低音。解像度も高くスタッフも驚きを隠せない圧倒的高音質!これこそがヘッドホンという名に恥じない仕上がりとなっています!」と驚きと絶賛に満ちたコメントも!
お試しになりたい方は是非お店まで!
オプションケーブルも5種類あります。
・HPC1(標準付属品)
・HPC2(XLRバランス)
・HPC3(3.5mmアンバランス)
・HPC4(2.5mmバランス)
・HPC5(4.4mmバランス)
AMTの仕組みに基づく優れた音の解像を、最先端のヘッドフォンの世界へ
HEDD AUDIOは、定番モニタースピーカーADAM Audioの創業者であるクラウス・ハインツ氏が、理想のモニタースピーカーを追求するために独立し、創業しました。
30年程前、HEDDのCEO兼最高技術責任者であるクラウス・ハインツ氏は、オスカー・ハイル氏オリジナルのAir Motion Transformerの発明に基づいて、最初のコンパクトで市販可能なAMTツイーターを設計しました。それ以来彼はいくつかの改良を重ね、音質を向上させました。現在、革新的なHEDD Series ONEスタジオモニターで体験していただく事が可能です。
近年、ハインツ氏はこの優れたトランスデューサ原理の新しい領域を切り開くために、フルレンジのエアモーショントランスフォーマーの開発に取り組んできました。全可聴周波数帯域(およびそれ以上)を再生するよう、HEDDphoneはVVTを組み込んでいます(特許出願中)。VVTは、AMTの原理をリニアフルレンジ(10Hz – 40kHz)ヘッドフォントランスデューサに拡張するための、新しいダイアフラム・ジオメトリを導入しています。それは、折り目が幅と深さの両方で異なるよう、従来のAMTドライバーの固定された幾何学的構造を変更しました。
HEDDphoneは第4のトランスデューサー・テクノロジーを導入します。それは莫大なダイナミック・キャパビリティと、AMTの仕組みに基づく優れた音の解像を最先端のヘッドフォンの世界へもたらします。正確で、自然のままの、そして感動的な音楽再生にとって本当に重要な部分に於いて、HEDDphoneは最も優れています。
エアモーショントランスフォーマーは、ローレンツ力に基づいて空気を単一の折り目で動かすための電磁駆動装置です。ダイヤフラム自体にはアルミ導体の回路が印刷されており、強い磁場(紫色の矢印)で囲まれています。
図中の点は、ゼロクロス状態(黒の点)から正の半波(緑の点)と負の半波(赤の点)を経由して正弦波状の波形を生成する個々の折り目の動きを示しています。 結果として得られる空気の流れ(青い矢印)は、個々の折り目が動く速度よりも4倍速くなるということです。これは、高速トランジェント(シンバル、ギターの弦など)で音楽信号を再生する場合の大きな利点です。
記事内に掲載されている価格は 2021年6月9日 時点での価格となります。
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