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Solid State Logicが、THE BUS+をハードバイパス仕様に改造したバージョンを発表しました!
このバージョンはステレオバスコンプレッサーとD-EQを搭載したTHE BUS+をコンサート、ライブ、放送設備用途向けに電源OFF時でも信号が遮断されない仕様になっており、急なトラブルでTHE BUS+への電源供給が途切れた場合でも信号が途切れず、放送・コンサートやイベントの現場でも安定した運用が可能です。
* 電源断を瞬時に判断しリレー回路を使い信号本線をバイパスさせます(バイパスする際に一瞬信号が途切れます)
* 電源回復後改めてコンプレッサー/D-EQ部に信号を通す際は再起動が必要です。
* 国内での施工期間が必要なため通常納期よりもお時間をいただきます。
* すでに弊社から出荷された製品を施工することはできません(すでにお持ちの機器を施工することはできません。)
市場予想価格は484,000 (税込)です。
THE BUS+とは
●SSL伝統のバスコンプレッサーを基本に、4つのサウンドカラーを備えた多機能ステレオコンプレッサー
THE BUS+は、SSL伝統のバスコンプレッサーを基本に、4つのモード、4つのサウンドカラーを備え、さらにダイナミックEQを搭載した多機能ステレオコンプレッサーです。
デザインの根幹はオリジナルのSSL Bus Compressor回路に忠実でありながら、これを基盤としていくつかのユニークなサウンドのカラーと高度な処理ツールを追加しています。
主な特徴
・高性能2181 THAT VCAを使用。
・クラシック・ステレオ、S/Cサミング(LRサミング)・ステレオ、デュアル・モノ、ミッドサイドの4つのモード。
・リリース「Auto 2」、レシオのマイナス設定など、これまでのSSL Bus Compressor にはない設定値を追加。より柔軟にサウンドをシェイプすることが可能。
・通常のSSL Bus Compressorサウンドに加え、さらに3つのサウンド・カラーを搭載。 ハーモニック・ディストーションを加えサウンドに厚みと心地よい歪み感をもたらす4Kモード、低周波の歪みを低減し、クリーンなボトムエンドを実現するLOW THDモード、コンプレッションの特性を変化させ、よりリラックスしたコンプレッションスタイルを実現するF/Bモードと4つのサウンド・カラーであらゆるソースに適応。
・デジタルコントロールを採用し、 精度の求められる作業でも優れたパフォーマンスを実現。
・2バンド・ダイナミックEQ(D-EQ)
・Bus CompressorとD-EQのプリ/ポストを設定可能。
・サイドチェイン・ハイパスフィルターを10Hzステップで最大300Hzまでコントロール可能
・パラレルコンプレッションのためのミックスコントロール
SuperAnalogue回路を搭載したラージコンソール9000シリーズのようにクリーンでパンチのあるサウンドも、初期SSLコンソールの代名詞である4000Eのようなアグレッシブなサウンドも実現することが可能です。
SSLを象徴するアナログプロセッサーであるSSL Bus Compressor。1976年に発売されたSSL 4000 Bコンソールから現在に至るまで、何世代に渡りBus Compressorは常にコンソール・センターセクションの要となってきました。
多くのトップエンジニアやプロデューサーにとって、SSL Bus Compressorは独特なグルーブ感とパンチのあるサウンドにより楽曲にドライブとエネルギーを加え、ミックスをより完全なものとする最も信頼できるプロセッシングツールであり続けています。
THE BUS+の回路設計は、オーディオ・パスに2181 THAT VCAなどのハイグレードなコンポーネントを使用することにより優れたアナログ・パフォーマンスを実現するだけでなく、求めるサウンドを完璧に実現するために4つの動作モードと4つの異なるコンプレッション・カラーを組み合わせることができる、非常に柔軟なプロセッサーとなっています。
さらにTHE BUS+は、ダイナミック・イコライザーを搭載しており、ステレソース、2ミックスはもちろん、ヴォーカル、ベース、ナレーションなど様々な用途や音源に高いレベルで対応することができる、汎用性と柔軟性の高いアナログ・サウンド・ツールです。
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記事内に掲載されている価格は 2023年4月7日 時点での価格となります。
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