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waldorfが8ボイス・バーチャル・アナログ・シンセサイザーKyraの世界限定200台のリミテッド・バージョン「Kyra SE Seablue」を発売しました!
Kyra SE SeablueはKyraに特別なカラーリングを施した限定生産モデルで、サウンド、プリセット、機能などの仕様は通常バージョンのKyraと同じです。
Kyraは最大8パートを同時に使用できるパワフルなバーチャル・アナログ・シンセサイザーです。真のマルチティンバー・シンセサイザーとして、パートごとに最大32ボイス/全体で最大128ボイスを同時に使用でき、それぞれのパートを完全に独立した「1台のシンセサイザー」として使用できたり、レイヤーやスプリットを設定することで重厚で変化に富んだサウンドを作成可能です。
パワフルなオシレーターやフィルターに加え、EG + LFO + MODマトリクスなどのモジュレーター、9種類のエフェクトを搭載。24ビット/96kHzでDAWとのインターフェースが可能です。最新のFPGA テクノロジーの採用で、これまでにない脅威的な処理能力と安定した動作を実現しています。
全体で最大128ボイス、独立した8パートを同時に使用可能
Kyraは各パートを完全に独立した音源としてレイヤーやスプリットを組むことで重厚で、複雑な変化に富んだサウンドを作成可能です。
パワフルなオシレーターやフィルター、EG, LFO, モジュレーション・マトリクスなどのモジュレーター、9種類のエフェクトを搭載。24ビット/96kHzでDAWとのインターフェースが可能です。
本体の設計は全面的に「FPGA テクノロジー」が採用されており、脅威的な処理能力、低消費電力、安定した動作を実現。従来のバーチャル・アナログ・シンセサイザーとは異なる動作原理により、高いパフォーマンスを誇ります。
膨大なバリエーションの波形を内蔵するオシレーター!
オシレーターには4096波形を使用可能な2基のオシレーターが搭載されています。それぞれベーシックなシンセ波形と18ビット・リニア PCMの4096種類にも及ぶウェーブテーブル波形を使用でき、オシレーター・グループ間でハードシンク、リング・モジュレーション、FMが可能です。
2つのオシレーター・グループにはそれぞれ4種類の波形から選択できるサブオシレーターを搭載。オクターブで重ねて低音を強化したり、メインのオシレーターと近いチューニングにして量感を足すことができます。
さらにHypersawモードを使用すると2基のオシレーター・グループは6個のノコギリ波で構成される1つのサウンドソースに切り替わります。そしてDualモードを選択するとHypersawアルゴリズムが2倍になり、合計12基のノコギリ波とステレオで動作する2基のフィルターによる真のステレオ・パスが構成され、更に強力なサウンドになります。
多彩なフィルター・タイプも搭載!
目的のサウンドを生み出すためには柔軟なフィルターが必要です。Kyraには多彩なフィルター・タイプが用意されており、作り手の多様なリクエストに応えることができるものが幅広く搭載されています!
・2-pole (12dB/octave)
・Low pass (12dB LP)
・Band pass (12dB BP)
・High pass (12dB HP)
・4-pole (24dB/octave)
・Low pass (24dB LP)
・Band pass (24dB BP)
さらにデュアル・フィルター・モードに切り替えるとシグナルパスが変更され、デュアル・パラレル・フィルターによるステレオ・サウンドを構築できます。特に左右で位相が異なる「ステレオ LFO」でデュアル・フィルターをコントロールすると、広がりと奥行きのあるステレオ・サウンドを作成できます。
他にもKyraには同時に使用可能な9種類のエフェクト、3基のエンベロープ・ジェネレーター、3基のLFOが搭載されており、心ゆくまで音づくりが楽しめる仕様です!
昨今ソフトウェアシンセサイザーが音楽制作で使われることが多いですが、Kyraのようなハードウェア・シンセサイザーであればCPUの負荷やレイテンシーなどを気にせず、存在感のあるシンセサウンドが存分に楽しめます。
Kyraも好評発売中!
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記事内に掲載されている価格は 2022年12月26日 時点での価格となります。
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