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皆さんこんにちは!ACID渋谷です。
今日は数々のカスタムイヤーパッドを世に送り出すYAXIから登場した新モデルFIX90のレビューをお届け致します!
YAXIと言えば当店でもSONY MDR-CD900ST用のイヤーパッドstpad-DXシリーズなどすでに定番的な人気がありますが、
今回登場したFIX90は丸型。PHONON SMB-02や多くのDJ用ヘッドホン最適な仕様になっています!
それでは、個人的に使用しているPHONON SMB-02に実際に装着し、レビューしてみたいと思います!
丸型前面板直径86-90mmのヘッドホンに交換可能
まずは対応機種を確認しましょう!
対応機種
・PHONON SMB-02 PIONEER HDJ-2000 / HDJ-1500
・AUDIO TECHNICA ATH-PRO700MK2
・AKG K545 / K845 / K181 DJ UE / K182
・SENNHAISER URBANNITE XL WIRELESS / URBANNITE XL G
・SKULLCANDY MIXMASTER S6MMDM
・RAZER KRAKEN PRO / KRAKEN USB / KRAKEN 7.1 Choroma / Forged KRAKEN
PHONON SMB-02やHDJ-2000、AKG K181DJなど、耳を包み込むタイプではなく、載せるタイプのイヤーパッドと交換すると効果が抜群です。
PHONON SMB-02に装着してみました!
私は普段PHONON SMB-02を愛用しています。解像度の高さとダンスミュージック系でも楽しく制作できる低域、そしてそれでも破綻しないバランスが気に入っています。住宅事情で自宅作業ではヘッドホン着用が中心の為、長時間の使用でも耳が痛くならないパッドを探していたところに、FIX90が颯爽と登場してくれました。せっかくなので使用感をレビューしたいと思います。
まずは元のイヤーパッドを取り外します。柔らかく伸縮性のある素材でできている為、引っ張れば簡単に取れます。
イヤーパッドを比べるとYAXIの方がやや厚みがあります。
取り付けも簡単です。パッドの淵を引っ張りながら、ハウジングの溝に嵌めて回していけば直ぐに取り付けることができます。両側交換で5分もかかりませんでした。
実際の使用感について。音の奥行きを聴き取りやすくなった!
素材もより張り/弾力がありますね。元のイヤーパッドは形状と厚さの関係から、耳がドライバーを覆うメッシュの部分に若干当たるようになっていましたが、FIX90はまずパッドの穴部分が耳型になっている為、すっぽりと耳が覆われ、遮音性と装着感が高まりました。そして厚さが増している為、耳とドライバとの間に空間が生まれることによって、聴感上の奥行き/立体感が増します。ドライバの振動が直接耳にこないので、より正確なジャッジが下せるようになったと感じます。個人的には例えばミックス前のスケッチの時など、音が飽和している状態でも冷静になれるように感じました。空間系エフェクトの余韻や強いアタックのあるリズムマシンのリムショットのリリースなども聴感上聞き取りやすくなったイメージです。
PHONON SMB-02ユーザーの方、ぜひお試し下さい!
ACID 渋谷
記事内に掲載されている価格は 2016年6月27日 時点での価格となります。
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