Pro Light & Soundはその展示会の名前の通りステージ周りの機材が多く出展されています。そんな中、Speakerメーカーをいろいろと覗いてきたのでダイジェストでご紹介します。
d&b audiotechnik
国内でも大規模な会場でよく見かけるd&b今年のTOPICはDanteへの対応。NAMMで発表になったDanteのソリューションが展示の中心。DS-10はDante to AESのDD Convertorです。
そこで変換されたAESは同社のアンプD80に接続されます。こちらのアンプもDSP内臓でプロセッサーを介してから増幅を行います。このセットであれば、ミキサーからのDante信号をスピーカー直近のアンプまでデジタルのままEthernet Cable1本で伝送することが可能。ノイズの影響無しのシステムになりますね。
指向角を考えぬかれたHF用のスピーカー。特徴的なホーンの形状をしていますね。ネットワーク基板がむき出しなのがなんともそそるので写真に収めてしまいました。
OUTLINE
巨大ロボ出現!!よく見ると各パーツがスピーカーになっているOUTLINEブース。こちらもLIVE用のスピーカーメーカーです。こんな遊び心ある展示なかなかありませんよね!!
KURT MULLER
スピーカーのコーン紙、エッジなどを展示しているこちらのKURT MULLER。実際にコーン紙単品などを販売しているスピーカーのユニットメーカー。このようなメーカーがブースを出しているのがPro Light & Soundの特徴ですね。
RCF
ヨーロッパ最大のスピーカーメーカーであるRCFは巨大なブース。Rock oNでもStudio MonitorシリーズであるAYRA、MYTHOシリーズが好評です。しかしここはProLight & Soundの会場。巨大なLIVE向けのラインナップがずらりと展示されています。
そして、国内では見たことのないRCFのコンパクトミキサーシリーズ”E”が展示。なかなか使いやすそうなミキサーですね。DSPエフェクトも搭載されています。
更にiOSコントロールのデジタルミキサー”M DIGITAL MIXER”も。Mackie DLシリーズ、PreSonusのStudioLiveシリーズなどにも登場しているサーフェイスを持たないデジタルミキサー。8ch mic入力の小型のものから、16ch mic入力のそこそこの規模まで4機種がラインナップされています。内臓のエフェクトも搭載され、USB接続でオーディオインターフェースとしても利用できるというオールインワンモデル。制作にもライブにもと欲張りな方こんな製品はいかがですか?
NEXO
専用のプロセッサーによりチューニングされ当品位なサウンドを提供するNEXOは、新製品であるコンパクトなiDシリーズとそのプロセッサーDTDシリーズを展開。バランスの良い出音を持つNEXOが小規模なスペースでも利用できるようになってきています。
記事内に掲載されている価格は 2016年4月7日 時点での価格となります。
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