SENNHEISERはVRコンテンツのためのマイク、新製品”AMBEO VR MIC”を出品!
AMBEO VR MICは4つのカプセルを持ち360°の立体録音が可能な、VRコンテンツに最適のマイクです。
VRグラスをかけることで頭の方向に追従する360°の静止画や動画が楽しめ、まさにその場にいるような体験ができるのがVRの魅力ですが、それに音も追従させればもっと体験が豊かになるのではないか。その提案としてSENNHEISERはAMBEO VR MICを開発しました。
https://youtu.be/miVNsupbnaY
要は、こういう動画ですね。
・PCの方は動画をクリックしたままマウスを回してしてください。
・スマホの方はスマホを持って回ってください。
360°の視野があります。
(ちょうど良いサンプル動画が無く…アテレコのCGですみません。 by IH富田)
仮にこれが実写だとして、カノジョの声や扇風機の風音、アンビエンスが視野と共に360°回ったら…「最高!」ということです。
旅行や絶景ものの動画なんていいかもしれませんね。サラウンドとは違う、強烈な没入感があるでしょう。
さて、話題を製品にもどします。
4つのカプセルはそれぞれ FLU (前左上) , FRD (前右下) , BRU(後右上) , BLD(後左下)を向いていて、集音された音は本体下部のコネクタから4つに分岐するXLRコネクターを通じてオーディオI/Fに入力。『AMBEO A-B format converter』というソフトウェアを用いて
W-無指向、そして
・X-前後
・Y-上下
・Z-左右
の各3次元方向への双指向へ変換します。
サラウンドやバイノーラルなど3D Audio技術に力を入れているSENNHEISER。Inter BEE 2016会場でもVRコンテンツの制作システムが多く出展され、エンタメのみならずWEBや放送業界の注目度の高さも感じました。VRマイクの先駆け、SENNHEISERの今後が楽しみです。
Writer. Tomita
SENNHEISER
http://www.sennheiser.co.jp/
記事内に掲載されている価格は 2016年11月18日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ