AVID Connect 2018ではこれまで推し進めてきたCloudサービスを一つにくくり『Avid | On Demand』とする紹介が行われました。サービスとしてはMedia Centralシリーズの延長線上にそのプラットフォームとしてのバックボーンを強化するサーブス群。
Avid | AIは、セリフを入力してのコンテンツの検索。例としてハンズオンをしていたのはマズルフラッシュ(銃口からの発射時の光)と検索して、銃を発射しているシーンを探す。というものを行なっていました。本当に素材一つ一つにメタデータを入力しなくてもこの様なシーン検索が可能になるとしたら革命的な出来事となるでしょう。バックグラウンドではMicrosoft Azure上での動作なので、Microsoftの技術が活用されているということ。ビッグデータ、AIといった分野に強いITメーカーとの協業は思わぬところに多大な恩恵をもたらすことになるのでしょうか。その実力が非常に楽しみなところ。
ストレージ容量もスケーラブル。処理速度もクラウドサーバー次第で高速化が可能。もちろん世界中どこからでもアクセスが可能。LTOでのアーカイブシステムとの連携も可能とのことです。
そしてCloud上での編集を実現するEditrial On Demandは先進の共有環境を提供します。これまでにもMedia Composer UX、Media Composer Cloudとして磨き上げてきたものがOn Demandとして登場です。
改めて、これまでのテクノロジーをこれらのスライドで確認下さい。Media Centralは機能としては基本的に同じOn Premiseでのサービスはこれらの製品群。Cloudベースの製品群に一つブランドを付けたというイメージでしょうか。サードパーティーのアプリケーションとの連携も得意とするMedia Central。それがOn Demandとしてどの様な活用がスタートするのでしょう。
ハンズオンデモで紹介された画面をいくつかお届けいたします。
Avidhttp://www.avidblogs.com/mediacentral-editorial-management/
記事内に掲載されている価格は 2018年4月9日 時点での価格となります。
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