Core Soundというメーカーを皆さんご存知でしょうか。1989年に設立されたバイノーラルマイクのメーカーで、現在ではアンビソニックマイクも手がけています。2007年にはすでに4chのアンビソニックマイクをリリースしており、現在増えつつあるアンビソニックマイクの先駆者とも言えるメーカーです。
そんなCore Soundのブースではアンビソニックマイク「OctoMic」が展示されていました。
よく知られているアンビソニックマイクは4つのマイクがついた1次アンビソニックのものが主流ですが、こちらの製品は8つのマイクが搭載された2次アンビソニック用マイクです。
「OctoMic」の下部の12芯から8chのXLRアウトに出力されます。
8chバラバラで出力されたものがアンビソニックのA-Formatとなり、そこから「OctoMic」付属のVSTプラグインで9chの2次アンビソニックのB-Formatへとコンバートされるといった仕組み。(ここはSennheiser AMBEO VR MICと同様ですね)
すでに主要DAWやFacebook 360などでの動作が確認されているとのこと。今までに前例のないコンパクトサイズの2次アンビソニック用マイクという、アンビソニックの先駆者である「Core Sound」らしい画期的な製品。
アメリカでの販売価格は$2,000、すでに受注も開始しているとのことで、急速に広まりつつある3次元録音の世界に一石を投じる製品となりそうです!
Writer.Suzuki
記事内に掲載されている価格は 2018年10月20日 時点での価格となります。
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