SONYブースからは26年ぶりのレコーディングマイク新製品Hi-Res Microphone2機種が参考出展。特にサイドアドレスタイプ『C100』は50Khzまであまり減衰しないコンデンサーユニットをベースとして作成。
現在でも周波数帯が超高域まであるマイクは限られており、(SANKENやSennheiser、Earthworksなど)エンドアドレスでは数本ありますがが、ボーカルも録れて、サイドアドレス型でそれを実現するはほぼ初めてと言って良いですね。
50kHzまで全くフラットというわけではなく、C800Gの特性を見ながら調整。2way構成にすることで超高域を実現。(クロスポイントは25kHzとのこと)
同社、故大賀典雄氏がかつて『ソニーの最高技術を駆使した最 高の機器で、最高の音質を世の中に提供しよう』をテーマに作成した銘機C-800G。
今なお世界的評価を受けているC-800Gも最終的にはCDの音をターゲットとしていました。CDを超えたコンテンツを楽しめるようになった昨今、その遺産を生かし完全自社生産として生産されたのが今回のHi-Res Microphone『C100』。
https://twitter.com/rockoncompany/status/920656530189381632
今回は参考出展とのことで詳細な情報や価格などは未定とのことですが、すでにいくつかのスタジオでテストレコーディングを行い高い評価を得ているとのこと。また価格面はDAW自体の価格低下や大型業務用スタジオの減少などを踏まえ、プロのプライベートスタジオで使用される価格レンジを想定しているとのこと。C800Gより安い価格となることは間違いなさそうです。今回は参考出展でしたので続報にご期待ください!
Writer. Takemoto
記事内に掲載されている価格は 2017年10月19日 時点での価格となります。
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