いよいよ始まりましたAES 147th CONVENTION in NY。初回のスペシャルイベントはオープニングセレモニー&今年のAESアワードの授賞式です!
AESの具体的な活動について
オープニングセレモニーはAESのプレジデント(会長)、Nadja Wallaszkovits氏による挨拶と、近年の活動・イベントの紹介からスタートしました。
さらに、Co-Chair(共同司会)を務める
・Agnieszka Roginska ( Music Associate Professor, Music Technology / New York University )
・Valerie Tyler ( Webmaster / College of San Mateo )
・Jonathan Wyner ( Mastering Engineer, Professor / M Works Mastering、 iZotope、Berklee College )
という御三方からの挨拶があり、AESアワードの表彰式が始まりました。
AES AWARDSとは
エンジニアリング、テクノロジー、そしてサービスや芸術などの観点から、オーディオの分野への顕著な貢献をした人々を認め、敬意を表して表彰するプログラムです。
今年の受賞者の方々をご紹介します。
・The AES CITATION – Pat Parker
・The HONORARY MEMBERSHIP – Grandmaster Flash
・The BOARD OF GOVERNERS AWARD- Gavin Kearney, Mariana Lopez, Michael Santucci, Jim Starzynski,Jonathan Wyner
・The FELLOWSHIP AWARD – Anthony Angelo, Martha De Francisco, Michael Kelly, John Krivit, Jan Abildgaard Pedersen, Joshua Reiss, Takehiro Sugimoto, Terri Winston
・The DISTINGUISHED SERVICE MEDAL AWARD – Garry Margolis
・The SILVER MEDAL AWARD – Marina Bosi, Louis D. Fielder
まとめ
優れたエンジニア、アーティストが歴史と権威のある機関に、その腕を認めてもらえるということは大変光栄なことだと思います。
また、このような機会があることで、オーディオに関わる技術が進展するきっかけとなることも大いにあり得るでしょう。
歴代の受賞者は上記リンクに掲載されていますが、日本人はそう多くはありません。しかしそれは決して「日本に優れたエンジニアが少ない」という訳ではなく、単にタイミングやきっかけの問題であると私は信じています。日本の素晴らしいエンジニアの方、そして若いエンジニアの受賞者がこれからもっと増えるよう願っています。私たちRockoNはそのような方々を含む、全ての音楽に関わる皆様を少しでもサポートしていけるように今後も全力を尽くしたいと思います。よろしくお願いします!
Writer.しまモン
記事内に掲載されている価格は 2019年10月18日 時点での価格となります。
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