閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
AES2019

18
Oct.2019
REPORT

AES2019 Day2 : 1SOUND

373A2401re

AES NY 2019の会場で出会った新しいメーカーがこの1SOUND。設備向け?という見た目をしてはいますが、非常にクオリティの高いサウンド。話を聞くとLou Mannarino氏が今年立ち上げたメーカーだということ。ミキシングエンジニアとして、そしてハイエンドの設備音響システムのデザイナーとして知られるMannarino氏。

数年前に登場したK-Arreyというケーブル状のスピーカーをご存知でしょうか?この製品もMannarino氏の立ち上げたブランド。氏のアイディアを形にした製品の最新作がこの1Sound。

373A2402re

こちらが現在ラインナップされているうちのメインとなる3製品。

Cannon Coaxialと呼ばれる思想により、コンパクトながら十分な低域を再現できるというのが、両サイドにあるCANNON C5とCANNON C6。同軸2WAYにスピーカー背面にパッシブラジェーターを備えた構造。

C5は5inchのユニットなので、Aruratoneくらいのサイズと言えばわかりやすいでしょうか?約20cm角となります。設備へのインストールを考えられているので、背面のコネクターはスピコンで、インピーダンス切り替えのスイッチが備わります。

373A2403re

そのサウンドは、非常にタイトで豊か。昨今のPAスピーカーのサウンドからすると、以上に柔らかく、モニタースピーカーのような音色を持つ製品。豊かな低域と言いますがカタログ上は5inchということもあり、70Hzからとなっていますが、体感的にはもっとしっかり鳴っている印象でした。

1+SOUND+MS34+FRONTre

単品の写真を撮り忘れてしまったのですが、非常に技術的に面白かったのがこちらのMS34と呼ばれるモデル。M+S Speakerと書いてあり、一体何のこと!?と思い話を聞いたのですが、この一つの筐体に3つのスピーカーが入っていて、それぞれ、L,M,Rとして駆動をするということ。アンプの前にプロセサーを設置することでモノ成分を別に取り出し、センターのスピーカーで再生。それに左右のスピーカーから、ステレオ音源を加えるということを行っています。

これにより、非常に広いスイートスポットを得ることに成功しています。ステレオは ご承知の通り、センターのモノ成分は、ファントムで定位させます。それをしっかりと単独のスピーカーから鳴らすことにより、左右にリスニングポイントがずれたとしてもセンターをしっかりと感じることの出来る出力を実現しています、実際に試させてもらいましたが、なんとも不思議な感覚、センター定位が、移動をしてもついてくる感覚です。

このような興味深いテクノロジーをお披露目しているのもAESらしいですね。ディーラーを絶賛募集中ということです!!

1SOUND
https://www.1-sound.com/

Writer.Yousuke

この記事、あなたの評価は?

記事内に掲載されている価格は 2019年10月18日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

Ableton Live10 CV TOOLS誕生アイデアの源泉を聞く:Dyla…
Ableton本社サウンド部門責任者 Dylan Wood氏に「CV Tools」誕生アイデアの源泉を聞く事が出来ました!
Line 6 Helix 開発者インタビュー 〜モデリング哲学がめざす最終的なゴ…
Eric Klein氏にHelixの秘密をインタビューする事が出来ました!開発者が目指すモデリング哲学のゴールとは!?
iZotopeが放つ未来のマスタリングツールOzone 9 在庫限り特価で販売中…
新機能追加など更なる進化を遂げ、未来のマスタリングツールと呼べるプラグインに!
AES 2019 Day3 : Softube
スウェーデンのソフトシンセ/ハードウェアメーカーSoftubeからはConsole 1 Faderが登場!
AES2019 DAY4 : テクニカルプログラム
メーカー展示会終了後にもDolby Atmosやサウンドシステム構築のテクニカルプログラムが開催!
AES2019 DAY3 : GIK ACOUSTICS
AESにレコジャケが…!?と思ったら、GIK Acousticsの防音・吸音材!
AES 2019 Day4 : ZOOM
痒い所に手が届く画期的な製品を次々と生み出しているZOOMからは新製品、Livetrak L-8が発表されました!
AES2019 DAY3 : ダイジェスト2
AES NY 2019のまだまだお伝えしたいブースをダイジェストでご紹介!
AES 2019 Day3 : ダイジェスト1
ついに3日間の展示を終えたAES NY 2019。その会場の熱気すべてをお伝えすることは出来ていませんが、ダイジェストにて、少しでもご紹介出来なかったブースの展示をご紹介いたします。
AES 2019 Day3 : Terry Audio
Terry Audioは、ミュージシャンでエンジニアのMarshall Terry氏が厳選したパーツでハードウェアを制作しているメーカーです。ポップでアーティスティックなデザインが目を惹くCEQという製品が展示されていました!
AES 2019 Day3 : Sound Particles
まだ国内では、紹介されていない3D Audio制作ツールを展開するSound Particles。今後の伸びしろを非常に感じる新興のメーカー。
AES2019 DAY2 : セミナーレポート
AESでマシンラーニングやイマーシブオーディオについてセミナーも開催!
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company