AEC、IBCではSLRに最適なポータブルレコーダーの出品で毎回話題となるZoom。今回も期待通りの製品ラインナップで私たちを迎えてくれました。
Q2n
“ミュージシャンのためのカメラ”。一見、スマホに取り付けるオプションカメラのように思えますが、これ単体で機能します。手のひらサイズでとても 小さく、単三電池2本を含む重量もたったの150g前後。iPhone 7 Plusが188r、iPhone 6sが143g、といえばその軽さが分かるでしょうか。
メディアにはSDカードを利用し、MPEG-4 AVC/H.264 で録画。最高解像度はHD 1080p / 30 fpsということで、Toutube配信であればちょっとした作品作りにも応用できるスペック。5段階のデジタルズームやシーンセレクトと呼ばれる風合いのプリセットで、簡単にムーディーな動画が作れます。
マイクは120° XY ステレオ方式。全面グリルに凹凸が付いているのは、ユーザーにXYステレオマイクを認識させるためのデザイン加工ということです。
これで2万円前後ということですから驚きです。気軽な弾いてみました動画から作品作りまで楽しめそうです。また単純に、GoProのようなハンディカメラとしてもこのコンパクトさが活きると思います。この価格であれば複数個の導入も面白そうですね。
F8
“プロレベルの映像作家やサウンドデザイナーのためのフィールドレコーダー” F8。
24ビット/192kHzでハイレゾコンテンツに対応。EIN -127dBuの超低ノイズ設計のマイクプリアンプを8基搭載。それぞれに独立したリミッターも付いています。そのほか24時間で誤差0.5フレーム以内の高精度なTCXO タイムコードを搭載し、BNCによるジャムシンクも可能。
メディアは最大512GBまでのSD/SDHC/SDXCカードに対応。SDカードスロットは2基用意され、冗長性をキープ。本体下部にある三脚ネジ穴があり、付属のカメラマウントアダプタを使用すれば、DSLRカメラをマウントすることも可能。
Bluetooth搭載のF8は、iOSの『F8 control』で遠隔操作ができます。録音、再生、停止、早送り、巻き戻し、パン、フェーダーレベルまで、基本操作が行え、さらにバッテリー残量やタイムコードのモニターとしても利用できます。
F4
F8同等のマイクプリアンプを備えたマイクプリ4基モデルのF4。ZOOMマイクカプセルインプットを装備し、最大6トラックとステレオトラックの合計8トラックのマルチトラックレコーディングが可能。
Writer. Tomita
ZOOM
https://www.zoom.co.jp/ja
記事内に掲載されている価格は 2016年11月18日 時点での価格となります。
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