国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!
NAB 2024のIT系の企業が集まるWest Hallで面白いソリューションを展開しているメーカーが有りましたのでご紹介したいと思います。その名もAI DUBBING。メーカーは3PLAY MEDIAという会社。
https://www.3playmedia.com/services/localization/ai-dubbing/
写真だけでは何も伝わらないサービスなので、「翻訳吹き替え」このキーワードに反応してしまった方は、上記リンクの動画をまずは御覧ください。
クラウド上で提供されるこのAI DUBBINGサービスは、アップロードされた動画の音声から、テキストを作成します。ここまでは、多くの編集送付とでも可能な技術です。ここでもAIが活用されているのはご承知のとおりかと思います。身近なところでは、Youtubeの字幕機能もAIでの自動生成ですよね。
AI DUBBINGはここからまだまだ動作を続けます。次に「翻訳吹き替え」ですので、AIによる自動翻訳で生成したテキストが置き換えられます。これも、いくつかのソリューションですでに現実のものとなっている機能ですので、それほど驚きませんよね。
そしてシンセサイズ・ボイスによる読み上げが行われます。これもただ単純に読み上げるのではなく、動画の口の動きをサーチして言葉の尺を合わせたりといった手の込んだ処理が含まれるということ。
それから動画の音声を差し替え、その結果を人間がクオリティーチェックし、必要ならば手動で修正を行い仕上がったデータをダウンロードするという流れです。
喋らせるところまで、一気通貫にやってしまうのはすごいと思いませんか?クラウドベースなので、AIの学習が進めばその分精度も上がりますし、多言語対応などの際に、各国語を話すナレーターを揃えたりという手間もなくなります。もちろん現時点では、荒いところもありますが、このAIにより短縮できる工数を考えると目を潰れる範囲だと言えるのではないでしょうか?何と言っても日本語にも対応しています!!
Youtubeに溢れる、生成ボイスに慣れた世代であれば、違和感を感じずに受け入れてしまうのではないでしょうか?このような技術製品が他にも会場のあちこちに展示されていましたが、その中でも、全てのプロセスを行ってしまうこちらのソリューションをピックアップしてご紹介いたします。
3PlayMedia
https://www.3playmedia.com/
記事内に掲載されている価格は 2024年4月18日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ