AVIDの認証をとったEthernet関連製品をリリースするATTO。古くはSCSIカードが有名でしたが、TB to 10GbEのアダプターで再び身近な製品となってきています。
このPCIeの40GbEの製品も、Thunderlinkという製品名のTB to 40GbEアダプター、両者ともにAVID NEXISとの認証の取れた製品。40GbEのSwitchの低価格化により、ぐっと身近になったこれらの製品。ボトルネックを作らないためには、回線は速いほうが良いですよね。
このような実際にNEXISに接続した展示も行いAVIDとのパートナーシップを全面に打ち出していました。PCIeシャーシがあれば、PCIeのカードで、そうでなければTB to ETH(TB2もTB3もどちらの製品もあります)で、とユーザーのシステムに合わせて選択できる幅広いラインナップ。今回の展示では、Mellanoxの40GbEのSwitchを挟んでの展示が行われていました。
もう一つ面白い製品があるということで紹介してもらったのがこのXstreamCOREシリーズ。こちらの展示製品は、16G Fiber Channel対応ですが、40GbE対応の製品もあるのでそちらがオススメと、教えてもらったこの製品。FCもしくは、40GbEでこのボックスとネットワークを組み、こちらの製品にSASのJBOD等のストレージボックスを接続することで、ファイル共有が行えるというシステム。150万円前後とそれなりに高価な製品ではありますが、6000MB/s、1,500,000 4K IOPSという強力なスペック。コストの安いストレージシャーシに高速なSASを用意することで、一定以上の規模のシステムでは価格の反転が起こるということ。高速かつ大容量のミドルクラスの製品を検討する際には、候補に上げても面白いと思います。
10GbEを飛び越えて、40GbEが当たり前になってきていることを感じさせる展示が展開されていたことをご報告しておきます。
Writer. Yosuke
記事内に掲載されている価格は 2017年4月25日 時点での価格となります。
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