本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
NAB2017

23
Apr.2017
REPORT

NAB 2017 : Avid Connect 2017 General Session

NAB2017 Rock oN Show Report

NAB2017 Rock oN Show Report01_04

NAB2017 Rock oN Show ReportNAB2017 Rock oN Show ReportNAB2017 Rock oN Show Report

NAB2017_AVID_DAY1_general-4

遂に始まったAVID Connect 2017。NAB 2017のプリイベントとして早くも4年目。定番のイベントとして定着してきているように感じます。

今年も100以上の国から多くのユーザーが集まりAvidの未来を伺います。このイベントは、ACA = Avid Customer Assosiationのイベントという位置づけで、世界中のユーザーのコミュニティーからの要望、アイディアを集め、実現していこうという取り組みの一つです。Avidはこのようにユーザーに寄り添った、開発姿勢を打ち出しています。

NAB2017_AVID_DAY1_general-1
NAB2017_AVID_DAY1_general-2

朝8:00に開場し、朝食のサービスとともに、パートナー各社のブースが並ぶロビーでの歓談タイム。今日のメニューはクロワッサンサンド。コーヒーを片手に各ブースでの製品説明を熱心に聞く姿場が見られます。その傍らでは、世界中から集ったユーザー同士が、親交を温める姿や、再開を喜ぶ姿も。
NAB2017_AVID_DAY1_general-7

そして、オープニングイベントであるGeneral Sessionがスタート。Jeff Rosica氏より、ACAの活動報告に続き、CEO Louis Fernandes Jr.氏のプレゼンがスタート。毎年、AVIDの今後の方針を占う重要なプレゼン。今年は、「基本方針はぶらさず積極的な発展を」というイメージ。世界的にも、必要とされるコンテンツ数は増加の一途、マスターを配信するプラットフォームも増加しているが、総予算は微増。
NAB2017_AVID_DAY1_general-8

これが意味することは、いかに効率よく制作を行うかに今後の存続がかかっている、まさに変革の時を迎えているということ。生き残りをかけた、積極的な変革が求められているということになる。そのためのCloudサービスであり、制作の全てのツールを持つAvidの強みでもある、と話が続きます。

NAB2017_AVID_DAY1_general-10

そして、Avidの製品がいかに世界中で利用されているかという話が続きます。この写真の右下にあるように、世界中のストリーミング・コンテンツの80~90%が何かしらのAvid製品を利用して作られているということです。

NAB2017_AVID_DAY1_general-11

更に、世界中の企業がAvid製品を利用していることもこのようなスライドで紹介された。日本の企業もここに入っている。このように業界にとって無くてはならない存在であるAvid製品がいかに発展をし、ユーザーの利益に結びつかなければいけないかは説明するまでもないでしょう。

NAB2017_AVID_DAY1_general-12

Avidの現状についても触れられ、順調に業務を遂行している姿勢が強調された。遠くに特許技術の開発については、非常に積極的に行なっており今後のメーカーとしてのベースとなる部分です。
NAB2017_AVID_DAY1_general-13

プレゼンの最後に、この4つが近い将来のキーテクノロジーとして紹介されました。これに関して異論のある方はいないでしょう。IP Video、VR/AR、4K/UHD、Cloudがその4つ。IP Videoは馴染みがないかもしれませんが、Video業界では一番ホットな話題として語られている技術的トピック。

この後、副社長にバトンが渡され、新製品発表に続きます。こちらは、別Reportとして製品ごとにご案内していきます。

Writer. Yosuke

Avid Connect
http://www.avidblogs.com/avidconnect/

NAB2017 Rock oN Show Report

NAB2017 Rock oN Show Report01_04

NAB2017 Rock oN Show ReportNAB2017 Rock oN Show ReportNAB2017 Rock oN Show Report

この記事、あなたの評価は?

    記事内に掲載されている価格は 2017年4月23日 時点での価格となります。

    最新記事ピックアップ

    NAB 2024 Day 4 : Audio-Technica
    Audio-Technicaブースにはモータースポーツの収録に適したマイク、BPシリーズがレーシングスーツと共に展示されてます。中央のBP4027はステレオ仕様のショットガンマイクで、単一・双指向性に対応した高感度ユニッ [……
    NAB 2024 Day 4 : Sonnet Technologies
    Sonnet Technologiesブースには、Thunderbolt 5 eGPUの看板が!Thunderbolt 5は”双方向80ギガビット/秒(Gbps)の帯域幅を実現し、Bandwidth Boos [……
    NAB 2024 Day 4 : Cerevo
    Cerevoブースには新商品であるFlexTall Proの姿が!FlexTall Proは有線・ワイヤレスに対応したタリーランプで、有線の場合はEthernetによるPoEに対応。ワイヤレスの場合はランプ1台を親機とし [……
    NAB 2024 Day 4 : WavesLive
    2024NAMMショーでも話題になったオールインワンのプラグイン・エフェクトラック、WavesLive SuperRack LiveBoxの実機をLawoブースで確認することができました。背面の端子類を確認できたのは、こ [……
    NAB 2024 Day 4 : 3PlayMedia
    NAB 2024のIT系の企業が集まるWest Hallで面白いソリューションを展開しているメーカーが有りましたのでご紹介したいと思います。その名もAI DUBBING。メーカーは3PLAY MEDIAという会社。 ht [……
    NAB 2024 Day 4 : SENNHEISER
    ゼンハイザーは、ロケーション用のマイク、ワイヤレスといった製品を中心に展開。その一角には、もちろんNEUMANNも。さらには、グループの一員となったMERGINGの姿もありました。 Neumannコーナーでマイクは別の場 [……
    NAB 2024 Day 4 : Salsa Sound
    IBCでもレポートをお届けしたSalsa Sound。汎用PCベースで、MPEG-Hのエンコードの出来るこのアプリケーションですが、MPEG-Hのオブジェクト性と同様の考え方で、同時に5.1chと2ch、更には、ナレーシ [……
    NAB 2024 Day 3 : GB labs
    海外レポートでも毎回取り上げているエンタープライズ向けNASのメーカーGB labs。汎用性の高さとその高速性で国内でも多くの導入の見られるNASサーバーの一つです。そのGB labsの最新ソリューションであるNebula NASをご紹介し…
    NAB 2024 Day 3 : Fraunhofer
    MPEG-Hが、世界の放送局、日本の放送局でも次世代放送規格として採用が決まり始めたFraunhofer。NAB 2024ではその最新情報を聞くことが出来ました。
    NAB 2024 Day 3 : Neutrik
    コネクターのリーディングカンパニーNeutrik。XLRのケーブルはもちろんTSR、スピコン、パワコン、イーサコンなどいたるところでお世話になっている同社からDanteのInterfaceが登場しました。 ラインナップは [……
    NAB 2024 Day 3 : AJA
    アメリカ製にこだわるAJA。新製品では有りませんが、NABの会場でも各社の採用が目立つNDIの製品がありますので、ご紹介したいと思います。 こちらがその製品。AJA Bridge NDI 3Gとなります。3G-SDI信号 [……
    NAB 2024 Day 2 : Vizrt
    Rock oNレポートでは初登場となるVizrt。なぜこのメーカーを取り上げるのかというと、Rock oN Awardも獲得しているNDIの開発メーカーであるNewtekを買収し、傘下に収めたため。Vizrtの一部となったNDI、そしてTr…
    Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company