AVID Connect General Sessionでの新製品の発表は、以下の製品。
・Pro Tools HDのDOLBY ATMOSインテグレーション
・Pro Tools FirstのCloud Collabration機能の搭載
・NEXISのAudio向け機能の開発
・Media Composer Firstのデモ
・Media ComposerのScript SyncとPhraseFind機能の復活
・DNxIQの発表
・NEXISの更なる発展(最大容量等の拡張)
・EVSとのパートナーシップ
Pro Tools HDのDOLBY ATMOSインテグレーション
それぞれ、ダイジェストでしたので詳細は、個別に掘り下げたいと思います。注目は、DOLBY ATMOS対応と、Pro Tools FirstへのCloud機能の実装。特にFirstへのCloud機能は、裾野を一気に広げる可能性のあるビッグニュースではないでしょうか。
★DOLBY ATMOS対応の詳細はこちら!>
http://www.miroc.co.jp/?p=183206
DNxIQの発表
DNxIQはこれまでのDNxIOのThunderbolt portがTB3に変更された製品。正常進化と言えるのではないでしょうか。
Media ComposerのScript SyncとPhraseFind機能の復活
この発表が、会場が一番盛り上がった瞬間。日本語への対応はどれくらい実現するのでしょうか?英語では、かなり高性能に動作している様子がデモされました。
EVSとのパートナーシップ
EVSとの連携により、AVIDがこれまでリーチできなかったInjestとPlayoutを手に入れると、かなり力の入ったプレゼンが行われていました。シェアの大きいEVSのパートナー参加でワークフローとしてかなり強力になったと思われます。どれほどのレベルで連携が実現するのか詳細が気になるところです。
Media Central | Cloud UX
そして、Cloudに関して。新しく、Media Central | cloud UXと呼ばれるソリューションが発表されました。VM = Virtul Machineの技術を活用し、従来のOnpremise(ローカルサーバー環境)、パブリックCloud環境問わずに利用できるスタイルへと柔軟性を持つとのアナウンスがありました。
Flexibiltyと盛んに言っていたのですが、これも詳細やリリース時期はこれからの発表をまたなければなりません。とは言え、一歩進んだ環境の提案を行っているというインパクトはしっかりと感じることができました。
こちらが、そのMedia Central | Cloud UXのブラウザ画面。ブラウザ上でのスクラブ、プレイなどを実現し、埋め込んだメタ検索もGUI状にグラフィカルに表示されていました。非常に使いやすそうな製品。検索速度が早いのも特徴になるようです。デモでは、4つのワードで、検索を行い0.16sで検索完了!とアピールが有りました。
随時詳細わかりましたらお知らせしていきますので、お楽しみに!
Writer. Yosuke
Avid Connect
http://www.avidblogs.com/avidconnect/
記事内に掲載されている価格は 2017年4月23日 時点での価格となります。
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